DOB査定変更から見るVer1.3第二シーズン展望(前編)
先に言っておくと、おそらく今シーズンはあの伝説の「暴虐・壺4pt」と同レベルの意味不明環境です。
・新カード追加に伴うpt査定閾値変更
Ver1.2_EXまで:201位~300位が2pt、301位から4pt
Ver1.3から:201位~350位が2pt、351位から4pt
単純に全カード平均での総DOBポイントは増えてます。
さすがに環境固まってないので前シーズンまとめは割愛。
【黄単祈り御供】が相変わらず強くて、【死壊石コントロール】がヤケクソに強化されたってことだけ覚えておけばいいと思います!
他にもいろいろあるけど今やるとめんどくさいしね!
7位:冥王ハデス
同カード史上最高順位。【ジークブック】以来ではなかろうか(Ver1.0_EX35当時はカードランキングなんてない)。
1.3で最も強化されたのは間違いなく青だが、進化ユニットは追加されていない。
青の決定力と解決力をコイツが一手に引き受ける状況は変わらない。
バンシーという自身をサーチする最高の進化素材まで登場。
しばらくは超高順位をキープしそうだ。
17位:バンシー
新カード最高順位は当然コイツ。
ロキ11位は一見おかしくもなんともないが過去最高順位。
「バンシーロキハデス体制」は前Verお馴染みの「マコベルゼブブ暴虐体制」に近いと言ってよく、フィニッシャーを引き込むマコと違ってロキは汎用性が高い。
そもそもその風紀委員マコを抜いたってどういうことだってばよ。
当然ヒュプノスタナトスの利用も可能。大魔道士リーナ第二効果の弾としても最上級。
これ1枚でここまで環境を変えたと言ってもいい、諸悪の根源。
37位:大魔道士リーナ
新カード第2位。"○女女神"も"年増"も等しく食っちまう"綺麗なお姉さん"。
青という色にトップゲーを可能にさせた今Ver最高レートSR(暫定)。
やはりヤケクソに強かった無条件指定破壊。
第二効果も腐らない。ベルゼブブ第二効果よりもずっと起動回数が多い。
6CPというその重さが仇となってタッチは厳しい印象。軽減して5CPで出せるオプションが重要。
41位:キャプテン・キッド
新カード第3位。"虹キャンで格闘ブンブンしてくる海賊"。
コイツがブンブンし始めたことで後手1Tサラマンダーの信頼性がなくなってしまった。
後手2Tロキですら怪しい。「ロキ出るからどうにかなるでしょ」って言ってたら先手2Tでコイツ出てくるの犯罪でしょ・・・
47位:軍神アテナ
新カード第4位。フォイルのアレな台詞で大きいお友達のハートを鷲掴み。
黄緑系デッキ復権、【アテナ珍獣】誕生など数多くのアーキタイプに貢献。
同時に赤系デッキが軒並みBP強化を入れるハメになった。
緑を背負う1枚であると当時に、環境の構築を定義する1枚。
アムネシアで沈黙当てた時の"○女"感がたまらない。
55位:虹色のキャンバス
新カード第5位。虹色なんてとんでもない「青色のキャンバス」。
とにかく青系デッキがこれで速度を得てしまった。
ちゃみプレゼンツ、海洋型【死壊石コントロール】ではこれで殴って伝説の奇術師で楽園とともに回収、という挙動があり手札を切らさずにライフを高速で持っていく。
そもそもキャプテンキッドなど攻撃誘発系が多い色でもある。大魔道士リーナ第二効果も攻撃誘発。
青以外では稀に赤がマーヤや暴虐を不屈化させる程度。実質青のみSR2枚追加、そりゃつええよ・・・
57位:インペリアルソード
1pt→0pt。Ver1.0生まれの超古参カードだが初の0pt帯。
虹色のキャンバスで加速する青に追いつく、先手1Tカンナを後手1Tインペリアルテューポーンで喰うなどの環境因子もあるが
それ以外でも敵トリガーゾーンからカードがなくなった一瞬のチャンスにラミエル&聖女のメリィを最大パワーで運用できる。
前シーズン中盤以降では赤系ではなくてはならないカードになりつつあった。
イベントなどで【赤単トリガーロスト】の研究は確実に進んでいる。
58位:アムネシア
新カード第6位。
システムユニットを1発で黙らせるピンポイントカード。
虹キャンで滑り込んでくるキッドからロキを守ったり、エンジェルビルダーから加護をなくしたり。
裁きのマーヤ・軍神アテナに当てたときは格別。ドヤ顔で出てきたSR進化がただの5000の女の子に。
一方ジャンヌダルクは「CIPで基礎BPを上げる」ために不屈除去だけしかできない。
スピードムーブは「CIPで召喚酔いを消滅させる」扱いだったので、アムネシアされても殴れることが発覚。それでも暴虐に撃つしかないときはあるが。
使われるよりも使った方が強く感じる稀有なカード。最も、J帯では「4枚目以降の死壊石」という扱いが定着して採用枚数が減る傾向にある。
死壊石からハデスまで繋がれば、結局ソイツは消えるのだから。
76位:ドリアード
新カード第7位。死ぬほどわかりやすい赤対策カード。
自己成長するので、デーメーテールを携えて7000で意気揚々とブン殴ってくるケースが多い。
青・黄にはほぼ無力。環境のトップメタはこの2色、0ptでは厳しいか。
77位:ラミエル
新カード第8位。
インペリアルソード、あるいはOCさせて一瞬のワンチャンスでオール5000決めるのが仕事。【赤単トリガーロスト】のフラッグシップ。
メタカード排除のためにトリガーを割りたい【珍獣】系統に天空の楽園と同時投入されていることも。
Ver1.3赤では最高順位であり、それを象徴するカードと言える。ハマった時の"快感"は他の追随を許さない。
79位:マミーちゃん
新カード第9位。ここまでが新カード0ptスタート。
ハンデスデッキ専用機の"すごい軽いガシャドクロ"。
ここでも言及されているが
CIPはユニットしか回収できない模様。音与さん以外の検証例もありほぼ確定。死壊石ではなくヴァイパー。
書いてあることと実際の効果が違うのは致命的。早急な対応が待たれる。
83位:魔槍のリリム
1pt→0pt。詳しくはこっちへ。
環境に蔓延する「先攻1Tカンナ」を(無理すれば)後手1Tで刈り取れる。
そういえば先手1Tバンシー業伏せにコイツが出てきて、無慈悲に業に落ちていった試合がありました。あれさすがに可哀想だったな・・・
84位:潜在開放
1pt→0pt。
ポイントを付けるがために搭載された、突進と並ぶ【アテナ珍獣】の必殺技。
1000だったブロックナイトがアテナで3000、潜在開放で8000。とぉー!!
