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COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

8/25カードランキング更新 ~大規模システム変更解説~

・前シーズンまとめ ~【紫単】よりも速い紫~

 

 【紫単】1強環境に対してエージェントが出した答えは「殺られる前に殺る」であった。前季を象徴するデッキを3つほど紹介。

 

1. 【紫珍獣】

 

 【にゃしぇが解説! #1】『COJ』トップエージェント対決動画(珍獣紫デッキ)を読み解く - 電撃アーケードWeb

 

 【紫猿】、あるいは【メイド珍】などとも呼ばれる。《悪意のプレリュード》などの「あなたはカードを1枚引く」と書いてあるインターセプトを連打しブロッカーを無力化し、場に出ている小型ユニットで打点を取りきってしまおうというデッキ。フィニッシャーらしいフィニッシャーは極小数の《魔天ルシファー》のみで、従来の赤い【猿】よりも「ウィニー」としての性質を増している。

 《フェアウェル・ソング》を《何でも屋の陳列棚》として機能させてしまうことでデッキの回転率を上げる、というのはこのデッキが初出だろう。勝負所ではもちろん《タイタンの鉄鎖》として使い、《獣忍白狼》などを無効化する。ユニットが小さく、《パイモン》を採用しにくいために《ニードルレイン》の採用数が少ない。ちなみに、相手の《パイモン》などの加護ユニットへの対処は《シメツノトクリ》頼み。にゃしぇ曰く「祈っていては当たらない。信じる人は当てられる」とのこと。

 

 このタイプは前季序盤で頂上に頻出するが、シーズンが進むにつれて《始世姫ジョカ》の投入や下記の【黄紫】とのハイブリッドなど、更なる進化を遂げていくことになる。

 

 

2. 【黄紫】

 

 

 前季の最高傑作。このレベルのRT・Fav数を稼ぐデッキレシピツイートはそうそう見れるもんじゃない。《丹花のリンリン》以前から【舞姫】使いとして名を馳せたきょへ(AO)氏だが、【きょへSP】と言ったら今は間違いなくこれを指す。

 デッキ全体としては黄色系の速攻志向だが、そこに紫の優秀なインターセプトが絡むことで息切れしにくくなっている。《パイモン》などの大型加護を《ゴールドクラウン》で無視できるのも魅力。素早い攻めの展開に《悪意のプレリュード》《フェアウェル・ソング》がガッチリ噛み合う。行動権消費系の速攻デッキは殴り殴られの点数レースが面倒なのだが、《司令官テイアー》だけでなく紫火力でユニットそのものを消せることで点取り合戦に勝ちやすくなっている。

 《アークウイング》がとにかくハイセンス。紫系ほぼ全てに投入される《彼岸のメイカ》、【ブリギッドハンデス】系の《サイクロプス》と"デメリットとして行動権を消費する軽量ユニット"が出てきやすい現環境では後攻1ターン目からターゲットに困らない。中盤以降も《フェアウェル・ソング》《天龍のレイア》《ゴールドクラウン》から効果を使えるので腐らない。

 

 シーズン中盤に出現して以降、その構築難度の低さもあってかなりのユーザーを獲得。きょへ(AO)氏も言うように、多くのクソゲーを生み出した。終盤には【紫珍獣】から《ブロックナイト》+《ドーバーデーモン》を《カパエル》+《アークウイング》に変えたハイブリッドバージョンも出現。パラメータ調整が入るまで庶民の味方で有り続けるのだろう。

 

 

3. 【代償紫】

 

 

 打って変わってSR多用デッキ。デッキの成立自体は前季よりも更に前かもしれないが、前季終盤に「環境で最もくだらないデッキ」としてヘイトを稼いだ。

 《強欲の代償》によるライフの減少は、それ則ちジョーカーゲージの上昇である。このデッキは《サイレンスビロウ》→《魔天ルシファー》を高速で決めることに全てを賭けていると言ってもいい。CPは《ナイトガーデン》《幻想のメロディー》で補充できる。恐ろしいことに、ここまで挙げたカードは全てドロー効果がついているので手札は減らない。

 今回紹介した3つの新たな紫デッキはどれも試合時間が異様に短いが、中でもこの【代償紫】が3ターンキル可能で最短を誇る。また、DOBをAまで挙げた亜種も存在するとされ、「1日でプラチナ勲章が800~1000増えた」という報告もある。

 

 

