COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

Ver2.3【青紫】~平成30年の《追い風》《ハウリング》~

 

 3日間で勝率8割の久々に自信作。デッキシェアした茨城勢からの評価も上々なので文章化。

 

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 ベースはヒッキー☆氏作の【青紫】。基本的な構築概念・プレイングは全て「ヒキ日記☆ 青紫デッキのお話」にあるので熟読推奨。《豊穣神イシス》、《至高のコレクター》などが下方修正されていく中で徐々に速度を落としながらコントロール化していった同デッキだが、このレシピではかの【イシス珍獣】的なCPブーストギミックと3枚もの《魔力解放》を組み込むことで、「CPが続く限りデッキをブン回しながら《冥裁者ラダマンティス》を出し続ける」初期型構築に極めて近い立ち回りを実現。

 

 

見慣れないカードだけ解説。

 

《マキガイさん》

 

《なすカウ》の下方修正で無視できないダメージを受けた同デッキだが、《マキガイさん》の加入によりサーチャー枚数とその総CPに関するバランスでは《なすカウ》修正前と同様。もともと《光を呑む闇》でインターセプトドローしてしまうために《なすカウ》が過剰になりがちなデッキだったので、ユニットを引けるようになっているのはありがたい。従来では《のろいのはにわ》あるいは《ヴォジャノーイ》《シメツノトクリ》他1CP非サーチャーが担っていた《冥裁者ラダマンティス》の進化土台という役目において、回転率が大幅に上昇。《海底の楽園》とかいう事故要素はもう必要ない。

 

 

《ONI総長》

 

 カードを引ける青2CPなら何でもいい枠だが、強力なインターセプト4種を再利用できるので単純なカードパワーでは頭1つ抜けている。インターセプトオーバーライドのおかげで序盤でも腐りにくくなった。

 このデッキにおける「ウイルス・黙」はハイリスク・ミドルリターンと言ったところ。《ネフティス》・《ジャック・オー・ランタン》・《冥裁者ラダマンティス》・《豊穣神イシス》など沈黙されると困るユニットは大量にいる。《ダークテイマー》や《災禍の悪女・妲己》などで処理できる状況なら処理しておこう。一方で《天帝インドラ》で消えないために返しの《ダークテイマー》や《光を呑む闇》の足がかりになるので対【黄単】系統だと残しても面白い。他にはOC《光翼神ホルス》や《獣王女アタランテ》相手に弾除けになる。

 青2CP以下であればある程度は自由枠。【文明崩壊珍獣】が苦手なのでそればっかりのシーズンになったら《霊銃エクソシスト》にしてしまってもいい。珍獣系を見つつドローもしたい、という人は《のろいのはにわ》なんてのも。

 

 

《ダークテイマー》

 

 【青紫】というアーキタイプができて以降、一度も抜いたことのない個人的必須カード。

 

・最序盤に《ネフティス》に使って《冥裁者ラダマンティス》サーチとゲージ+1を実質0CP。「2表の《ネフティス》パンチはスルーすればやり過ごせる」と思っている相手を《光を呑む闇》でわからせよう。

・ラダマンティスを破壊して回収、そのまま土台になるのでCPと《ダークテイマー》が続く限りラダマンティスを連打可能。殴れるラダマンティスは全部殴っているはずで、性質上極端にブロックされにくいので相手ライフを大量に持っていけるムーブ。《光を呑む闇》と合わせれば大体更地。

・《ニャザード》などの紫ユニット、《豊穣神イシス》で盗んだ相手ユニットなどを実質0CPで青に変換。

・《ジャック・オー・ランタン》を割るとインターセプトがCP-1。

・《ONI総長》などのウイルス処理。0CPでユニットが増える。

・《ダークテイマー》を《グラフィティ・アース》で引くと「出すとCPが増える」謎キャラに変貌。そうでなくとも手札が余っている時に青いカードを軽減に挿すことでCPを1増やせる。

 

 恐ろしく多岐に渡る使い方があり、後ろでセコンドしてても正解をアドバイスできるか微妙なライン。難しい、と抜いてしまう前に5戦ぐらいは使ってみてほしい。

 

 

《闇神・ツクヨミ

 

 加護突破と《花の高原》の追加トリガーを兼ねる。インターセプトドローも強力。進化ユニットかつ加護を突破することが重要な意義であるため、《邪眼天使サリエル》《冥王ハデス》でも構わない枠。

 

 

《ジャック・オー・ランタン》

 

