成人式の思い出とか
攻略記事とかそういうのを期待している方は申し訳ない。次回以降にしてほしい。
成人の日ってことで思うところがあって、クソ記事書くだけなんだ。
年末年始の大遠征で使うかも、と思って記憶の奥底から引っ張り出して整理して、結局使わなかった話なんだけれども、もったいないのでリリースしちゃうことにする。
・成人式の思い出 ~「ズッコケ三人組」という概念~
ズッコケ三人組、というのは児童文学が大元らしい。本なりドラマなりを見たことがあるわけではないのだが、リーダー格のハチベエ、頭脳班のハカセ、デブ枠のモーちゃんのスリーマンセルを中心に様々なイベントが起こる話だ。
本家は小学校の話なんだけれど、僕の中学校時代はまさにそんな感じのスリーマンセルで四六時中つるんでいた。家も近所だった。リーダーとデブはもういたので、僕はハカセ枠。人生において親友を10人挙げろと言われたら、この2人は間違いなく入る。
(ⒸSEGA)
読者の皆様にわかりやすく伝えるとこんな感じだ。いい加減僕の自画像に《ヴォジャノーイ》使うのキツくなってきたから、SEGAは早いところ海洋種族の男ユニット出してくれ。イケメンじゃなくていいから、せめて人型・魚人系で。
で、同じクラスの女子にも偶然それっぽいスリーマンセルがいて、僕らと仲が良かった。
(ⒸSEGA)
「ギガンテス」と「ガブリエル」は毎日のように激しい煽り合いをしていた。今で言うところのTwitterのクソリプのようなものだ。「アザゼル」と「アクア」は当時から付き合ってた。余りにもバレバレだった。残った僕と「アイテール」も、3年間同じクラスだったこともあって、だいぶ良好な関係だったと思う。「アイテール」には、別に彼氏がいたのだけれど。
この6人+αは、中学卒業後も定期的に集まって飯を食うような関係だった。「アイテール」と「ガブリエル」はいつ会ってもたいてい彼氏がいて、そういった余裕からか僕に向かって「あんたとはいい友達だけれど恋愛対象として見るのは無理ね」とか散々に言われた。これは僕をその後10年近くにわたって縛り続ける。
で、成人式だよ。このへんのメンツとか当時の同級生はもろもろ大集合するんだけど、「アイテール」やたらモテるのね。いわゆるお持ち帰り的なのを狙われまくってた。わざわざ《天空のアイテール》使ったあたりで察してほしいんだけど、確かにクラス1可愛かった。ただ中学時代と比べて綺麗になったかって言うとそうでもなくて、一緒にいた「ガブリエル」の方がそういう進歩はしてた印象だった。多分変わったのは女性陣というよりかは、5年の月日と酒が入ったことで性的に正直になっちまった男たちの方だったんだと思う。
J勢で僕と飲んだことのある方は覚えてるかもしれないけど、僕は体質的な問題で一切酒が飲めない(やろうと思えば酒飲んだ面々と同等のテンポで騒げるけど)。だからそん時もシラフだった。隣で「アイテール」に群がる男たちを横目に20歳だしこんなもんか、と思ってた。
酒の許容量の問題で、「アイテール」は外で休むと言い出した。それを見かねた「ガブリエル」が僕に言った一言が、今日の前半部分のメインコンテンツ。
「ちょっと、この娘の様子見といてあげて。あんたなら信頼できるから」
・・・どういう意味だよ。
断る理由はなかった。「アイテール」が体調面でも精神面でも相当参っていたのは容易に想像できた。ついでに、当時しっかり彼氏がいたことも知っていた。
でも、言い寄ってた男たちと僕に何の違いがあるっていうんだ。酒こそ入っちゃいねえが、僕が「アイテール」に手を出さないって保障はどっから来たんだ。あれか、「いい友達だけれど、恋愛対象じゃないよね」の拡大解釈か。
根拠もわからぬ絶対的信頼を裏切るわけにもいかず、1月の寒空の下、結構可愛い20歳の女の子と2人きりで約10分間。ただし、女の子側が参っているので会話一切なし。役得とは言い難い。なぜこうなった、俺はお前らにとってなんなんだ・・・そういう葛藤を抱えて終わったのが、僕の成人式だった。そこから7年、このへんのメンツとは会っていない。
