COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

DOB査定変更から見るVer1.2_EXエラッタ後第一シーズン展望

僕は前回の記事を書いた時点では9/30更新読みだったんだけど、普通に10/1更新でしたテヘペロ。

 

周知の通り昨日9/30に大規模エラッタが適用された。

理屈では理解しているものの"戦闘に勝ったのにBPが増えないカイム"は衝撃だったし、

対面に出てきたエンジェルビルダーの弱さに愕然としたものだ。

アザゼルは使う分には結構強かったな・・・

 

ただ今回の集計期間は「9/15~9/29」とエラッタ後の影響が一切ない。

おかげでとんでもないことになってるじゃねえか!!

 

 

6位:カイム

7位:絶望の天魔アザゼル

14位:エンジェルビルダー

15位:ジャンヌダルク

 

下方修正組。覚えておきましょうこの順位。次回に注目です。

カイムはあんま落ちてこなそうだけどね・・・

 

13位:白夜刀のカンナ

 

どこまで上がるねんコイツ!!

【黄単先攻特化】のフラッグシップはもはや"黄色なら3枚投入"の領域に突入しつつある。

【魔導士】、【黄単ワンショット】にも当然必須。

【OC特化珍獣】での実績を買われて【猿】にカパエルと一緒に入ってたり、

力の暴走を見込んで【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】に投入までされる。

その長いテキストを真に有効利用する術を、我々は知ってしまったのだ。

あと1週間でも【黄単先攻特化】の普及が早ければ、今回の下方修正対象になっていただろう。

 

67位:魔将・信玄

92位:最期の門

 

まあ、この2枚はセットで考えなきゃダメだよね。ともに1pt→0pt。最期の門は初の0pt帯。

【魔導士】・【忍者】・【黄単ワンショット】などが搭載する、数多くの赤デッキをドシャットしてきた鉄壁コンボ。

【赤黄ミッドレンジ】を狩るために【猿】が流行し始めると更にその勢いを増した。

もちろん、1ターン遅延して行き着く先は必殺のジャッジメント。

 

71位:ファンガスガール

 

通称"青いマーヤ"が初の0pt帯。

次回のイベント「タコカッパブロナ禁止戦」が示すように、この3種を使用しないデッキはそれこそ青系のみ。

【珍獣】系統には説明不要、【赤黄ミッドレンジ】や【黄緑ジャンヌ】相手ですら小さくない影響力を持つ。

海底の楽園などの後押しもあって、青系デッキ各種に広く搭載された。

 

73位:ファントム

 

1pt→0pt。まあ、そうなるな。

サラマンダーに"7000+1000n"仕様のジャンヌダルクと結局ターゲットには困らない環境。

これも青いデッキなら少なくとも2枚は手放しで入れていい代物。最期の門→ジャッジメントのダメージの軽減にも使える。

 

77位:封札の死壊石

 

1pt→0pt。初の0pt帯。

このブログでこれ貼るのが早くも3回目なんだけど、

チラシの裏 ハンデスしない(ハンデスしないとは言ってない)

このヒッキー氏の記事によって【死壊石コントロール】の雛形ができたのが9/15。つまり、今回の集計期間の初日である。

元々の青っぽい挙動からアーキタイプとしては人気があったものが、ファンガスガールなどをフル活用することでついに環境第一線に投入できるようになったとあり、

前シーズンで一気に使用者が増えたデッキなのである。海底の楽園でさらにその勢いは加速した。

 

87位:アーミーアント

94位:キザルゴン

95位:パピヨンガール

100位:ミノタンク

113位:生産工場(0pt→1pt)

 

【昆虫】セット一式。

カードランキング更新っすね号 - 無理のないCOJ

正直、ここで言及されるまでコイツらがこんなに順位を落としていることに気づかなかった。

ついに生産工場に1ptが付く事態に。一歩間違えばミノタンクにも1pt入っていた。

【昆虫】衰退の原因は"7000+2000n"のエンジェルビルダー。

今後はアーミーアントだけでなくダブルキザルゴンでもビルダー突破可能。復権する可能性はある。

 

97位:スターフィッシュガール

 

2pt→0pt。海底の楽園の影響で大きくジャンプアップした1枚。

まず、赤い。この時点で他の海産物との差別化ができている。

楽園のトリガーになる上、楽園の効果で集めてよしのOC効果。

【死壊石コントロール】はタッチベルゼブブが主流になりつつあり、楽園とともにコイツを突っ込むのに抵抗はない。

爆発力特化の変種珍獣【海猿】において海洋要素と珍獣要素をつなぎ合わせる潤滑油でもある。

 

98位:角端

 

1pt→0pt。

強化されたからって0ptはまずいですよ猿渡さん!