《なすカウ》に代わる紫1CP枠・《ネフティス》に加えてのゲージ獲得手段として投入。だがその真髄は被破壊時のインターセプトCP軽減にあり、ゲージが満足にある状況でのチャンプアタック・チャンプブロックが強烈。《ナイトガーデン》《花の高原》《魔力解放》の0CP化は暴力と呼ぶにふさわしい。《光を呑む闇》にCP軽減が当たらないように、挿すなり無駄撃ちするなりしておこう。

 

 

《災禍の悪女・妲己

 

 《天竜ヘブンズドラゴン》、というか考えたヤツに土下座してほしい能力ナンバーワン”沈黙効果耐性”のせいで渋々取らされたカード。もともとは《妖精王オベロン》だった枠。一応自由枠ではあるので、同系・珍獣系意識ならオベロンに、【獣】意識なら《始世姫ジョカ》に変えてもいいが、汎用性と単純なパワーでは妲己が最高と思われる。

 被破壊効果が大量にあるこのデッキでは起動効果が強烈で、場に出た後も《ダークテイマー》に似た動きができる。またCPブーストが潤沢にあるので、「中国産ルシファー」から「国産妲己」に繋いて滅茶苦茶にするのも不可能ではない。

 窮地の打開のために「産地直送・中国産妲己」するケースもそれなりに多いので、自壊を含めた選択肢を常に考えておきたい。

 

 

《花の高原》

 

 【イシス珍獣】の《救いの神風》にインスパイアされて投入したカード。《ダークテイマー》などを絡めて《冥裁者ラダマンティス》を連打している過程でCPが増える。固めて引くと悲惨だが、インターセプトオーバーライドがあるので完全には腐らない。Ver2.3での下方修正でターン開始時と進化ユニット着地時のCP上昇量が変わらなくなったので、気軽に挿して発動できる時に発動するようなスタイルも取れるようになった。

 

 

《魔力解放》

 

 《花の高原》《ナイトガーデン》→《魔力解放》は現代に蘇った「《追い風》・《ハウリング》」。原始時代のソレに比べると、普通に使っても《花の高原》ルートならCP効率で優れ《ナイトガーデン》ルートならドロー枚数で勝る計算だが、このギミックを《ジャック・オー・ランタン》《ONI総長》《グラフィティ・アース》で魔改造した結果がコレ。【イシス珍獣】ほどではないにしろ他のデッキを遥かに凌駕する行動回数(と操作量・操作時間)を叩き出すに至った。

 【イシス珍獣】系でよく言われていたことだが、攻勢を仕掛けないタイミングに余ったCPで《魔力解放》だけ使って「手札を溜めるターン」を作るのは大事。このカードもインターセプトオーバーライドで気軽に複数枚投入できるようになった。

 

 

《掘り出し物》

 

 引いてしまった《魔天ルシファー》をデッキに戻すためのカード。デッキリフレッシュすることで「中国産ルシファー」を構えることができる。発動さえできれば効果自体は強烈であり、だいたいは《ナイトガーデン》《冥裁者ラダマンティス》《ダークテイマー》あたりを回収することになる。

 《掘り出し者》他「捨て札をすべてデッキに戻す」系のカードの注意点として、捨て札に存在しないカードはデッキに戻らない、つまり《蘭翔鳳集の舞》できないということが挙げられる。この点だけ《文明崩壊》と違うので注意。事前に《魔天ルシファー》は軽減か《豊穣神イシス》で捨てておきたい。

 デッキリフレッシュができればなんでもいい枠。《天竜ヘブンズドラゴン》が環境に増えてきたら《文明崩壊》にしたい。

 

 

・目指すべきゲームプランと、採用ジョーカーについて

 

《豊穣神イシス》で盗めるものは盗み、そうでないものは《冥裁者ラダマンティス》で殺す。それしかない。紫ゲージが3に到達して以降は中盤も終盤も関係なくCPブーストとドローを繰り返し、膨大な行動回数で圧殺する。

 

 「中国産ルシファー」(《蘭翔鳳集の舞》→《魔天ルシファー》)という絶対的なフィニッシュパターンがあるので、隙あらばそれで殺すことを念頭において序盤からひたすら殴る。加護がいない限りは殴れるユニットは全部殴ってもいいレベル。ライフを削れば削るほど「中国産ルシファー」でのフィニッシュ難度は下がる。1点まで削れれば、”特殊召喚されてくる10000~12000スピードムーブ貫通”を防げるものは現環境にほぼ存在しない。BP強化系・不滅・《生命の矢》ぐらいである。

