COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

12/22カードランキング更新 ~Ver1.4_EX2第三シーズン展望~

 クリスマスめっちゃ仕事です(震え声)。その代わりと言ってはアレなんですけど・・・

 

・GN電池、冬のJ旅はじめます

 

 12/26秋葉原、12/27大阪、12/28~岡山という弾丸Jツアー決行します。実家の都合で12/31に静岡にいればいいので12/29と12/30の予定は今のところあんまないんですけど、岡山か東海道・山陽新幹線沿線のどこかにいると思います。古参老害としては「どこ行こうかな」に対して岡山人から「一騎打ちちょもす!」って返ってきたら行くしかないでしょ。友愛不可避。

 年末は普通ではありえないところから貴方の対面に出没する予定なので、リアル・電脳世界ともに迎撃待ってます。

 

 

 今季のランキングです。集計期間は12/8~12/20。前回の更新が12/9なので、第一シーズンが1日だけ混ざってます。

 

 

1位:《破壊少女シヴァ》

 

 ついに頂点へ。これまで1位になったことがあるのはサーチ珍獣と《無限の魔法石》のみで、その魔法石を抜いての1位奪取。《策略の装填》などの影響で《無限の魔法石》が3枚必須でなくなってからしばらく経ち、デッキ構造によっては0~2枚というものも少なくないなかでコイツは最強クラスのOC能力のせいで投入するなら3枚。そして、投入しないデッキがめちゃくちゃ少ない。

 理屈で考えれば当然なんだけど、それでも受け入れがたい首位交代。「修正が必要」ではなく、「世界がコイツを中心に回っているので仕方ない」。

 

 

56位:《呉越同舟

 

 4pt→0pt。そりゃ《不可侵防壁》クラスのBP強化が4ptにあったらこうなるでしょ・・・【天使】他緑アグロの躍進を支えたと言ってもいい。《アサルトエンジェル》が45位まで順位を上げるなど影響は小さくない。《不可侵防壁》が現状上位帯でどういう扱いかはお察しなので、4→0→4ループの予感。

 

 

64位:《丹花のリンリン》

67位:《巫女の護り手》

72位:《ソウルダンサー》

81位:《静御前

95位:《ブラックブラン》

 

 全て1pt→0pt。【舞姫】はもう立派な環境デッキである。手軽な選択除去を持たない相手にはめっぽう強い。リンリンにサーチ効果がついているのでバウンスでは何の解決にもならず、特に【武身】相手にメタとして機能する。採用ユニットによって赤+もう1色を中心に構成されるが、火力補助とボード維持の観点で全てに入るのが《ソウルダンサー》。《巫女の護り手》で秩序の盾にも対応できるので、除去能力だけなら本当に環境トップクラスなのだ。

 初出の第一シーズンではS、第二シーズンでもAまで上げられる高DOBデッキであったが、根幹を為すパーツがついに0ptになった。今季はBまでが限度であろう。

 

 

76位:《ダークプリースト》(1pt→0pt)

83位:《選ばれし者》(1pt→0pt)

85位:《どきどきテイスティング》(4pt→0pt) 

 

【消滅回収型青黄コントロール】 - COJ山梨支部

 

 黄単・赤黄・青黄系で《光明神アポロン》と併用された。《無限の魔法石》を0~1枚しか採用しないにも関わらず「ほぼ確実に望むカードを手に入れることが可能」になった消滅回収ギミック。《神札再生》が投入されたVer1.3から1年、「《選ばれし者》がCOJのあり方を変える」とまで事前評価で騒いだVer1.3_EX1から約10ヶ月が経つが、《光明神アポロン》と《どきどきテイスティング》によってついに1つの形として結実したと言える。

 

 

87位:《開闢王伏羲》

90位:《ラミア》

 

アグロ緑単 - CODE OF JOKER 普及委員会(仮)

 

 緑アグロ系基本パーツ。1pt→0pt。《呉越同舟》4ptの恩恵もあったとはいえ貫通山盛りの破壊力は本物。「除去耐性とハンデスで詰ませる」ことを目的とした前Verまでの【加護盗賊】とは違い、「BPで勝ってひたすら殴り倒す」デッキなので好感度(?)も高い。マッチ相性もまさしく緑そのもので、【武身】や【赤単トリガーロスト】、各種【珍獣】系統相手なら有利。これも環境デッキでしょう。

 

 

96位:《ONI総長》

 