BPよりも重要なのはその効果。ファントムと同時に0ptか・・・

 

101位:ヴァイパー

 

し、信じられない・・・。

0pt→1pt。当然、初の1pt帯。

Ver1.0でエラッタ対象になりBPが4000から5000に上がって以降、

Ver1.0_EX35の【ジークブック】期を筆頭に青を支え続けたアドバンテージユニットがついに0pt帯から降格。

衰退の原因はもちろんベルゼブブとチェインフレイム。1アド取りながら場に出たコイツが格好の餌になってしまう。

現に【青単ハンデス】にも【死壊石コントロール】にも【悪魔】にもヴァイパーの居場所はない。

ロキに後を託して、ついに第一線から退いた格好になる。

 

102位:見習いシーフ

 

ってお前も落ちるんかい!超久々に1pt帯。

ヴァイパーと対をなすアドバンテージユニット。

【青単ハンデス】でコイツ出してると盤面強度が犠牲になって、

運悪く残ったorトップデッキされたベルゼブブで沈黙、という事態になりやすい。

1tヒュプノス2tシーフの黄金パターンは先手なら強いが後手だとその返しが悲惨。

シザードールの効果変更で、この枠は6枚体制が可能。クソゲーへの誘いである。

 

106位:海底の楽園

108位:ヴォジャノーイ(2pt→1pt)

133位:メガジョー(4pt→1pt)

151位:青海のドーリス(2pt→1pt)

 

海底の楽園は1ptスタート。これ実装時期によっては0ptスタートありましたね。

海洋ユニットも軒並みランクアップ。

スターフィッシュガールについては既に触れたが、青い海産物に関しても

最軽量のヴォジャノーイ、それに次ぐ軽さでデメリットのないドーリス、3CP帯の基準BPを満たすメガジョーと3者3様。

マーメイドは・・・うん、ちょっと、効果が邪魔かな・・・。

 

107位:フラン・ブラン

 

0pt→1pt。1pt帯は初。

Ver1.2稼働当初から「カウンタークロック最強」と言われ続けたコイツもついに陥落。それでもカウンタークロックでは使用率最上位。

元々カウンタークロックはジャッジメントへの耐性があるのだが、第二効果によりさらに被弾を減らせるのがコイツ。

ここ最近猛威を振るう"最期の門+ジャッジメント"対策に搭載してみるのも面白いだろう。

 

112位:バックアップメンバー

 

4pt→1pt。

4pt帯ではやはりオーバースペック

かといって1ptのカードではないので神速で2pt帯に返してあげましょう。

ストラグラーに続きコイツまで「1pt→4ptループ」し始めると相当まずい。

 

142位:シルフの戦士

147位:キャタピワラシ

170位:執行官アーテー

 

全て4pt→1pt。

例によって4ptに落ちた瞬間使われまくったシリーズ。

やっぱりシルフの戦士はキラーヴィーナス(4pt→2pt)より強かった。

キャタピワラシがここまで上がったのは海底の楽園による青躍進も大きいだろう。

執行官に関しては来シーズンの4pt落ちまでで1セットだろう。

ただ今季は執行官・五右衛門・クリムゾンナースが全て4pt帯を脱出しており、

"走れる4pt"がいないことに【赤黄ミッドレンジ】が頭を悩ましている。

 

175位:アレキサンダー

199位:アルテミス

 

2pt→1pt。

強化されたタイミングで何やっとんねんという話である。

特にアルテミス。女神の詩(2pt維持)からのOCシュート計画が・・・

 

201位:ソードダンサー

 

1pt→2pt。初の2pt帯。

乱立する黄色2CP5000シリーズのうち、最も場持ちのいいカード。

【黄単先攻特化】の第一人者、"テッペン"ことジャン氏オススメの1枚。

ただすぐ下の203位に斧爆弾。似たようなカード刷りすぎィ!

 

204位:アルラウネ

 

久々に2pt帯。

【珍獣】系統が横行しているので、回転率の低下には貢献できるものの

8CPからは普通に4CPユニット(軽減ブブorアザゼル)+チェインフレイムを食らうことは覚えておきたい。

 

208位:アームズドラゴン

 

1pt→2pt。

ジャンヌダルクが最序盤は象以下のメスガキになってしまったが、コイツは相変わらず実質9000不屈。

後継者足り得るスペック・・・と言おうとしたら早撃ちできないことに気が付いた。CIP効果でなんとかしてくれ・・・

ファントムはまだ許す。暴虐と煉獄炎だけは勘弁な!

