6/16カードランキング更新 ~Ver2.0第二シーズン展望~
・前シーズンまとめ
もはや【海洋型蘇生青単】(・・・というか、単純に【海洋】で通じる。以降この表記で)が環境最強であることに疑いの余地はなさそうだ。対面有利の【ミリア珍獣】、ブン回りのある【緑単アグロ】【道化師】【黄単】【紫単】あたりならまだまともなゲームになりうるが、他はもう単純にデッキパワーとスピードでついてこれない。
強いプレイヤーがそのデッキパワーを評価してメインに使っていく過程でどんどん構築も先鋭化していき、手の付けられない状況になりつつある。
今季のランキングです。集計期間は6/2~6/14、《魔力解放》《コロポックル》は2ptスタート。ジョーカーのpt変動とランカーリプレイはまだみたいです。
・0pt帯
8位:《炎剣・レーヴァテイン》
赤いデッキにはなんでも入る利便性。「ベルゼブブでベルゼブブは倒せる」のに「レーヴァテインでレーヴァテインは倒せない」ってどういうことやねん。
前Verで《魔槍のリリム》《丹花のリンリン》あたりが担当していた最序盤の火力除去を1人で担っている状態。セット運用されることの多い《三叉・トリシューラ》よりも遥かに順位が高いのは、《聖少女ブリギッド》系統で単独運用されるからか。
10位:《レヴィアタン》
22位:《獣忍白狼》
23位:《海底の楽園》
24位:《ヴォジャノーイ》
30位:《マーメイド》
37位:《天然魔導士ミーナ》
41位:《呪いの贈り物》
48位:《亡霊を喚ぶ街》
全て【海洋】パーツ。1pt→0pt。
当然とも言える流行度ではあったが、最も恐ろしいのは一覧からあえて省いた《盗賊の手》18位(1pt→0pt)ではなかろうか。アンチ【海洋】のメタカードではあるが、【海洋】にも平然と複数枚投入されている。
我々は、嫌でも海と生きていかねばならない。
40位:《ターニングポイント》
44位:《愛しき訪問者》
50位:《学びの庭》
1pt→0pt。【ミリア珍獣】は対【海洋】の一番手。《破壊少女シヴァ》の有無に始まり、最近は《春忍の桃花》《ケロルド・ハンゾウ》の忍者型、《強欲の代償》《幻想のメロディー》の代償型など構築パターンにもバリエーションが出てきたが、高DOBを得るために基本形から回転率かライフを犠牲にしていることに留意。ちなみに至極普通に基本型を組むとB到達できないので、弱いカードを入れるか亜種に行くかの2択になる。
それでも当の《謀略の女王ミリア》本人が1pt維持なのが意味不明という声は多い。あと、《ゴールド・ダルマン》も1pt維持。
26位:《パズズ》
【道化師】だけでなく、最近は【赤単トリガーロスト】にも入り始めた。横並びへの圧力が高く【ミリア珍獣】はもちろん【海洋】にも一定の効果を示す。《熱き青春》との高威力コンボの被害報告も絶えない。
《滅王アレキサンダー》《ONI総長》のタッグとの戦いは「後出し有利」。何か別のカードで釣りだそう。
36位:《聖少女ブリギッド》
1pt→0pt。
「先攻初手」は本当に相手をよく見て。【海洋】確信なら行くべきだが、《炎鬼・レーヴァテイン》《謀略の女王ミリア》に瞬殺されると被害が大きすぎる。
むしろ熱いのが「後攻初手」。即座に《ONI総長》《獣忍白狼》《サイクロプス》《神人ヤマトタケル》に繋ぎ"実質先手"とも言えるテンポの取り方になる。2体まとめて処理するには《天帝インドラ》あたりを待たねばならない。
・1pt帯
51位:《人の業》
0pt→1pt。
史上初。《天空神機ゼウス》も前よりは増えた。主な仮想敵が《邪眼天使サリエル》に移った感は否めず、それならもっといいカードがいくらでもある。
54位:《ダークプリズン》
57位:《舞踏のクロエ》
59位:《狂鬼イフリート》
74位:《なすカウ》
87位:《竜魔人ドラゴニュート》
88位:《封札の紫呪印》
92位:《魔導女学院生エリン》
121位:《スピリット》
0pt→1pt。
紫関連カードが随分落ちてきた。今季の【紫単】は無理すればBにならなくもない程度。【ミリア珍獣】ユーザーが口を揃えて「ツラい」と言うのが【紫単】。《パイモン》《舞踏のクロエ》《封札の紫呪印》の3本柱が堅い。
55位:《テューポーン》