当然の様に不可侵防壁とエナジードレインは0ptキープ。あ、突進はギリギリ4pt維持しました。
93位:フレスベルグ
インペリアルソードに続きVer1.0からの最古参が初の0pt帯。
やはり大きいのが虹色のキャンバス。
"青いテューポーン"とも言われていたこのカード、スピードムーブとBP+1000がついて一気に覚醒。
Lv2虹キャンフレスの被害報告は各地で上がっている。
95位:マッドシスター
1pt→0pt。初の0pt帯。
【魔導士】も超絶強化されたアーキタイプ。1コスト魔導士がこれと見習いリーナしかいないのだから大変。
また秩序の盾の副次効果で単純に赤が減っているので、前Verまでよりも効果を有効に使いやすい。
見習いリーナも0pt維持、しかし・・・?
102位:アーミーアント
103位:キザルゴン
107位:ミノタンク
111位:パピヨンガール
123位:生産工場
ムシキング伝説の幕開け。
全国のむしとりしょうねんの皆様お待たせしました。
「昆虫オブジョーカー オメガルビー/アルファサファイア」ついに発売です。
基本パーツ5種全力投入で15pt、これにアリジゴック(2ptスタート)3枚で21pt。
デッキパワーを一切落とさずにB到達。あとはベルゼブブやアテナなどのパワーカード入れ放題。
絶対的な実績と確かな強さ、王道を往く赤緑ビートダウン【昆虫】。青環境なのは気がかりだが、押しつぶすだけのスピードも持っている。
105位:サン・エレファント
112位:野生の衝動
200位:ムルル
【獣】関連。ムルルがギリギリ1ptスタート。
どうしても【OC特化珍獣】の形になりやすい獣は死壊石全力投入の青がキツいのでやや不遇。
OCサン・エレファントやOCKPに頼らない新しい戦術が欲しいところだ。
113位:ダークマター
116位:セレクトショップ
152位:暴走する魔剣
トリガー破壊系新カードがともに1ptスタート。
ダークマターも1ptを維持しておりデッキに合わせた選択が必要。
暴走する魔剣は【赤単トリガーロスト】のキーカード。ここからの爆発力が売り。【珍獣】系でも多用される。
毘沙門のために人の業さえ落とせればいい黄色系ではセレクトショップ優勢か。
最も青系が死壊石や海洋の楽園をガン伏せしている環境なのでダークマターも余裕で現役。
147位:魔導士の館
1ptスタート。【魔導士】強化最大の理由にして、今後のDOB要員。
カイムからこれを引っ張ってきて、そのカイムが相討ちしたら2ドローと完全にやっていることは意味不明。
正直0ptスタート不可避と思ってました。魔導の書が1pt維持なので、何も考えずにC可能。Bは少し無理が必要か。
167位:ヴェルフェゴール
1ptスタート。トイレの巨人様。
衝撃の大型コンボ"トイレ毘沙門"を搭載した変種【赤黄ミッドレンジ】が流行りかけるが未だ完成系見えず。
ファーストインプレッションであんま文章読めてなくてランサー効果がコイツだけかと思ってたら自軍全体。なるほど5CPだ。
168位:原初神ガイア
1ptスタート。
実は使われたことがなくて評価不可能。使おうにも持ってねえし。
新SRはみんな順位が高めでよかったね・・・ん?
172位:マネキーニャ
2pt→1pt。
青大流行に伴って、死壊石からのハデスを回避するために投入された決戦兵器。
副次効果として「カンナ無限砲」などのギミックが存在。他には一生Lv2で殴ってくるホーリードラゴンなど。
チェインフレイムは死を覚悟しよう。
173位:紫電龍
4pt→1pt。1pt帯は初。
キッドが8000以上を駆逐し、ベルゼブブが5000以下を否定。
その結果キッド・リーナを筆頭に現環境は6000が大量に存在。
最序盤から主導権を一気に握れるこのカードは主に青ミラーで活躍。
2~3Tの無慈悲な2連打で試合が終わることも少なくなかった。
今季は冬眠・・・できるといいですね。
189位:天空の楽園
2pt→1pt。
【黄単ワンショット】・・・というよりかはラミエル目当てで【珍獣】などの赤系が採用。
アザゼルも引っかかるので思ったよりも腐らない。
191位:冥動の召喚術
召喚術サイクルで唯一の1ptスタート。
豊富なPIGを抱えているのが魅力だが、Ver1.3最強カードバンシーとの噛み合わせの悪さは気にかかる。
バンシー引いたら運が悪かったと割り切るしかない?
この時点で約4500字なので、今回は前後編で分割します。
後半へ続く!