 

218位:一筋の光明

 

4pt→2pt。"真・光明オブジョーカー"終了。お疲れ様でした。

ランカーリプレイに光明とマネーゲームを伝説の奇術師でフル回転させて壁撃ちし続ける【光明ワンショット】が載るなど小さくない影響力を見せた。

第二回"真・光明オブジョーカー"にも期待しよう。

 

220位:ラグエル

 

1pt→2pt。2pt帯は初。

アザゼルへの"闘士"追加、ミカエルへの"サポーター"追加と天使がどんどん肉体派種族になっていく中、

元々単体で3CP帯基準BPを満たすマッシブおばさん。効果も赤系除去との相性がいい。

アザゼルエラッタ発表後、誰しもが一度は夢見る【赤黄天使】。実際のキーカードはコイツなのだ。

 

223位:力の暴走

 

1pt→2pt。絶賛ループ中。

カンナの項目でちょっと触れたが、カンナ側が狙うのは暴走によるLv2→Lv3。

だがカンナと敵対する側もLv1→Lv2にすることで被弾を減らせる。

死壊石でも同様のことは可能。ゴーレム相手なんかでも使えるテクニックだ。

他にも「タナトス+ミスチーフ+力の暴走」も有名。

 

233位:燃え広がる戦火

 

1pt→2pt。

前にこれが2pt帯に来た時には結構流行ったが、ヘレティックスカーに立場を譲ることに。

双方を搭載した本体火力満載先攻特化も面白そうだ。自分が死なない程度に遊ぼう。

 

254位:黒影王の巨手

 

4pt→2pt。

基本的に1:2交換でアド損。Ver1.2_EX最悪レベルのクソカードと思っていたがそうでもないらしい。

このカードはパワーショーテージの上位種なので、信玄などの不滅連中にも効果がある。

盤面アドバンテージを容易に生み出せる【珍獣】系統で信玄やアレキサンダーの排除に使われたのだ。

マーヤ+巨手でLv1信玄を除去できるのは、特筆すべき事項である。

 

281位:石川五右衛門

 

1pt→2pt。

1ptであったにもかかわらず4ptまで舞い戻らない理由は一筋の光明。

【五右衛門ワンショット】は世界創生始動であることが多いので、1点スタートになることが多いのだ。

"真・光明オブジョーカー"の恩恵を受けた1人である。

 

299位:ガンスネーク

 

ギリギリ2pt維持。

4ptに落ちたらとんでもないカード。

黄色1CPというだけで毘沙門の足場として重要なのに、

4pt維持トリガー巨竜の島の対象になってしまうのでかなり強めのA~Sデッキができてしまう。

 

305位:ダーティークロー

315位:ニードラー

 

赤4pt軍団。pt調整で使う分には絵柄とかで選べばいいと思う。

むしろ組み合わせてSデッキを目指すのが強烈。滅亡の未来都市も4ptに戻った。

 

307位:神人ヤマトタケル

 

黄色2CP5000の4pt部門新作。

相性のいい神というとデーメーテールやアマテラス、アルテミスなど。

後者2人はBPに上方修正を受けているぞ。

 

312位:ヤシオノトクリ

 

4pt維持。

上方修正で個人的に注目しているのは前記事でも述べた。

僕の今季の【赤黄ミッドレンジ】はコイツで決まりですね。

 

314位:鬼ブル

 

4pt帯は初ではなかろうか。

Ver1.0から存在する影の薄いアイツ。

地味に巨人なので、エンジェルビルダーで加護が付く。手の付けられないことになるかも?

 

317位:ダークマター

 

2pt→4pt。

アザゼルの役割を受け継ぐかのような超上方修正を受けたにも関わらず4pt。

本当にあらゆるデッキに1挿しできるレベルになったのに4pt。

今季はDOB環境になるかもしれない、そういう予感を抱くには十分すぎる根拠。

これ+1ptでC。Bまで持っていくのも容易だろう。

 

321位:ゴッドフィスト

 

4ptスタート。残念ながら当然か。

下位ランクで猫や緑象が頑張ってるような環境なら、とも思ったが。

上位で犬や赤象が出てきたらそれはもうオーバークロックでのぶっぱ済がほとんど。

一応基準BPは満たしている。同じ4ptの鬼ブルと比べた際には明確なアドバンテージだ。

 

331位:ストラグラー

 

1pt→4pt。

というか、"194位→346位→125位→331位"。もうなんやねんコイツ。

ただ今季はヤマトタケルがライバルになる。神と併用できるならヤマトタケル優位だが、そうでないのならストラグラー。

 

 

エラッタしてまだ日も浅く、環境の着地点は見えてこない。

そんな中でのダークマター4ptは大きすぎる爆弾。C安定だった前期までとは状況が違いそうだ。

10/2からのイベントの縛りはキツいようでキツくない。DOB調整をしながらイベントをこなすのも一興だろう。