 もう3年になるCOJの歴史上でも、top3に入るレベルの高速環境であった。これより上となると「《意気投合》《ライトステップ》全盛期」と「《一筋の光明》+《断罪のメフィスト》全盛期」ぐらいしか知らない。【ブリギッドハンデス】が絡んだり、純正【紫単】ミラーがこじれると時間はかかったりするものだが、「Tier1の平均キルターンが3~5で、阻止が極めて難しく手札にも余裕がある」となると理不尽でエクストリームなゲームをしていたと言える。

 

 

 

 8/24に、カードパラメータ調整の実施を匂わせるツイートが公式から放たれた。

 おそらく今シーズン中に来るものと思われる。

 

 

 

・8/25カードランキングシステム変更

 

 

 J子お前ほんと許さねえからな。

 

 

 とりあえず変更点から洗い出します。

 

1. カードランキングの閾値と付与ポイント

 

1~100位:0pt

101~200位:2pt

201~600位:4pt

601位~:8pt

ジョーカーはそのままです。

 

 

2. デッキオリジナリティポイントの閾値と勝利時の倍率

 

D:0~39、(セミブロンズ以上で)JP+500/勲章+10

C:40~69、+750/+15(暫定)

B:70~99、+1000/+20(暫定)

A:100~159、+1250/+25(暫定)

S:160~、+2500/+50(報告有)

 

 

 従来と明らかに違う部分として、1.2倍ぐらいの旧Cデッキに相当するものがなくなった。新Cデッキは1.5倍なので旧B相当で、それ以降も1個ずつずれているという感覚をまず持ちましょう。

 あと、Sデッキの驚異的な倍率が戻ってきた。戻ってきたどころか「5倍」は今までに例を見ない高倍率で、負けたら-1500のプラチナ帯ですら勝率4割で維持可能。この仕様が明らかになって以降は、TLでSデッキ品評会が開かれる始末。真なるCOJ"S"が始まってしまうのかもしれない。

 ポイントの付き方自体は1.4中盤までの「0/1/2/4」のシステムに近く、それを単純に2倍にしたもの。おお、よくよく思い出せば当時のBデッキ(1.5倍)は20ptだったし、Sデッキは80ptだったじゃん。当時Sデッキ2.5倍だったんだけど。

 ストイックに勝つのか、祭りに乗るのか。今日の夕方には筐体の向こう側で答えが出るでしょう。

 

 

・8/25カードランキング更新

 

 集計期間は8/9~8/23。大元のシステムが変わったので、pt変動表記を省略します。

 

・カードランキング:0pt帯

 

1位:《魔性のペンダント》

2位:《ニャザード》

3位:《パープルバニー》

4位:《彼岸のメイカ》

5位:《なすカウ》

6位:《悪意のプレリュード》

8位:《パイモン

9位:《ナイトガーデン》

10位:《魔天ルシファー》

12位:《背徳の翼アザゼル》

 

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 7位に《無限の魔法石》、11位に《デビルウィンナー》を挟むものの上位を紫カードが独占。13位も対ルシファー一番手の《獣忍白狼》。

 紫系はもはや0ptに入っていないカードを探す方が速い。前季で大ブレイクした《フェアウェル・ソング》は38位。

 

 

21位:《グレイブガーディアン》

 

 【ブリギッドハンデス】系の必須カードと化した。ハンデス絡みのカードはだいたい0pt。当の《聖少女ブリギッド》本人は27位。

 

 

52位:《闇神・ツクヨミ

 

 久々に《滅王アレキサンダー》を抜いた。

 これも主に【ブリギッドハンデス】系。《聖少女ブリギッド》と《滅王アレキサンダー》の相性が極めて悪い(ブリギッドから滅王をサーチでき、滅王が着地するとブリギッドの効果が消える)ので、《パイモン》などへの対抗策として採用されていた。

 

 

 他にもスターターや「新エージェント応援セット」(だっけ?)、「リターン・インセクツ」などの固定パック系のカードが0pt枠の多くを占める。

 

 

カードランキング:2pt帯

 

 意外と狭い。

 

 前季の功労者《シメツノトクリ》が105位、《アークウイング》が107位。

 

 【ブリギッドハンデス】での居場所を失った《滅王アレキサンダー》が115位で2pt。今季はS【海洋】ワンチャンスという話もある。《アジ・ダハーカ》も滅多に姿を見なくなったので、今季2ptとなっている。

 