 

 だが、「中国産ルシファー」に頼らずともゲームには勝てるし、そもそも《蘭翔鳳集の舞》はゲージ中なので、ジョーカーゲージは吐ける時に吐いてしまって構わない。「産地直送・中国産妲己」で解決できる局面は結構ある。

 不利局面の打開などで活躍するのが《グラフィティ・アース》。《ダークテイマー》《ナイトガーデン》《花の高原》《魔力解放》のコストが下がれば、支払った2CPを取り戻すかのようなビッグアクションを起こすことは容易い。《光を呑む闇》《掘り出し物》以外は1CP以上なので、下ブレも小さい。《フォースリベレーション》《ワンダフルハンド》と比較しても明確な強みがある。

 以上により、ジョーカーアビリティはほぼ固定。12/21~のVer2.3第一シーズンでは70ptちょうどのB調整だが、この構築のままでもCなら十分。

 

 

・マリガン基準

 

 いつも通り《ネフティス》。《ジャック・オー・ランタン》で妥協できるようになったのでマリガン終盤は覚えておきたい。

 

 

・相手デッキ別プレイング指南

 

 基本的に、「特定カードのケアを目的とした撤退」はしない。過剰な横展開力によるチャンプブロック・チャンプアタックが【青紫】の強さの根幹にあるため、勝てるものも勝てなくなる。

 

VS【連撃緑単】

 

 有利。こちらのユニットのCPが極端に小さい上、BP上昇もほぼ関係ないので《万物神アトゥム》が怖くない。《聖少女ブリギッド》を《豊穣神イシス》で盗み、その効果を逆に利用することで向こうの盤面を崩していく。盤面勝ちできるので《明天凶殺》は過剰に意識しなくてOK。《魔力解放》《ナイトガーデン》を挿しておくぐらいでいい。

 面倒なのは《巨狼少女フェンリル》。破壊効果よりもインターセプト発動時のBP-1000が面倒。特に《光を呑む闇》は発動が制限されやすい。

 

 

VS【求愛海洋】など、【青単レベルコントロール】系

 

 有利。破壊でない除去を使ってこない上に、ライフを詰めるのも遅い。一応何枚か注意すべきカードについて。

 

《始世姫ジョカ》・・・ケアしない。向こうもほぼ更地であり、基本的には被弾0点で済むため。返しに《光を呑む闇》→《冥裁者ラダマンティス》で主導権を取り返せる。

 

《幽世のイザナミ》・・・唯一とも言える負け筋だが、基本的にはケアしない。というか、《呪いの贈り物》《雪解刀のヤヨイ》があるのでケアしたくてもできない。《ネフティス》《冥裁者ラダマンティス》《豊穣神イシス》《ジャック・オー・ランタン》以外がレベル3になったら一応撤退させるぐらい。

 

自己再生ユニット・・・《天然魔道士ミーナ》には《豊穣神イシス》。《レヴィアタン》は普通に突破する。

 

《創造神機ブラフマー》と愉快な仲間達・・・《人柱のシズク》には《豊穣神イシス》。

 

《死生反転》《邪龍アポピス》型はまだ対戦経験がなく未検証。

 

 

VS【獣】

 

 まだ負けてないので、基本的に有利と思われる。

 紫ゲージ3までは我慢。この過程で2~4点は飛ばされる。OC《サン・エレファント》をまともに食らうと致死圏内と言えるライフまでは行っているが、《豊穣神イシス》が回りだすので大丈夫。《イエティ》などをできれば秩序付きで盗み、《獣王女アタランテ》→《ブロンズバク》の順で《冥裁者ラダマンティス》を当てていく。基本的には加護もないはずなので、こちらが軌道に乗ってしまえば毎ターン更地で返すのも不可能ではないし、スピードムーブはOC《サン・エレファント》と極希に投入される《光翼神ホルス》ぐらい。更地からの得点力が低いのはこのアーキタイプの明確な弱点。更地にするのは大変だけど、この構成ならできるという話。《闇神・ツクヨミ》→「産地直送・中国産妲己」→起動効果で自壊してオール5000、でだいたい更地にできるので覚えておきたいルート。

 

 

VS【赤単】:《魔王・信長》などスピードムーブ型

 