ちなみに僕の現状の評価を書き出してみましょう。
「合コンをやるとしてもお前は100%連れて行かない(東京都Cさん)」
「お前は原則的に人気好感度の低いキャラだけど、俺はむしろそこが好きだよ(神奈川県Pさん、神奈川県Hさん)」
ざっくり意味はわかりませんが、これが27歳のオタクを取り巻く現状です。
・女性エージェントがJを「続ける」モチベーション
クソ珍しく女性の話をしたのと、ちょもすブログの過去ログ漁りをしてたらこんなのを見つけたので、女性エージェントの話をしてみようと思う。
「女性カードゲーマーの思考とか~」を読んで考えたこと - chomoshのブログ
この記事、および記事中のリンク先は「新規に女性エージェントを増やせるかどうか」を焦点にしているけど、僕が今日話題にしたいのは、「TCGというあまりにも女性に縁のないゲームを、どうしてここまで続けてきたのか」という話。逆説的に、「COJをうっかり触ってしまった女子をそのまま沼に嵌めるには」というテーマにもできる。
上海出張前だったり、年末年始だったりと大遠征を立て続けに組んだせいで、僕のリアル側の交友範囲はかなり広がって、それに伴って女性エージェントと話をする機会もそれなりに増えた。多分今このゲームには15000人ぐらいのプレイヤーがいて、少なく見積もってそのうち3%を女性としても450人ぐらいは女性エージェントがいると見ていい・・・気がする。
(数値参照:ゲーム大会に準優勝して50万円を貰ってもクリスマスの予定は変わらない - chomoshのブログ)
そのうち10人ぐらいと実際に会ったことがあるって話でしかないので、統計母数が足りないって言われたらそれまでなんだけど。
普通ゲームを続けるモチベーションってのは3つに分けられる気がする。
①ゲーム性が面白い。もっと強くなりたい。
②友達がやっているので。コミュニケーションツールの一環として。
③キャラクターが可愛い。世界観が好き。
この分類自体は男も女も変わらないと思う。ただ、この3つの比率がエラい違う。
男は①の比率がクッソ高い。極端な話《天空のアイテール》の絵だけが《ギガンテス》や《ヴォジャノーイ》に変わったところで多分【アグロ緑単】に入れるのをやめはしないだろう。そりゃもちろん③のタイプもいるにはいるだろうが、基本的に①が多い。
女は一転して②や③が増える。いや、TCGプレイヤーとして並み居る男どもをちぎっては投げちぎっては投げみたいなのも少なからずいるよ。現時点で2人Q3オーバーがいるところまで把握してるし。もちろんこれは僕の観測範囲での情報だからもっといるのかもしれないけど。でも②や③がめっちゃ多い。②に関しては「彼氏」とかいう聞き慣れないキーワードが絡んでくるケースがあるから難しいんだけど。
僕が上海にいてTwitterを見ながら思った、あるいは各地を旅して思ったのは、Jに関してもこの「キャラ萌え」が思った以上に多いってことだった。
その昔、COJは「最高レアリティに男しかいないゲーム」だった。Ver1.0では《蛮王ベリアル》《戦神・毘沙門》《冥王ハデス》《ジークフリート》と綺麗におっさんが勢揃い。基本的には「おっさんが出て殺す」ゲームだった。《リーフィア》《ジャンヌダルク》《大天使ミカエル》と、頑張った女子もいるにはいるのだけれど。
その後、SRユニットに関しては「女性2体それ以外2体」が平均バランスになった(それ以外、というのは身体を機械化した高次元生命体がたまに出てくるから。男の声だけど)。実際に列記してみる。
Ver1.1全体:《裁きのマーヤ》《卑弥呼》《守神・不動明王》《剣聖・武蔵》
Ver1.2:《光神・アマテラス》《蠅魔王ベルゼブブ》《海神ポセイドン》《鬼神・スサノオ》
Ver1.3:《原初神ガイア》《大魔導士リーナ》《軍神アテナ》《現世のイザナギ》
