COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

【COJP】2/1エージェントランキングリセット・カードランキング更新

・告知

 

 一身上の都合により、生活拠点を甲府から神戸に移します。3~4月だとは思いますがいつになるかはあんまりまだよくわかってません。いつぞやの上海と違って無期限です。神戸から甲府に戻ることはほぼないでしょう。

 

 筆者が山梨にいないのに"COJ山梨支部"はどうなの、って思うんですが、名前考えるの面倒だったりするのでブログタイトルうんぬんは後でTwitterでアンケートでも取るんじゃないですかね。贅沢言うならそもそものプレイヤーネームも変えてしまいたいところです。呼びにくいので。

 

 また、これにより勤務体系が大幅に変わるので、今までのように「木曜日昼に唐突にブログが上がる」というのは随分難しくなります。COJPの方は頑張れば定期で行けそうなんですけど、Sの定期はキツいですね。あれはほぼ確実に平日に来るやつなんで・・・

 

 まあ、多少ブログがアップされる時間は変わりますけど、今後も僕はJやってますし(AC版については甲府時代より頻度が上がると思います。朝Jまで視野)、これを書くのをやめることはないはずです。今後もCOJ界全体にとって有益な存在であれるよう努力します。

 

 

 

・JP前シーズンまとめ

 

 《ニードルヘル》の暴威に対して、構築・プレイングの両面で対策の進んだシーズン。

 

 0CPで5000ダメージという驚異の火力効率を持つ《ニードルヘル》だが、その発動条件は「プレイヤーアタックに成功した時」と多くのインターセプトの中でも最も厳しいものである。《ニードルヘル》を防ぐべく、赤系のガン攻めムーブに対してしっかり守る意識が強くなった。

 構築面では、例えば黄色なら《カイム》などの強力効果付き5000BPよりも《護符剣士ライマル》など6000ラインを多用するようになり、またプレイング面でも「1ターン目後攻に出したLv1《裁きのマーヤ》は殴ってはならない(次のターンに《拷問官アーテー》→《ニードルヘル》で即死するため)」などJPならではの新しいセオリーが生まれた。

 一方、赤系も容易に発動できる《ブロウ・アップ》の復権、ブロックされても突破できる《悪の覚醒》《威圧》などの採用といった違うアプローチを仕掛けてきている。

 

 デッキタイプレベルで勢いがあったのは【侍】。資産的構築難度の影響もあるのか1月前季に使用率がそれほど伸びず、《心眼のナギ》などキーカードが軒並み1ptでB構築が容易だった。1月後季にフォイル絡みのバグが修正されて以降では高いOPが大きなアドバンテージとなり、上位帯を席巻。立ち回りも採用カードも"硬い"、1月後季を象徴するデッキである。

 

 

・ランキングリセット

 

 本日2/1付けで、APランキングがリセット。

 1位は夏に行われる公式大会に招待される(正確には「運営が招待したいと考えている」程度)らしい。1月度1位はSlor氏。AC版でも1位到達経験のある実力者で、最終的には"回線切りランカー"を鼻で笑える120000APを積み上げ、2位に22000AP差をつけての大勝であった。

 

 リセットに伴い、到達していたランクに応じてパックなどの報酬が貰える。

 公式にはJランクまでしか報酬内容が書かれていなかったのでそこが上限かと思いきや、しっかりJOKERランクまで報酬増加があった模様。SEGA、そういうとこだよ。

 ちなみに"最高到達点"ではなく"最終到達点"なので、報酬がいっぱい欲しい人はJOKER到達したら後はフレマなどに籠って「丘る」のが正解になる。

 

 リセットされた結果S5からの再スタートになるらしい。まあハー○ストーンのランクシステムを参考にしたらしいので、派手なリセットもこういうものだと諦めよう。

 

 

 2月前季は2/14まで。

 

・JPカードランキング:0pt帯

 

 《心眼のナギ》《烈火の侍》《炎鬼イフリート》が揃って1pt→0pt。パック配布が期間中多く行われたので、高価なデッキである【侍】に手が届くようになってきたプレイヤーも多いのでは。

 《聖天使ニケ》が51位から27位までジャンプアップ。前季では黄色系がオーバークロックさせてワンショットに用いるようになっていた。ニケをサーチ効果で集められる《ストライクナース》も48位。単体では5000なので最初は脆いが、2体並ぶと両方6000になるのでうっかり生き残れば相当硬くなる。