 1pt→0pt。「インターセプトと捨て札から回収する」の方で数多くの独自ムーブを見せる。可能な限り《人身御供》を連打したり、《脱出装置》や《デストラクションスピア》、《冥土の献上品》を回収してテンポを取ったりなどなど。

 

 

98位:《エリートシーフ》

 

 1pt→0pt。【盗賊】はなあ・・・。《セイクリッドフィールド》弱体化がモロに響いて、デッキパワーを保っている【青単レベルコントロール】や新参の【舞姫】など選択除去にボコボコにされかねないのが現状。なんでコイツ使用率上がってんだろうと思ったら再販かかったんだった。

 

 

101位:《心眼のナギ》

111位:《炎鬼イフリート》

139位:《開眼のアヤメ》

 

 全て0pt→1pt。【侍】vs【緑単アグロ】で殴り合ったら後者が勝ちそうな未来が見えるのがなんとも言えない。《静御前》入りの【舞姫】にシナジー目的で投入されるケースもあるが、その場合はやはりナギ最優先、次点で赤のイフリートや《赤誠の沖田》になるのだろう。《遮那王義経》は火力目的よりも隙を見て攻撃して舞姫をドローするのが強いらしい。《三日天下》に再販がかかって、組みやすくなったのはプラス要素なのだが・・・

 

 

106位:《ラミエル

 

 0pt→1pt。【赤単トリガーロスト】では完全に《聖夜のメリィ》優先。「最序盤で1体を除去してペースを握る」部分においてはスピードムーブつきメリィを超えるカードはそうそうない。全体火力についても《破壊少女シヴァ》と後述のカードでまかなえるため、現状採用余地のないカード。

 

 

104位:《火精フレイミー》

 

 1pt維持だが現環境で見ない日はないカード。【赤単トリガーロスト】と【舞姫】のレギュラー枠。相手が1ターンに投下できるBP量が増えてくるゲーム終盤においてもそれを上回る火力で焼ききれる。《破壊少女シヴァ》についてはCIPの火力も上げてしまう。ウイルスの性質上秩序の盾すら貫通なので、《ミューズ》程度では2回+《裁きのマーヤ》でアウト。手札消費の激しい【赤単トリガーロスト】では3ターン目には捨て札の枚数条件を達成できることも。運良くオーバーライドできると条件達成が早まるのも《策略の装填》と合致しており、大車輪の活躍を見せている。

 

 

 107位:《天帝インドラ》

 

 0pt→1pt。

 採用枚数自体は確実に減少傾向にあり、割と納得のできる順位。勝手に進化する【武身】相手にほとんど効果がないのが悲しいが、裏を返せば【武身】には投入チャンスがあるということである。事実、【武身アリアン】には投入を推奨されている。

武身アリアン珍獣 - アースのブログ

 おなじみ《裁きのマーヤ》に加えて緑アグロの《開闢王伏羲》《天空のアイテール》、さらには《創造神機ブラフマー》の愉快な仲間たちなどなど効果対象には困らない。カードパワー自体は現役だろう。

 

 

116位:《アンフェア・タックス》

 

 0pt→1pt。【武身】と黄単系統が誇る脳血管切断機。《意気投合》のポイントも変動していないので相変わらず《雷鎚・ミョルニル》からオッスオッスできる。《It's showtime》+《モロク》などその他のサブウェポンも前期とほぼ同じぐらいなので【武身】はCまでなら苦労しない。

 

 

126位:《海鳴の精ウンディーネ

 

 0pt→1pt。《創造神機ブラフマー》から出てくる戦闘要員としてはカードパワーが高く、《ONI総長》のデメリットが厳しい【青単レベルコントロール】ではレギュラー枠に近い。

 

 

155位:《熱帯のフラミン》

 

 1ptスタート。コイツを見かけた場合にはまず《煉獄の封札炎》を思い出そう。自身の能力と合わせて5000まで焼けるので《裁きのマーヤ》ぐらいまでは出落ちさせることができる。《アサルトエンジェル》から出てくることもある。

 

 

220位:《両成敗》

 

 2pt→1pt。黄色系、というよりかは【OC特化珍獣】でよく利用されている。《カパエル》から使われて《ユグドラシル》や《勇王機神バトルカイザー》を消されるのだからたまったものではない。ウイルスの除去などにも使えるので黄色系も投入を考慮してみては?

