在上海考COJ①
やあ。またなんだ。すまない。
理由は後述するけど、あまりにも仕事が終わったオフの時間帯が暇なのでブログを再開することにした。
当然COJはできない状態だし、もうDOB更新日に速報を入れるようなことはしないけれど、 R&Dサポーターズにも名前が残ってるし、ちょっとだけCOJの話もしようと思う。
これも理由は後で書くだろうけど、画像処理とかほぼ不可能な状態だから文章だけの淡白なブログになると思う。
コジ研にもTwitterにもロクに繋がらないしね。そこは勘弁して欲しい。
・イベント13th~エクステンド
実際評判いいし、面白そう。やってみたい。
ちょもす絶賛ってことは、多分古参老害もゲラゲラ笑いながら楽しめる出来のいいクソゲーなんだと思う。
http://chomosh.hatenablog.com/entry/2015/06/19/220000
「【珍獣】系最強かと思ったがそうでもなかった」だったり、「《アンフェア・タックス》死ね」だったりはもう死ぬほど聞いたので、
"このイベントならでは"の別のアプローチについて何点か喋ってみる。
「とりあえずいっぱい引けて、いっぱいカード使えるじゃん」ってところからこのイベントの構築はスタート。
ここから「3ドローの世界線で【ハンデス】使うの馬鹿らしいな」とか「【珍獣】最強かよ」とか「《アンフェア・タックス》死ね」に行き着く。
ちょっとすると、「カードは死ぬほど引けるけど果たして使いきれるのか?」という問題にぶち当たるはずだ。
「スタートCPが多いから【四聖獣】」とかやると、特にハマりそうな問題。
実はどんなデッキでも《無限の魔法石》3積み推奨のイベントなんだと思う。だって、手札余るじゃん。パック売り、ナイスタイミング。
これを解決する上で《換金所》とか言い始めたちょもすは"やっぱQ3かっけえ"って感じする。
あと、だいぶ毛色は違うけど「このイベントの【スピードムーブ】最強」ってのもびっくりした。
手札がほぼ尽きることがなく、後半のCPも青天井。更にシステム上《ライズアンドシャイン》が《アンフェア・タックス》を受けない。
ヤケクソみたいなCPと手札から「《ライズアンドシャイン》→スピードムーブ連打」のクソムーブがほぼ確実にできる。 誰だ、最初にこれに辿り着いたやつ。
"ちょっと頑張れば2周目突入"ってのも相当面白い。
"ちょっと頑張ればデッキのカードを全部引き切れる"んだから、"【珍獣】じゃなくてもちょっと頑張るだけでユニットがオーバークロック"である。
だからOC前提のユニットを普通のデッキに突っ込んで誰か回してみて欲しい。
例えば、
・《聖天使ニケ》→【黄単メガバウンス】【赤黄ミッドレンジ】
・《バク・ダルマン》→【赤黄ミッドレンジ】
・《献身のフェリア》→【スピードムーブ】系
・《KP》→【黄緑】系(《明天凶殺》要るのかな。どうせ3ドローされるし《アンフェア・タックス》でいいか)
などなど。フェリアは普通に入ってるかもしれないけどさ。
「《アンフェア・タックス》で落ちた」だって?2周目入ってから《無限の魔法石》で行けるやん。
マリガンのキープ基準も思いっきり違うのかな。