 《弱肉強食》も1pt→0pt。相変わらず数の減らない【OC特化珍獣】に対して数少ない有効札であり、黄単系統では3枚採用すら見られる。

 

 

・JPカードランキング:1pt帯

 

 配布などによるPack 1カードの普及に伴って、Basic Packのランキングは落ちてきた。特に多いのが緑系。《ギガマムート》《護符剣士ライマル》といったフィジカルのある不屈ユニットは硬い立ち回りと攻撃能力を両立できるので、今は割とオススメ。

 

 

・JPカードランキング:2pt帯

 

 今季は4pt帯が余りにも悲惨なので、OP上げるならこの枠しかない。

 

 103位《禁じられた召喚術》は注目株。赤系はほぼ確実に悪魔を使うので、デッキの動きをそれほど阻害せずに2pt取れる。"戦闘勝利した時~"の方を使うには2色目の悪魔が必要になるので、《ヴァイス・ヘルメス》か《ヴァイパー》を採用できるデッキだとベター。

 

 106位《大天使ミカエル》は「《守神・不動明王》へのカウンターになる」として話題。本来は【黄単ワンショット】のフィニッシャーであったが、【赤黄】などの別デッキに《ストライクナース》と合わせて投入されるケースが散見される。

 

 110位《クマゴロウ》は当時のAC版で【赤緑珍獣】に採用されていた実績がある。《バク・ダルマン》と違って気軽に場に出せるので、《学びの庭》の"珍獣が4体以上の時~"の効果を使いやすい。一方で庭のサーチ対象でもあるので《バク・ダルマン》を集める速度は落ちる。

 

 115位《タックル》は《セイクリッドフィールド》や《マッシヴサージ》などで場を固める緑系がたまに使ってくる。ユニットとライフを両方持っていけるので決まれば強烈。

 

 122位《意気投合》はBasic Pack主体の格安デッキでドローソースとして用いられることが多い。運用する上で覚えておきたいのは、「相手ターン開始時のドロー後に発動するので、相手手札が5枚の時に発動するとデメリットがなくなる」こと。4枚でも損はしないが、3枚以下では相手が得をしてしまう。"相手の手札を増やすことのできる"《ジャンプー》は是非併用したい。

 

 

・JPカードランキング:4pt帯

 

 余りにも酷い。強いて使うなら以下の2枚。

 

 206位《正拳突き》は"何色でも使える《タックル》"。CP1かかるがライフ1持っていくのにCP1は実はこのゲームでは安い部類。特に序盤でリードを取りやすく、またスピードムーブも多い赤系が《ニードルヘル》と2択できるのでアツイ。また、《タックル》と違い防御時も使えることは覚えておきたい。不意の+1000で窮地を免れることがある。

 

 もう1枚は225位《ホーローセン》。攻撃できさえすればそれなりに強いカードなので、先攻1ターン目においたり手札でオーバークロックさせたり工夫してみよう。

 

 

・JPジョーカーランキング

 

 《セイクリッドフィールド》が2位までアップ。2ptに落ちた《ブレイブシールド》よりも現状圧倒的に数が多い。対面綾花で【侍】を含む緑系なら《セイクリッドフィールド》、赤系ならそれ以外と考えてしまっていいだろう。

 

 《ターミネイトオーダー》9位というのも珍しい光景。素のサイズで赤系に耐性を持たせて、《アレキサンダー》《ノーブルドラゴン》あたりで無双できなくもない。むしろ赤系で《暴虐のネビロス》あたりに使っても面白いことになるだろう。《戦神・毘沙門》と《KP》が辛すぎるのはこの手の盤面強化ジョーカーの宿命。また【侍】には《心眼のナギ》と《剣聖・武蔵》がいるので不要。

 

 ただ、やはり最注目は4ptにまで落ちた《ワンダフルハンド》ではなかろうか。《明天凶殺》、《ヘレティックスカー》などと違って3速なので努力せずともそれなりのタイミングでゲージが溜まる。環境全体が硬い立ち回りにシフトしつつあり、1月前季よりも明らかにゲームスピードは遅い。2周目を狙いやすいのは《冥札再臨》にはないメリットなので、十分選択肢に入れていいだろう。

 

 

 Pack2(仮名)の追加は公式生放送曰く3月なので、今月がPack1環境最後の覇権争い。JP始まって1ケ月、環境が落ち着いてきたが故にいよいよ"技量"勝負になってきた。