 122位《勇王機神バトルカイザー》は紫相手でもブリギッド相手でも嫌らしい存在感。すぐ下に《ユグドラシル》《バーンカウンター》と一貫性のあるパーツがこのあたりに揃っている。

 BP一点強化デッキ繋がりだが、【侍】関連パーツもだいたいここ。

 

 対紫、というか《ナイトガーデン》潰しの《死神のランプ》が129位。【ブリギッドハンデス】潰しの《謀略の祝杯》は133位。

 

 【黄単】系統は【黄紫】で使われないカードは軒並み使用率を落としている。《オータムロイド》《現世のイザナギ》《選ばれし者》《ダークプリースト》《どきどきテイスティング》が全て2pt。

 

 紫関連では《竜魔人ドラゴニュート》《狂鬼イフリート》《軍姫エリス》《ルキフグス》《アネモネ》《魔力解放》など。【代償紫】用の《幻想のメロディー》《強欲の代償》もここ。

 

 対《魔天ルシファー》秘密兵器その1、《スピード違反》も2pt。むしろしばらくの間1pt帯にいたことに驚くしかない。

 

 

・カードランキング:4pt帯

 

 枠が明らかに大きいので、たいていのカードはここ。

 

 【海洋】時代も終わったので《デスパレート》はこの位置。すぐ下に《創造神機ブラフマー》がいたりと、青単で特殊召喚を狙うデッキには相変わらず入りそう。ちなみに自己再生ゾンビチームは《天然魔導士ミーナ》2pt、《レヴィアタン》4pt、《ドラゴンブリザード》8pt。海洋繋がりで《マーメイド》も4pt。なるほどS【海洋】見えるわけだ。

 

 へー、《雷鎚・ミョルニル》って4ptなの。随分落ちてきたもんだねえ。まあ《パープルバニー》即死でゲージ献上しているようでは確かに採用しづらい。

 

 《火精フレイミー》も4pt。赤系と【猿】にはノータイムで入るがこういうデッキがそもそもノータイムで《パイモン》で止まる。

 

 《断罪のメフィスト》《オオヤマツミ》は揃って4pt。《聖天使ニケ》or《救済の天草》と合わせれば2tで人が死ぬので実は【代償紫】よりも速いが、OC揃う揃わないの問題はどうしても起こる。

 

 ハメ技関連では《幻夢のロキ》《破滅のギャンブラー》《トリックメイジ》《創生竜ティアマト》が全部4pt。《ケルベロス》は2ptだったかな。

 

 とにかくあんまり見ない怪しいカードはだいたいここ。

 

 

・カードランキング:8pt帯

 

 S環境にしたいなら要チェックの8pt帯。

 

 《TA-YU》《シャルロット》が揃って8ptで【海洋】を始めとしたゾンビっぽい何かが捗りそう、というのがファーストインプレッション。

 他にも《ポメ錦》《ヴァイオレット》《ジェスタークロウ》など【黄単S】っぽい何かも。1コスト担当は《残響のアレグリア》。つーか、紫が頑張りすぎたせいで過去にすげえポイントついたユニットはだいたいここにいるよ。それこそ「大昔の4ptユニット」感覚で掘り出し物を探そう。

 

 

ジョーカーランキング

 

 《サイレンスビロウ》《ワンダフルハンド》が当然のようにワンツーフィニッシュ。

 

 《サイレンスビロウ》は紫系の理不尽さの象徴であると同時に、《パイモン》へのカウンターでもあるためなかなか抜けない。自前で全体沈黙できる青系以外ではほぼ必須。

 《ワンダフルハンド》は《グレイブガーディアン》のハーフロックから抜け出すのにほぼ必須。持っているといないので【ブリギッドハンデス】側のやりやすさが段違い。カードによって、ジョーカーの選択肢がドンドン削られているのが現状である。

 

 2~6ptでのポイント変動は前季からほぼなく、《マッシヴサージ》と《ルインリード》が入れ替わったぐらい。

 10pt帯はメンバーがそれなりに変わった。《インペイルメント》《ディバインシールド》6ptに上がり、代わりに《シャープリィスライヴ》が落ちた。

 

 

 

 

 カードランキング周りのシステム変更とパラメータ調整がほぼ同時に来ているので、「小規模なバージョンアップ」と言っても過言ではない。システム変更の全貌を理解するのに90分を擁した。

 

 

 お前これで説明責任果たした気になってるんだったらほんま許さんからな。

 エラッタいつやねん。