 

 

346位:《繁栄の対価》

 

 1pt→2pt。

 2pt帯の注目株。《アリアンロッド》に親を殺された貴方へ。

 《裁きのマーヤ》《暴虐王バアル》《魔槍のリリム》と赤系にも当たる。《開闢王伏羲》には固着がついているので使わないように。緑系相手なら《ランスロット》を狙おう。

 

 

・赤4ptユニット

 

 進化運用する上でありがたい1CPの《ドン・ペローネ》が最有力。2CP帯に《ダーティークロウ》《ニードラー》《勇士ダルタニャン》と揃い、さらにはサーチャーとして《朱雀》まで控える。インターセプトやトリガーに頼らずにユニットでポイントを取れるシーズンだ。

 

 

・黄色4ptユニット

 

 超豊作。1CPユニットは《オトタチバナヒメ》《ガンスネーク》《イナバウサギ》ととまさかの3択。2CPにも《ポメ錦》《ストラグラー》とエースが揃う。後攻初手《ヴァイオレット》は広範囲に刺さりそう。さらには《玉璽》が4pt帯にやってきている。《聖天使ニケ》が1pt落ちしているということは・・・?

 

 

・青4ptユニット

 

 こちらも大満足の出来。1CPに《キャタピワラシ》。2CPは《ゴーストフェンサー》と《アクアランサー》で2択なので《策略の装填》などを考えながら贅沢に悩める。《セレニティナース》と《シェムハザ》が揃って落ちてきたので《アサルトエンジェル》《天空のアイテール》と種族シナジーを形成可能。また青4pt永遠のエース《紫電龍》も帰還。《叢雲・クサナギ》や《開闢王伏羲》、《聖夜のメリィ》に《火炎将軍スルト》など今でも対象に困らない。

 

 

・緑4ptユニット

 

 《スチームバク》から《びっくりクッキング》《大いなる世界》につながるのはかなりのクソムーブ。《リザードナイト》も効果とBPのバランスがよく、今季は《ローグソルジャー》を使わずに済みそうだ。注目すべきは《チアマスター》《ホワイトバニー》の2体の舞姫。《丹花のリンリン》の弾になるが、特に前者はほぼ確実に併用される《ソウルダンサー》のウイルスを利用すればデメリットを踏み倒せるので《丹花のリンリン》のBPを上げて蠅魔王剣圏外に逃がすことができ、今Verに入ってから【舞姫】で採用実績があるのだ。

 

 

 

554位:《クラブドーザー》

 

 今回の記事の〆をコイツにお願いしようと思うんです。

 

 2pt→4pt。僕の記憶の限りで、コイツが4ptに落ちてきたのは初めてのこと。もちろん今までコイツが落ちてこない理由ってのはスターターに入ってるからなんだけど、それでもついに4pt落ちした。

 たぶん、なんらかのきっかけで《デモンズハンター》や《ブレイズシューター》、《聖夜のメリィ》を手に入れて、コイツと入れ替えた人が多いんじゃないかなあって思う。で、こういうカードを手に入れるには筐体にお金入れなきゃいけないんですよ。アクティスかもしれないし、カードパックかもしれないし、固定パックかもしれないけど、なんらかの形で「無料勢」を卒業すると自然に《クラブドーザー》ってデッキから抜けるんです。(《ニードラー》さえ考えなければ)実質の上位互換が山ほどいるので。

 これ、いいことだと思うんですよね。COJが儲かってるって話でしょ。俺たち古参老害は《リーフィア》や《フレスベルグ》、果ては全盛期《カイム》と比較して《クラブドーザー》のこと馬鹿にしてきたけど、逆にそれだけ愛着があるんだよ。一度死にかけて再誕したCOJ。いくつかのゲームが生まれて間もなく爆死したりするのを横目で見ながら、COJがまだ生きていられることを、《クラブドーザー》4pt落ちから実感したりしたわけです。

 来年春のスタン落ちで、ほぼ間違いなくいなくなるんだろうけど。再録する理由なんて老害のセンチメンタル以外にないし。

 

 

 

 総じて4ptユニットはかなり優秀だが、Sデッキのアドバンテージが薄れたためにある程度のポテンシャルはないと握りづらくなってしまった。有象無象を轢き殺すことに関しては【武身】はトップクラス。その【武身】に対応するために細かい除去能力か圧倒的なスピードが各デッキに要求されているのも、S環境到来を妨げている。