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COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

9/8カードランキング更新 ~Ver2.0_EX1エラッタ後第二シーズン展望~

・前シーズンまとめ

 

 あの「《策略の装填》S環境」と同格、あるいはそれ以上のS環境になってしまった。

 

 【海洋】のSバージョンから始まったSデッキ旋風だが、それに与し易い【黄単】Sが最終的には最大勢力に。この【黄単】Sがそれほど特別なことをしてこない"丸い"タイプのデッキであることも幸いし、【緑単】S、【武身】S、【侍】S、【猿】Sなど多くのデッキバリエーションに恵まれたシーズンでもある。

 

 新デッキ、というか新たに注目を浴びたのは強力な上方修正のかかった《飛翔のジズ》。【緑単】でも十二分に戦えるようになった。《加速装置》+《雄大なる間欠泉》、あるいは《世界樹の恵み》でピンポイントサーチするなど、ジズ運用のためにデッキを特化させていたのが前季の【緑単】である。

 

 また、いわゆる【ティアマトギャンブラー】系統が大幅強化。《ケルベロス》上方修正もそうだが、必要パーツの多い難解なコンボデッキという側面に《ユニコーン》上方修正がベストマッチ。ほぼ全てのデッキパーツが4ptであったこともあり、Sデッキのくせにハメの成功率が前季以上と、もはやロマンデッキとは呼べない状況に突入しつつある。

 

 「Sデッキ1勝→勲章50個」という時速の強化が著しく、ランキング争いをしようとするとSデッキを握らない限り勝ち目がない状況であった。上位陣がSデッキ化していき環境全体のデッキパワーが落ちていったので、豊富なデッキバリエーションと合わせて「どうやっても割と楽しく遊べる」という意味では貴重なシーズンであった。唐突に現れる【代償紫】(C~D)に2キルされても、勝率37.5%でプラチナ維持できるのだから些細な問題である。

 

 一方で、「ランキングシステムの形骸化」については不満が噴出した。前季だけ勲章獲得の時速が明らかに速く、また高勝率も必要としていないので「今COJをいっぱいやっている人ランキングに変わってしまった」、という声が上がるのは仕方ない。そして恐ろしいことに勲章は減ることがないので、このシーズンの影響は未来永劫残る。

 

 

 

 

 今季の集計期間は8/24~9/6。エラッタが8/30なのでちょうど半々ぐらい。

 

 

・カードランキング:0pt

 

 《カパエル》1位の時点で前季の【黄単】Sの勢いは見て取れる。《選ばれし者》《現世のイザナギ》《ダークプリースト》《オータムロイド》が2pt→0pt、《ポメ錦》《神札再生》《マンドレイク》《残響のアレグリア》については8pt→0ptである。さらには【黄単】への対策として使われた《虚空への回帰》も8pt→0pt。《アークウイング》くんはエラッタ前の【黄紫】で稼いだだけだと思います。

 

 【海洋】関係も《天然魔導士ミーナ》《滅王アレキサンダー》《レヴィアタン》《海底の楽園》《デスパレート》《マーメイド》《ヴォジャノーイ》が全て0ptに。Ver2.0にタイムスリップしたかのような面々である。

 

 他には緑系を支える《常夏のサンビスタ》《飛翔のジズ》が0pt入り。

 

 

・カードランキング:2pt

 

 【黄単】【海洋】の爪痕はここにも残っている。《ジェスタークロー》《TA-YU》《シャルロット》《サイボーグ死兵》は8pt→2pt。また【黄単】系統の4ptパワーカードで、取捨選択に悩まされたカードがいくつか上がってきた。《大天使ガブリエル》、《銀翼のクリス》、《ユニコーン》、《雷鎚・ミョルニル》などなど。また、【黄単】【海洋】双方に対策として刺さる《繁栄の対価》も4pt→2pt。

 

 【黄単】【海洋】によって0pt帯から弾かれたのは主に【昆虫】系。《飛翔のジズ》によって緑系が《聖少女ブリギッド》に構築を寄せていく中、旧【緑単アグロ】メンバーの《天空のアイテール》《ランスロット》《キュベレー》あたりが2ptに落ちた。

 