 微有利。《魔王・信長》《夜魔女王リリス》は《ネフティス》でブロックして《冥裁者ラダマンティス》で返す。下手したら信長より《ドラグーン・レイア》の方が厳しいが、結局のところ対処法は同じ。《太陽神ラー》はどうしようもないのでケアしないで、返しに《豊穣神イシス》でいい。《破壊少女シヴァ》もケアせず5000で撃たせて、極力敵ユニットを道連れにする。《炉皇女ヘスティア》はおそらくケア不可能に近いので、入っていたら辛い。

 ノーガードでの殴り合いになりやすいので、「中国産ルシファー」での瞬殺チャンスを見逃さないように。

 

 

VS【侍】

 

 おそらく有利。ちょっと遅い分硬い【赤単】だと思えばいい。《地剣の土方》されようが《天剣のイサミ》されようが物量ではこちらが上。《遮那王義経》だけ《豊穣神イシス》すればいい。あと、不用意に《闇法師弁慶》と戦闘しないこと。

 

 

VS【赤黄】:《未来探偵ホームズ》型

 

 だいたい(【赤単】+【文明崩壊珍獣】)÷2。微不利。

 基本ゲームプランは対【赤単】と同じだが受けきれないケースが多い。《天帝インドラ》か《スペリオルドラゴン》まで入っていたらお手上げだが、速攻志向のはずのこのデッキに黄色5CPはいないと信じよう。

 

OC《光翼神ホルス》・・・「中国産」を考慮に入れなければこのデッキのユニットはBP5000以下なので、《ONI総長》の「ウイルス・黙」はOC効果を吸い込んでくれる。またレベル3なので戦闘ダメージがターン終了時まで蓄積される。このため最初の攻撃を3000~4000クラスでブロックすると2回目に殴る時に3000~4000になっている。上手いこといけば0点で済ませることも可能。また《闇神・ツクヨミ》を経由すれば《災禍の悪女・妲己》の消滅・作製効果で”レベル3の状態で”奪取可能。

 

 

VS【紫単】

 

 テンプレ構成が定まっていないのでなんとも言えないが基本微不利。《背徳の翼アザゼル》なんかでチンタラやりたいタイプは惨殺できるのだが・・・

 

・《妖精王オベロン》・・・明確にこちら不利である要因。ケアして撤退して《豊穣神イシス》などの裏択がクリーンヒットする方が辛いのでやはり撤退しない。

 

・《破戒僧・壱》・・・上位帯で流行り始めた。加護な上、Lv1《冥裁者ラダマンティス》が殴れなくなる。《闇神・ツクヨミ》を投げられる状況なら躊躇なく投げる。

 

・《封札の紫呪印》・・・進化禁止が実はめちゃくちゃ辛いので注意。《冥裁者ラダマンティス》+《ダークテイマー》でループしているところに差し込まれると計画が破綻しかねない。できることならCPに余裕を持って行動し、《マキガイさん》あたりでリカバリー。

 

 

VS【青紫】

 

 《闇黒教授モリアーティ》や《深海王デスクラーケン》などで動きが【青単】に寄れば寄るほどこちら有利。《ダークテイマー》の有無についても、入っているほうが基本的にパワフルな動きができる。封札などの受けるカードを入れる余裕のないデッキなので、基本的にはやりたいことやったもん勝ち。《妖精王オベロン》が出てきたら素直に負けを認めよう。

 

 

VS【黄単】

 

 加護と広範囲消滅効果のラッシュ。明確に不利。終盤《銀河の歌姫アイリーン》でLv3《光翼神ホルス》が増え始めると終わりなので速攻を心がけたいが、速攻するには辛い要素が多すぎる。《花の高原》の更地効果をよく使うことになるので理由がないなら挿しておこう。《アンフェア・タックス》のケアにもなる。

 

《天帝インドラ》・・・諸悪の根源。《ONI店長》には基本《豊穣神イシス》が刺さっているはずなので、CP4~5でこちらの盤面だけ壊滅することになる。被破壊時効果も面倒だがコレに《闇神・ツクヨミ》を撃っているようだと後が辛い。常に食らう想定だけはしておいて、手札に《冥裁者ラダマンティス》を含めた十分な戦力を貯めておくこと。依存度が極端に高いので、ラダマンティスが全て消滅してしまうと勝ち目がほぼない。

 

《聖剣・エクスカリバー》・・・ちょっと重い《天帝インドラ》。絶対に1ターンで《光を呑む闇》→《冥裁者ラダマンティス》で返すこと。

 

