COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

"1988" ~Ver1.2_EXエラッタ後第二シーズン総括~

1988年度生まれ世代とは (センキュウヒャクハチジュウネンドウマレセダイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

「ハンカチ世代」と言うとピンと来る人も多いだろう。

実績的には「マー君世代」なのだが。

未だに昨年の巨人vs楽天日本シリーズ第7戦、9回裏前の「あとひとつ」大合唱はトラウマだったりする。俺は巨人ファンなんだ。

最も、世間は今阪神vsソフトバンクだったりするのだが・・・

 

COJ換算すると、この1988年世代はこうなるらしい。

(追加待ってます)

 

なんでこういう話をしたかというと、今回の主役はこのメンバーのうち2人だからだ。

 

 

・Ver1.2_EXエラッタ後第二シーズンメタゲーム総括 ~海洋舞☆~

 

 

今シーズンを語る上で外せないのが、"福井の専制君主"回復舞☆氏作製のこのデッキ。

頂上対決リプレイに颯爽と現れ、その圧倒的ドロー速度で人々を魅了し瞬く間に広まった。

【回復SP】、【海洋舞☆】、【海洋OC】、【海洋死壊石】などと様々な呼称が存在するが、単に【海洋】と言った際にこれを指すようになったあたり影響力の大きさが垣間見える。

 

その実態は【海猿】級のドロー速度を併せ持つ【死壊石コントロール】。魔法石すら採用せず、楽園をひたすら回収して撃ち続ける。

(ハデス以外で)単体で盤面をひっくり返す力に乏しいためにベルゼブブのタッチなどをしていた【死壊石コントロール】だが、これをOC火力+チェインフレイムで克服。

楽園でのドローによって、手札内でのOC育成と死壊石+ハデスでのマウントを両立する。死壊石の回収効果が普通にOC育成に貢献しているのがポイント高い。

 

「ヤケクソに強いBデッキ」として大流行。今季中盤以降はメタゲームの頂点にいたと言ってもいい。

ミラーでほぼ何もしないロキを抜いてアザゼルやベルゼブブに換装し、より【海猿】らしくなったものも散見される。

【珍獣】系統と同等のドロー速度を誇るにも関わらず、本質的に【死壊石コントロール】であるために【珍獣】系統に有利という立場であるが、

【珍獣】系統と比較して横の展開速度が遅く人見御供への耐性が低いために【スピム祈り御供】に不利であることが発覚し、同デッキの大量増加を招いた。天敵である【珍獣】系は仮想敵の【海洋】が狩ってくれる。

そもそも【赤黄ミッドレンジ】にカードパワーで負けることもある。

また、ドローソースそのものがコンボである上、ハデス・アザゼルを落とされると自分で作ったLv2の群れに殺されかねないという理由でハンデス系統もやや苦手。

カード単体でメタを張るならダークマターが候補。死壊石に加え、溢れた手札を処理するために楽園や奇術師をトリガーゾーンに避難させることが多いため。

ちなみにミラーはダークマターない限り先手ガン有利。先に死壊石マウントが取れることの優位性が大きすぎる。

 

かくして、【スピム祈り御供】→【海洋】→【珍獣】系統他→【スピム祈り御供】というメタゲームに。

微調整すれば明確な不利のつきにくい【赤黄ミッドレンジ】や【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】はやっぱり元気だったりするのだが。

 

 

・筆者使用デッキ紹介 ~【スピム祈り御供】ジャンさんありがとうSP~

 

f:id:GN_Denchi:20141029173857p:plain

 

スピム祈り御供】と【ヘレスカンナ】のハイブリッド。

スピム祈り赤黄|オグラのブログ

オリボ更新、産廃オブジョーカーからの脱却 - ジャンのブログ

このバージョン入ってから初の10連勝を記録。21pt。

 

【海洋】大流行にともなって「DOB高い【スピム祈り御供】できないかなー」とか考えて、天龍のレイアを眺めてたんだけど気が付いたらカンナと歴戦がデッキに入ってた。

後はジャンさんリスペクトでそのへんと相性のいいホーローセン突っ込んで終わり。

 

2T目まではほとんど【ヘレスカンナ】なんだけど3T目から一変してベルゼブブや暴虐を叩きつけていく構成。

クソ丁寧に立ち回りを書いてくれたジャンさんに感謝。このへんのプレイングはさすがだなあ。

先手3Tはこのデッキ最強の瞬間。火力ダメージでBPを下げればLv2カンナの攻撃が通りやすくなるぞ!英雄の剣やライトシールドなんてJ2マッチングには存在しないはずなのだ。

順調に行けば先手3T終了時に相手のライフが3~4なので、あとは【スピム祈り御供】ギミックで1~2点取ってヘレスカシャキーンで終了という寸法だ。

 

後手の巻き返し方もジャンさんリスペクトで歴戦重点。後手マリガンは軽減カイムと同じぐらい歴戦2コス見てる。

 

カイム抜いてもっと攻撃的なカード入れようかとも思ったけど、「祈りを持ってくるカイム」が普通に強すぎたのでやっぱり必須枠。

今入ってなくて、入れてもいいかなって思うのはジャッジメントぐらい。【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】あたりに楽に勝てるようになるから。

 

スピム祈り御供】から見た時には歴戦でエンジェルビルダーを崩しに行けるのなんかは明らかな強化だと思う。この辺の【ヘレスカンナ】パーツはミラーで足を引っ張るんだけど。

逆に【ヘレスカンナ】から見ると、カンナへの依存度が下がってて中盤の行動が分厚い。ただジャッジメントが抜けてて青系相手の明確な有利が小さくなってる。

 

デッキ単位で明確に有利なのは【海洋】。他は先手後手で大きく変わる。後手3Tはベルゼブブよりも暴虐御供とかしたいしね。【スピム祈り御供】ミラーとかマジで先手ゲーだと思う。

逆に明らかに不利なのは【珍獣】。元になったデッキ共通の弱点。

 

あまり"ビートダウン"的なデッキを使わないんだけど、今季コレを握ってみて結構考え方が変わった。

「オタク死ね~」とか言いながらプレイして、やること全部やって相手のライフ2にして、ジョーカーゲージmaxにしてターンエンド、人身御供。

"ここから俺を殺せれば君の勝ち、俺が生きてれば俺の勝ちだ"っていう無茶振り押し付けて行くパターンがめっちゃ多かった。

もちろんこの展開から死ぬことはあるんだけど、精神衛生上ずいぶん楽なゲームができてたように思える。

「超ガソでフィニッシュ死んだー!」とか、「魔法の数字『27』ー!」とかそういう世界。

元々、いろいろ割り切らないといけないアーキタイプだしね。

 

明日DOB更新でいいんですかね。

ホーローセンが2ptになりそうだけど、麒麟が4ptに戻ればこのデッキまだまだ使えるかと。

天龍と歴戦が同時に0ptになると若干ピンチ。

そんなことより仮想敵の【海洋】がB構築不可になっていなくなることの方が逆風。

 

J子がうるさいみたいだけど、「新バージョンあくしろ」なんてのは大昔から言われていること。

基本的にはエージェントと言うのは"悪い大人"の集まりなので、あまり調子に乗らないほうがいい。

おそらく今までの展開からいくとネイルアートから本名割り出しまで行けるかもしれない。中途半端な炎上商法仕掛けると何されるかわかんないからな。

 

 

 

余談

※現在は締め切ってます【11/1(土)】COJMTG部(そんなものはない)からのお知らせ : COJでHigh performance出したい人のブログ

ドラフト参加します。

また回復舞☆さんが11/2に東京来るらしいので迎撃します。