56位:《おおきくなるよ!》
60位:《蠅魔王ベルゼブブ》
61位:《裁きのマーヤ》
77位:《原初神ガイア》
0pt→1pt。
古来からの赤系エースが苦戦している。無限に湧いてくる《レヴィアタン》《天然魔導士ミーナ》と戦うために、継続的な火力除去が可能な《炎剣・レーヴァテイン》《パズズ》に帰着するというのはわからなくもない気がする。
76位:《人身御供》
0pt→1pt。【ミリア珍獣】に《人身御供》は入らないらしい。《ミューズ》《統制者ヴィシュヌ》が環境から激減したのもあるし、どうしようもなくなっても《サイレンスビロウ》でいいのも大きい。
133位:《ブラックケルビム》
164位:《雪忍の六花》
4pt→1pt。【海洋】でpt調整用に使われた。両者の違いは《獣忍白狼》を引けるか否かなのだが、「引いた先から全部《マーメイド》で切るんだから狼はサーチャーから引きたくない」「《マーメイド》あるかどうかわかんないし引けるに越したことはない」と上位陣でも意見の分かれるところであった。今季は双方不要、理由は後述します。
・4pt帯
284位:《人柱のシズク》
1pt→4pt。
思い出すべきは最大の相方《創造神機ブラフマー》である。ブラフマーは6CPで6000の本体のオマケに「捨て札から大量に特殊召喚できる」のだが、現代COJにおいて捨て札から特殊召喚するのに必要なCPは0である。となるとこの《人柱のシズク》のように出てくるユニットの質で差別化していかねばならないのだが、《レヴィアタン》《ドラゴンブリザード》には質でも十分に勝負できるテキストが書いてある。
余ったCPで現代【海洋】が何をしているかと言うと《邪眼天使サリエル》なのだ。《創造神機ブラフマー》と愉快な仲間達が置かれた現状は、もしかしたら《海神ポセイドン》よりも厳しいのかもしれない。
298位:《グローリードラゴン》
2ptスタートから4ptへ。
9000不屈なんて普通は止まらない。現環境が極度な青環境なので、この手のただデカいだけのユニットがあっさり死にやすいだけなのだ。
・6pt帯
重要なお知らせがあります。
海洋のオリボ解説
— 園崎ひき子✩ (@hikariver) 2016年6月16日
青線固定枠が今回2ptだから自由枠6で6*5+4*1の34ptとJK4pt合わせてB
息吹も0になったら自由枠を6*6、シャープリ0ptになったら相方4ptJK
これで今後一生ほぼストレスなく使えるBができます pic.twitter.com/MluOW1n6wF
【海洋】のDOBは、6pt青ユニットが存在する限りBから落ちることはありません。
「デッキに詰め込んだ異物」の有効利用という点において、《マーメイド》と《邪眼天使サリエル》を擁する【海洋】に勝てるデッキはない。《無限の魔法石》《聖少女ブリギッド》よりも、遥かに効率よく異物をリソースに変えていく。そして、青いカードを捨札に送ることにも意味がある。その異物がユニットならば、2枚揃えばオーバーライドで1ドローに変わり、捨札の青いカードが1枚増える。
なんでもいい、とまでは言わない。一応今季なら《アクアランサー》と《魔侯アンドラス》がオススメ。ただ環境最強である【海洋】がランキング更新の影響を受けずに一生Bで出てくるということは、この環境から流動性が消えたと言ってもいいほどの事案である。
青以外?・・・《ラッシュビートル》とか、どうすか?
・俺は人間だ、人間でたくさんだ
まだ大阪いるんで更新は夜になると思います
— GN電池@怒ってます (@GN_Denchi) 2016年6月15日
僕は全自動でブログを更新する機械じゃない。更新日に「はよ」って言ったところで僕の都合が悪ければ記事は出て来ない。16日の朝はまだ大阪にいて、J筐体はあってもパソコンがなかったんですよ(パックの関係でネカフェ追い出されたし)。16の昼にもう1つ案件があったから、それまで大阪にはいなきゃいけなかった。
僕はこれを書くだけじゃ生きていけないんですよ。だから僕の生きる都合は山梨支部より優先されるんです。怒ってますってのはそれだけです。前日にプラチナカンスト決めときながらその日のうちにゴールドに落ちてたこととは一切関係ありません。
遅くなってごめんなさい。