Ver1.3_EX2:《大天使ガブリエル》《幽世のイザナミ》《ユグドラシル》《狂神アレス》
Ver1.4:《破壊少女シヴァ》《天帝インドラ》《創造神機ブラフマー》《統制者ヴィシュヌ》
Ver1.4_EX2:《魔軍総帥アスタロト》《始世姫ジョカ》《光明神アポロン》《開闢王伏羲》
「COJのユニットがメスガキだらけになった」と言われ始めたのがいつだったかは定かではないが、SRユニットに関してはVer1.1の時点で既にその傾向があったともいえる。Ver1.2はかなり漢くさいSRラインナップだがそれを打ち消すかのようにVer1.3は女子が多い。Ver1.4以降は2:2に戻っている。
なんでこんな話をしたかと言うと、(あくまで体感だが)女性エージェントってのは下手したら男性エージェント以上に女性ユニットを好むような気がするからで。
甲府で、2人組ぐらいのJKが揃ってJやってる時があんのね。Sランクにも言ってない青パネルオブ青パネルなんだけど、「この子かわいいよね」とか言いながらまあ楽しそうに遊んで、ちょっとしたら帰るわけ。なんでそんなもん観察してんだって言われたらコイツらのせいで満Jだからなんだけど。
何円入れてんのかは知らないけど、ちゃんと定期的にJをやりに来る。ランクもランクだし、プレイングもデッキもガバガバだけど、別に楽しそうなので放置。カードゲーマーではなさそうだけどプレイヤーとしてJをほどよく遊べてそうなので、それはそれでアリだなって話だ。一昔前はこのゲーム甲府で俺しかやってなかったんだから。
そういう風潮と関係あるのかどうかもわからないけど、COJの絵を描いている人の女子率っていうのは明らかに高い気がする。TLで絵が回ってきて、プロフィール覗いてみたら女子って書いてある率の高さ。いや、本当に女子かどうかは知らないけどさ。
ついでにそういう絵師たちが女子ユニットを好んで描くので、「メスガキだらけのCOJ」は意外とうまいこと行ってるんじゃねえかって思ったのが昨今。今後どうなるかはわかんねえけど。
これもあくまで多い気がするってだけで、全員がそうってわけでもない。《絶望の天魔アザゼル》全盛期に「アザゼル君がかっこいいので使いたいです^^」とか言ってきたヤツもいた。当然、全盛期【赤黄ミッドレンジ】渡して終わりだけど。
先程の3つのモチベーションの話に戻るけど、①のゲーム性に惹かれたオタクを繋ぎ止めるにはもう単純にゲームバランスとかの問題になる。【加護盗賊】期に離れた層が今結構戻ってきてたりとか、そういう話。②はもうその友達のモチベーションに依存してしまう。①のタイプだったらゲーム性の話になるし、③のタイプだったらキャラクターがどうこうになる。
で、③だよ。最近はCOJ運営も結構頑張ってる気はするけどね。これとか。
世界観やフレーバーの話をちょもすもしてたけど、ことあるごとに投げつけられるこの手のユルいイラストはそういう部分に結構影響してるんじゃねえかなあ。
最近回ってくる絵に《雷鎚・ミョルニル》だったり《始世姫ジョカ》だったりと最新弾からのチョイスが結構多くて、キャラクターメイキングって意味でも割と上手く行っている気がする。
後はやっぱりストーリーモードだなあ。いろいろ頑張ってるし、「京極院沙夜」ってキャラクターは大したもんだと思うけど、本当の操作キャラと言えるエージェント7人(沙夜抜いても6人)が弱い感じは否めないでしょ。Hearthstoneのアドベンチャー並みにエグい謎解きや特殊ルールぶつければゲーム性重視のオタクも喜ぶと思う。
WLWとか、ガンストってそのあたりの商売もめっちゃ上手いじゃん。前者はラインスタンプが出た。後者はもはや本質的ゲーム性よりもそっちで稼いでるって話まである。見習うべきポイント、あると思うよ。そういうの考えた時に「スタン落ち」が真っ向から流れに逆らっているってのは若干危惧しているポイントでもあるのだけれど。
言いたいこと言っただけのクソ記事でした。
ではまた。