「先攻1T《カイム》→《アンフェア・タックス》」の話があってなるほどやべえなとは思ったけど、 このイベントは雑に「先攻1Tに3CPサーチャー」が許されてるってことだ。
《カイム》以外では《ストライクナース》、《心眼のナギ》が2大巨頭。《ミューズ》もある意味そうなのかな。
先攻1Tで《シェムハザ》出てきたらかなりヤバいと思う。次のターンのサーチ付き7000パンチどうすんだよ。
後手でも平然と《ミューズ》が出てきて"蠅魔王剣とはなんだったのか"ってなりそうだし、
もしかしたら《エンジェルビルダー》・《ロキ》・《ユグドラシル》あたりがすっ飛んでくるかも。
「《アンフェア・タックス》死ね」って言うなら《謀略の祝杯》・・・ってやろうとしてこれ以上ドローしても破裂するだけだと気付く。
じゃあ《イーリス》とか《トリガーカウンター》で行けるんじゃねえの。
どうせできないので適当に書きなぐっただけ。何かのヒントになれば。
・《鏡の盾》
で、このイベントの商品の目玉がコレなんだっけ。
カード名合ってるかどうかすら自信ないけど。
トリガーかインターセプトを2枚回収する、って効果だけど逆に「対象カードが捨札に2枚いないと使えない」って話なんじゃないのか。
普通のデッキは多分トリガーとインターセプトが合わせて12枚とかそんぐらいで、最近はどっちかに偏ったデッキも多い。
トリガーは《無限の魔法石》3枚と《人の業》1枚で終わりとか、インターセプトが全部で3枚とか。
で、原則カードはまず手札に引かないと捨て札に落ちない。《デスパレート》という唯一の例外を除いて。
ってことは"ある程度カードを引けるデッキ"、ってのが《鏡の盾》を使う条件になる。
しかも"トリガーやインターセプトを回収して嬉しいデッキかどうか"という本来の採用基準もある。
そうなると思ったよりも《鏡の盾》の用途は狭いのではなかろうか。
おそらくすんなり入るのが【海洋】。《海底の楽園》でバリバリ引ける。
いつもの3点セット《海底の楽園》《虹色のキャンバス》《伝説の奇術師》に加えて《封札の死壊石》と回収したいものばかり。
死壊石のおかげでガン伏せが強く、手札を3枚以下にしやすいのもアツい。
《鏡の盾》あるからって《伝説の奇術師》抜くなよ。《鏡の盾》の発動は相手依存なんだから、自ターンに虹キャン連打するにはそれしかないぞ。
次点としては【魔導士】じゃないかな。《魔導士の館》がドローソース。 《魔導の書》が4発以上撃てるとなればコンセプト的にかなりの魅力。トリガーも《無限の魔法石》《魔導士の館》までは入る。
《魔導士の館》第二効果を考えると3枚エンドはよくやる。
他はどうなんだろうね。【珍獣】系はドローは速いけど手札がいつもパンパン。あとインターセプトが少ないしすぐ1周する。
トリガー回収できたら強そうな【黄単メガバウンス】もインターセプトが絶望的に少ない。
《デスパレート》から《鏡合わせの祈り》と《鏡の盾》で遊ぶだって?【四聖獣】かな?
それ、《デスパレート》引けなかったらどうすんだよ・・・そのために魔法石まで使うのか・・・?
【トリガーコントロール】?おめでとう。存分に《鏡の盾》を君の望む枚数だけ入れてくれ!
