Ver1.2エラッタ後第一シーズンメタゲーム総まとめ
画像もクソもないけど今本業の関係でアメリカにいます。
日本時間7/12まで帰ってきません。
7/7時点で88位、100位とのAP差が約2100。僕が「ランカーでなくなる」のはほぼ確定ですね。
そろそろイベントも終わってDOB更新なので、いつも通りのヤツを。
カード単体考察はDOB更新後で。今回は流行りのデッキとか、そういう話。
Ver1.2第○シーズン、という表記を僕はしてきたが、今回から変えている。
というのも、やっているゲームが違いすぎるため。
メフィスト光明でブーンするゲームが急にライフとアドを重要視するちまちました環境に変わってしまった。
赤のダメージ除去が異次元に強いのは相変わらずだけど、光明修正でメフィスト系統がほぼいなくなって、
「赤だけメタればいい」みたいな構築をすればよくなった。
一個前の記事で先攻赤の暴威とその対応策についてズルズル書いた
http://gn-denchi.hatenablog.com/entry/2014/06/22/212503
けど、「高BPユニット使おうぜ!」なんて言ってたらものすごい勢いでファントムがタッチされる世の中になってしまった。
上のヤツは6/22と相当古いので、直近の状況に関しては信頼と実績のちょもす神に任せてしまおう。
http://chomosh.hatenablog.com/entry/2014/07/06/000000
とまあ光明etcのエラッタはよくも悪くもゲームの展開を思いっきり変えたわけなんだけど、
このシーズンは、"光明メフィスト時代のDOB査定によってAP倍率が決まっている"。
どんなデッキにもファントムが入り得る環境なのに、ファントムに2ptつくんですよ。
結果、Ver1.2ド初期、Bラインがクッソ甘くてヘルハウンドで一生遊んでた第一シーズンをも超えるスーパーDOB環境になってしまった。
トップメタとされるデッキを普通に組むだけでB到達。間違いなく閾値は20ptだ。
【昆虫メフィスト】期のようなDOB周りのせめぎ合いは、この3週間はなかったのである。
個人的にトップメタとしているデッキを紹介しよう。
・【赤青コントロール】
開発者、というかコレを広めたランカーから名を取って【アース赤青】とも呼ばれる。
カードパワーとして現環境最強であるマーヤアザゼルベルゼブブ、
その対策としてのサラマンダー・ロキ、対策の対策としてのファントムを全て詰め込んだ、
赤回りのメタゲームに関しての終着点。除去コントロールとしては間違いなく傑作。
盤面アドバンテージの取り合いに関しては無類の強さを誇る。
キーパーツの多くを冥界の門(2pt!)でサーチしてしまう安定性とDOBの高さも売り。
エラッタ後しばらくは「ほぼ1強」とも言える状態まで行ったこのデッキだが、最大の弱点は、ライフダメージを取る速度が決して速くないこと。
ここ数日でその栄華についに陰りが見られるようにはなった。
基本的にDOBはB、ジョーカーはまりね1・沙夜3など。まりねを見たらほぼ確定。
・【黄単ワンショット】
光明修正によってゲームスピードが下がったことは、"ワンショットのパーツを集める時間が増えた"ことを意味する。
エラッタ前の【メフィストワンショット】は光明でパーツを集めていたが、現環境では天空の楽園+世界樹の恵み+プリティベルという昔ながらのやり方で圧縮している。
【赤青コントロール】の本体攻撃力が低いのをいいことに、揃ったそばから玉璽orメフィスト始動で7点。
"揃う前に殺せる"高速デッキが軒並み【赤青コントロール】に駆逐されているのも大きい。手札に干渉できないデッキにはおおむね有利。
基本的にDOBはB、ジョーカーは沙夜4や仁2・星2など。メフィスト+沙夜1を視野に入れるケースも。
・【青単ハンデス】
いつものアレ。ただし今季はファントム大流行でサイクロプスの寿命が大幅に縮んでいるため、ポイズンディナー軸が主流。
ドハマリしてトップのめくり合いに勝てるなら無敵、というのはいつも通りだが、
適当に回しているだけで【黄単ワンショット】に有利がつくのは特筆すべきポイント。
ロキ・ファントムを無理なく採用できるので赤への耐性やアドバンテージ面でも悪くない。
おそらく、Ver1.2以降で最も"ハンデスを使うことに意義のある"シーズンであったのではなかろうか。
これと言って苦手なデッキはないが安定性は他に比べて相当低い。"勝率"を出すには構築とプレイング両面でかなりのスキルを要求される。
DOBはB~A、まれにSまで到達するものも。ジョーカーは星4か沙夜3。
・【黄緑ジャンヌ】【ジークブック】
ここ数日で、頂上などの影響によって急速に勢力を伸ばしつつある緑系のデッキ群。
特徴はゴーレム・ジャンヌダルク・ジークフリートと8000オーバーのディフェンダーが極めて多い点。
8000級が早撃ち勝負を使うことで確実にマーヤを除去し、赤系の勢いを削いでいく。
ファントムはデッキに3枚しか存在しないので、まりねで1周されない限りは、いつかは超BP不屈で無双できるタイミングがやってくる。
また、これらの過剰なまでの高BPユニット群とノームが合わさり生まれる"遅延力"は、KPOC+沙夜1に繋がるので、やはり手札に干渉できないデッキでは厳しい。
【青単ハンデス】では盤面負けしやすいのでトップ勝負に持ち込みにくい。
必須パーツの衝動が2ptなのでDOBも低くないという完成度の高さ。黄緑と青緑でできることが違うので好みの領域だろう。
まだ研究が余り進んでいないが、【黄単毘沙門】系統なら有利か。メフィスト+沙夜1がおそらく弱点。
これら以外にも【珍獣】【悪魔】はやはり現役。
【珍獣】にはファントムの採用が始まった。ノった時のスピードは格別。
【悪魔】は暴虐のネビロスによって大きく強化された。能力によりチャンプブロック阻止できるBP7000なので、極めて対処が難しい。
先程も引き合いに出したが【黄単毘沙門】も【赤青コントロール】や緑系に五分以上なのでまだツカエル。メフィスト+沙夜1の搭載は必須だが。
多数のデッキが跳梁跋扈しているものの、本質的な環境の遅さから「先攻ゲー」「相性ゲー」になりやすい印象のあるエラッタ後第一シーズン。
次のDOB改訂で正しくエラッタ後のDOBがついてからが本番と言ったところだろうか。
※DOB更新に伴う単体カード解説記事ですが、本業・時差のため当日更新が難しい可能性が高いです。