《ライトニングドラゴン》・・・選略効果は怖くない。呪縛付きユニットは《ダークテイマー》でリサイクルできる。7000加護という肉体が問題で、《闇神・ツクヨミ》の数に限りがあるのでレベル3まで上げてのBP削りで突破しなければならないことを視野に入れる。《災禍の悪女・妲己》で手札にできれば決定打になり得る。

 

《銀翼のクリス》・・・《明天凶殺》や《アンフェア・タックス》とセットで考える。タックスはこちらがあまり手札の減るデッキではないのでケア不可能。明天はCP7~8コンボなので、盤面を返すのと両立できないことを覚えておく。《グラフィティ・アース》が後撃ちできるならそれがベストではある。複製効果は《豊穣神イシス》で逆に盗り返せるので気にしない。

 

《天上剣士イズナ》・・・採用率は低いが、効果破壊耐性をバラ撒くので《闇神・ツクヨミ》《災禍の悪女・妲己》以外で対処不能。次元干渉は無視できるが、レベル2の状態だと面倒なので《光を呑む闇》あたりで3にしておきたい。妲己で手札に加えてもほとんど出せそうにないのも辛い。

 

 

VS【黄緑】

 

 【黄単】よりは楽。緑要素については【連撃緑単】の項を参照。

 

 

VS【ドラゴン】

 

 【黄単】以上にキツい。《天帝インドラ》が減るわけでもないのに以下2つが加わる。超高確率で《フェイク×メイク》なので比較的判別はしやすい。

 

《ジキル&ハイド》・・・1裏から《アンフェア・タックス》ケアが必要。《花の高原》《光を呑む闇》は速攻で挿す。《ネフティス》か《ジャック・オー・ランタン》でスタートできてれば紫ゲージは安泰という考え方も。

 

天竜ヘブンズドラゴン》・・・CIPはどうしようもないのでとにかく「沈黙効果耐性・加護」。レベル3まで上げてBPを削りきる、《災禍の悪女・妲己》の消滅・作製効果を直撃させる、妲己を1週目と2週目両方出して自壊効果2回、のいずれかで倒す。【ドラゴン】戦なので妲己で手札に入っても戦力外。余りにも【ドラゴン】が増えるようなら、妲己の枚数増加、あるいは《邪眼天使サリエル》《冥王ハデス》《深海王デスクラーケン》《文明崩壊》あたりの投入を考える。

 

 

VS【ブリギッドハンデス

 

 《大航海時代》やらなにやらでまだ環境に残存する。《魔力解放》は即挿し、手札が増えない《花の高原》は逆に抱えてハンデスさせる。《ヒュプノス》さえいなければ消耗戦にできるので最優先で殺す。正直相手側の腕と構築に依存する部分が大きい。

 

 

VS【無限ニケコンボ】

 

 止める手段はない。勝利条件は「揃う前に殺すこと」。中国産《クリムゾンナース》に加えて《聖少女ニケ》《エクストリームサモン》《幻想の里》《幻想の里》の4枚コンボであり、道中に《星の願い》も挟まないといけない上向こうのドロー速度は遅い。守りの要である《星の願い》だが、後から出てきた《冥裁者ラダマンティス》には適用できないし、攻撃禁止を《豊穣神イシス》のセルフ沈黙ですり抜けることができるのでこのマッチアップではアタッカーとして活躍。加護は速やかに沈黙させよう。

 

 

VS【文明崩壊珍獣】

 

 対策カードに割く枠がないのでマッチングした瞬間実質即死。

 

 

その他特記事項

 

アフロディーテ》・・・レベル2で加護が外れるので殴れるところは全部殴る。《ユグドラシル》でも混ざらない限りは問題ない。【武身】などサイズが小さい場合は産地直送からの自壊オール5000も視野。

 

《死神のランプ》《狡猾なる欲望》・・・《ナイトガーデン》に加えて《ダークテイマー》《花の高原》がひっかかる。基本的に回避不能なので、踏み抜いてライフを払ってネクストターン。0CPの《花の高原》《ナイトガーデン》があるとリカバリーできることがあるので、迷ったら1CPの方から使う。

 

 

 

 最高速でどうぶつタワーを建ててくるフレンズはだいたい殲滅可能。自分のターンが長く、また【イシス珍獣】に比べて単純作業感が薄れているのでやりがいは抜群。一度はこの暴力を味わってほしい。

 

 2017年お疲れ様でした。2018年もよろしくお願いします。