 S環境の影響か、《バンシー》《聖夜のメリィ》《魔導女学院生エリン》といった汎用性の高いパワーカードを今季は2ptで使える。

 

 注目は《神弾・ストラ》。【武身】のポイント稼ぎに用いられることが大半であったが、【ティアマトギャンブラー】の中核である《創世竜ティアマト》《ケルベロス》相手に武身ギミックで予想外の角度から登場して破壊することができるので、対策として有効なのではないかと話題になっている。

 

 

・カードランキング:4pt

 

 いきなり《クラウンクイーン》が見えて悶絶。実績・実力ともに十分のパワーカードである。

 それ以外でも《闇法師弁慶》《赤誠の沖田》と【侍】関連は恵まれている。

 

 8ptから上がってきたロクでもないものが多すぎるので、見るべきは2ptから落ちてきたカード。《献身のフェリア》《ソードダンサー》《パールヴァティー》《ルサルカ》《シメツノトクリ》《魔力開放》あたりは実績十分。また、《紅蓮の命》《ダークマター》《微笑の占い師》など、トリガー割りが異様に多い。

 

 201位が《破滅のギャンブラー》で、その下にも関連カードが多く【ティアマトギャンブラー】系統は好調との見方が強い。Sに到達するかしないかギリギリのラインだそうだ。

 

 

・カードランキング:8pt

 

 前季が強すぎたが、紫以外はそこまで悪くない。

 

 赤が特にアツく、《フォックスバンデット》《ヤドキャリー》《シルフの空士》《安穏のアリエス》などなど。1CPに《ケロール・レッド》あり。《バーンソーサラー》《大天使ウリエル》など種族デッキを意識できる要素も。

 黄色はそれこそ前季が最強すぎたが《裁断のライブラ》《豊穣のクシナダ》と珍しいラインナップ。《タケミカヅチ》がいるのもすごい。

 青も悪くない・・・どころか、自己再生要素に目を瞑れば前季より強い。1CPに《キャタピラワシ》、他にも《アシストソルジャー》《幽冥のイカロス》《水精アクア》《プリムラ》と低コストには困らない。《神託の天草》《紫電龍》と進化にも恵まれる。

 緑は1CPに《ポクポくん》・・・と思ったらなんと《軍将ヘカテー》がいるので明らかに今季はこっち。《アプスー》がいるので爆発力もある。

 

 種族トリガーは前季から引き続きの《海からの贈り物》に加えて《受け継がれし英雄譚》。黄色・緑系で有効利用できそうだが、一番悪用が効くのは《オオヤマツミ》+《救世の天草》のワンショットデッキかもしれない。種族トリガーとは少し違うが《クローン生成》も8ptで、こちらは【OC特化珍獣】かそれに近いデッキ用。

 

 

ジョーカーランキング

 

 エラッタ前期間の影響か、《サイレンスビロウ》は未だに首位をキープ。

 ただ2位以下は様変わり。【黄単】系での活躍により《ヘレティックスカー》が久々に0pt復帰。逆に《冥札再臨》が史上初の2pt落ち。

 10pt枠というか【武身】のレギュラー格である《ターミネートコマンド》が10pt→2pt。【海洋】の友《ルインリード》も6pt→2pt。

 代わりに6ptに落ちたのはなんと《ライズアンドシャイン》。Ver1期よりも重くなったとはいえ、まだまだ使えるリセットボタン。今季は《虚空への回帰》に怯えなくていいしね。《シャープリィスライヴ》も10pt→6pt。

 10pt帯異変あり。《インサイトストライフ》は初の10pt落ちだし、なんと《スターライト》がついに最下位を脱出。代わりに最下位なのは《インペイルメント》・・・って、これいつもの2pt/10ptループですよね。

 

 

 

 「S環境になるのかならないのか」という点では「ならない」が優勢な気はするが、一度Sデッキが流行してしまうとランキングシステムの観点からSを作らざるを得ないという微妙な立場。8日12時時点では一応【ニケパズズ】系、【青単レベルコントロール】系、【ティアマトギャンブラー】系がSに行けなくもないらしい。

 正常なメタゲームを忘れて久しい。エラッタ後環境で「結局何が強いのか」はまだ誰も知らないのではなかろうか。