COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

5/19カードランキング更新 ~Ver1.4_EX3最終シーズン・Ver2.0第0シーズン展望~

はじめに: 4/28のカードランキング更新について

 

 いや、忙しかったんですよ。マジで。4/28までめちゃくちゃ忙しくて、その後は大したことなかったんですけど。GWなんてものはありませんでしたが。

 ただ、DOB周りが今の0/1/4/6のシステムになって以降、「シーズンごとのアーキタイプ別のDOB期待値」ってのがかなり固定化されてきたんですよね。【赤青魔手ハンデス】はいつもCだし、【選ばれ舞姫】【緑単アグロ】みたいなのはいつもB。C~Bで揺れ動くとしたら【舞姫アリアン】ぐらいなのかな。「頑張ってBまで調整する」というのも【猿】ぐらいです。

 ってなわけで、「シーズンが変わっても環境が変わりにくくなってる」んです。現行システムは。AP増やす意義も薄いので、木曜日にすごく頑張る意味も薄いかな、と思ってしまっています。

 僕に速筆のイメージがあるかもしれませんが、だいたい記事1個書くのに3~4時間ぐらいはかかりますからね。本業を後回しにできるタイミングならまだいいんですけど、4/28はそうではなかったということです。

 

 Ver2.0でもDOB周りのシステムは残る(おそらくジョーカーにも拡張される)ので、まあボチボチやっていきますよ、ぐらいですね。

 

 この4/28から始まった前シーズンは3週間と長めでありました。今季の集計期間も4/27~5/17となっています。おそらくは、新Ver稼働して1週間後(6/2?)にカードランキング更新日を設けて、流動的な環境にしたいという判断なのでしょう。

 

 

・0pt帯

 

 1pt→0ptは《護剣・アロンダイト》《叢雲・クサナギ》《学びの庭》。

 アロンダイトが上がってきたということは純正の【武身】ということです。カードパック「結集セシ化身タチ」が好調なのでしょう。《滅王アレキサンダー》にさえ当たらなければ全国対戦でも【武身】は強力です。

 《ブロックナイト》が《無限の魔法石》を抜いて3位に上がっている一方で、《天空のアイテール》、《アサルトエンジェル》は下がっています。《学びの庭》のランクアップも含めて、特に上位帯を中心に【猿】系統が好調だったということでしょう。トリガー周りを調整してなんとかBまで持っていくのが恒例になりつつある【猿】ですが、今季は"普通の"タイプはかなり厳しそうです。

 

 

・1pt帯

 

 《滅王アレキサンダー》《闇天使ネフィリア》が0pt→1ptです。「弱点の少ない万能デッキ」と高い評価を受けてきた【赤青魔手ハンデス】ですが、【ミリア珍獣】(通常型・忍者型問わず)の普及によってその神話は崩れ去りました。他にも《ミイラくん》が史上初の1pt落ち。青は全体的に元気がなかったと言えそうです。

 

 4pt帯に落ちていたこともある《狂神アレス》ですが、なんと66位まで順位を戻しています。カードパック「ワールドデストロイヤー」もそれなりに売れているみたいですね。 アレスを使わなくとも、【猿】系の躍進と今季の世知辛さは1pt帯にも随所に見られます。《ドン・ペローネ》《女神の詩》が4pt→1pt。

 

 他には《オータムロイド》が97位で4pt→1pt。2桁順位は初めてではないでしょうか。

 【猿】【赤青魔手ハンデス】のDOBが厳しいのが今季の特徴(魔手ハンはいつもだけど)ですが、高DOB化などさまざまな目的の為に「ざっくりとしたゲームプランを維持しつつ、構成されている色を変えた新デッキ」が発生したのが前季です。

 

 「《ハッパロイド》スタン落ち対策」と称して、《ブロックナイト》《ハッパロイド》を《カパエル》《オータムロイド》に切り替えた【黄猿】とも呼ぶべきデッキがB~Aデッキとして出現。《ハッパロイド》を《オータムロイド》に切り替えたことによる若干の鈍化は仕方ないところですが、《両成敗》が採用されており「加護《ミューズ》」「加護《ユグドラシル》」などの無理筋を一部消すことに成功しています。

 

 魔手ハンデス系としては、全体除去を《原初神ガイア》から「《プロメテウス》+《ゴールドメイデン》」に切り替えた【青黄魔手ハンデス】なるデッキがあります。全体除去が3枚コンボになり気軽には打てなくなりましたが、「《光明神アポロン》+《ダークプリースト》+《どきどきテイスティング》+《選ばれし者》」が搭載されるために盤面構築やアドバンテージ獲得能力の部分では本家をも超えるかもしれません。

 

 こっそり《カラスマドウ》《ジャッジメント》が4pt→1ptです。上位陣がAPリセットの影響でプレイを控えているという話にも繋がるのでしょうか。

 

 

・4pt帯

 

 《心眼のナギ》が1pt→4pt。Ver2.0で大きく形を変えることを強いられている【侍】ですが、最後の輝きを放つことはできるでしょうか。「新時代のラスト・サムライ」josha氏のCS本戦での活躍にも注目です。

 

 青系統の元気のなさを象徴するかのように《脱出装置》《人柱のシズク》《サイクロプス》が1pt→4pt。《海底の楽園》《青海のドーリス》《ヴォジャノーイ》の海洋セットも1pt→4ptです。

 

 《クラウンクイーン》《暴虐王バアル》《トリックメイジ》の【道化師】セットも1pt→4pt。前身である【ニケバアル】の時代から高DOB系のデッキとして名を馳せ、今季もA構築までは目指せますが、Bでまとめてパワーカードを増やしてみるとまた違った味わいが出てきます。

 

 《ソードダンサー》と入れ替わりで《グレイスウルフィン》が落ちてきました。【黄単】系統や【選ばれ舞姫】は今季も安定しそうです。《天帝インドラ》を使っても加護が残るところは《グレイスウルフィン》ならでは。5000をブロックできれば十分なケースも多く、【巨人】以外で《エンジェルビルダー》(1pt)を見ることが随分減りました。

 

  《サイレントウィッシュ》《暗黒機神ダークカイザー》が4ptスタート。前者はある程度使いましたが、「小回りの利く《滅王アレキサンダー》」という印象ですね。【赤青魔手ハンデス】よりも秩序の盾や《光明神アポロン》といったメリット能力の目立つ【青緑滅王】や【青黄魔手ハンデス】での使用感が良いです。《滅王アレキサンダー》自身もできれば沈黙させたいデメリット能力持ち、というのが併用を推す理由ですね。

 

 

・6pt帯

 

 初6pt帯落ちである《魔侯アンドラス》《裁断のライブラ》はかなりのレアキャラ。最大稼働した際のパフォーマンスは明らかに6ptのそれではありません。

 さらに強烈なのが《ブラックケルビム》。「自身をサーチできるサーチャー」が6pt帯というのはなかなかない事案です。追記するならば《盗賊のアジト》が全く同じタイミングで6pt落ち。AデッキはおろかSデッキも見えてくるような一貫性ですが、「Sデッキ10回」の期間ミッションはもう終わってしまっています。

  《大人買い》が6ptスタートです。【ワンターンキル珍獣】や【メフィストワンショット】など特殊なデッキには入りそうです。その気になれば、【猿】のポイントゲッターにもできるかもしれません。

 

 

 冒頭にも書きましたが、今結構忙しいんです。結構手抜きしました。でもVer2.0関連の記事はなんとか書いていきたいので、今後もよろしくお願いします。