マジで仕事以外暇なので、「これでブログ書いて」みたいなお題があったらコメント欄にどうぞ。
急ぎでないものなら、という条件はつきますが。「DOB更新の記事書け」って言われても無理。
Jの話だけ聞きに来た人はここまで。 以下、僕の上海での日記である。
・人の海を泳ぐ
上海市の人口はおおよそ2000万人。日本で言う政令指定都市のようなもので、省には分類されない。
面積は山梨県の1.5倍ぐらい。だが、"市"である。
上海という街が抱える問題はおそらくほとんどが「人口が多すぎる」ことに帰着する。
上海に来てまず真っ先に感じたのは「交通ルールもへったくれもない」ってことだった。
"車は右側通行"で、"赤が止まれで青は進め。ただし赤信号でも右折してよい"。ここまではアメリカの大半と一緒。
ただ、本当にそれしかない。日本の"横断歩道を渡っている歩行者がいたら車は止まりなさい"とかがないので余所見してたら死ねる。
車であろうがバイクであろうが歩行者であろうが我先にすっ飛んで行く。道を歩くのに気が抜けない。
上海歴約5年のS部長曰く、「路線バスは最強の乗り物だから歩行中に見たら避けろ」。100%道を譲らない、止まらない。
そしてこの街はその路線バスを筆頭にクラクションがひたすら鳴り続ける。朝の目覚ましは車の騒音。
0:00に寝て6:00に起きる生活リズムが嫌でも形成される。休日も同じサイクルを強要されるのがキツい。
唯一の救いは日本よりも車道の巡航速度が遅いこと。割り込みや飛び出しが日常茶飯事なせいだけど。
この理由について、S部長が言うには「人が多すぎて何をするにも"並ぶ"から、他人よりも先に動きたい真理が強い」のだとか。
慣れてしまえば、公共交通機関は死ぬほど安い。
地上最強の乗り物・路線バスは1回乗ったら降りるまで一律2元(約40円)。外から見たとき同様に運転が荒っぽい。
地下鉄は初乗り3元(60円)。上海市のほぼ全域をカバーする。車内にCMとかを垂れ流すモニタがあるあたりやっぱりメガロポリス。
この2つの乗り方と地図、そして上海市交通カード(雑に言うとpasmo)とパスポートがあれば、割と市内のどこにでも行ける。
・クソ回線との戦い①
渡航前の僕は「上海とかアジア有数の大都市やしインターネットとか爆速やろwww」とタカをくくってた。
ところが、上海到着後はVPNはおろかインターネットすらロクに使えない状態に追い込まれた。
僕の住んでいるアパートには80~90ぐらいの部屋がある。数えたわけじゃないけど。
そして、"このアパート全体で2Mbpsの回線を共有している"。
大事なことなのでもう1度。"80人以上で、わずか2Mbpsの回線を共有している"。
そんなこと契約時に聞いてねえぞ。はっきり言って、昼間~夜は家でインターネットができない。
この前スピードテストに挑戦したら23kbpsという15年ぐらい前に戻ったかのような数値を叩きつけられた。
Twitter、LINE、乖離性MA、Hearthstone、Magic Online、そして3DSの各種ソフト。
インターネット回線があることを前提にオフの過ごし方を考えていた僕にとってはまさに死活問題であった。
ちなみに2:00~8:00までなら割と満足にアパートの回線を使える。他の住民が寝てる間に、というわけだ。
故に僕は、6:00(日本時間7:00)に起きてまずなにかしらで遊ぶという不穏なサイクルに突入した。
ついでに、暇な時間に文章を書いて、この時間にブログをアップしようと思い立った。
しかしどうにかしてこの状況を改善しないと帰国するまで僕の精神が持たない。
金なら出すから個人回線を開けないかと不動産の方に聞いてみたところ無理だと一蹴される。
更に絶望的なことに、「接続人口が多すぎてプロバイダ側がパンクする」ことすらあるのだそうだ。
そこで僕は家の回線をすっぱり諦め、外部のフリーwifiに目をつけた。
まず行き着いたのがスターバックスコーヒー。なぜか上海市内に死ぬほど店舗がある。
どの店にもスタバのフリーwifiがあって、充電用のコンセントもあることが多い。
スタバ以外の飲食店にも大抵店専用のwifiがある。日系のラーメン屋とかね。
しかしながらアパートよりもだいぶ回線が強いとはいえやはり速度を店舗内で共有。混んでいるとロクに接続できない。
スタバは特にコストパフォーマンスが悪いので、ネットに繋げないならそもそも行く用事もない。
抜本的状況の解決はまだ先である。
この状況を見かねたH部長が、社用のポケットwifiを無期限で貸してくれた。
天から突然降ってきた専用回線。覚醒の時、来たる・・・?
次回は「上海の愉快な仲間たち」と「クソ回線との戦い②」の2本立てです。