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COJ山梨支部

移転準備中。

7/8カードパラメータ変更とその前後期間に関するまとめ更新

1. はじめに:6/30カードランキング更新

 

 本業が忙しい期間も終わろうとしています。8月半ばからはいつもぐらいのペースに戻ればいいなあ。

 

 

1-1. 6/16~6/29シーズンまとめ

 

 シャドウバースが面白い。

 

 ランカーリプレイが実装。どいつもこいつも【海洋】ばっかり・・・な日もあったけど、全体的にDOBの低いデッキで勝率を上げていく、というのがプラチナ帯では重要というのが見てとれる。【緑単アグロ】ですらCなのだから、上位陣の戦いは熾烈だ。

 

 

1-2. ジョーカーランキング

 

 今シーズンの集計期間は6/15~6/28。今回の更新の目玉であるジョーカーランキングをピックアップ・・・というか、カードランキングは真面目に見るべきものがない。

 

 

0pt帯・・・1~4位

 

 《サイレンスビロウ》《冥札再臨》《ブレイブシールド》《シャープリィスライヴ》とおなじみの面々が並んだ。【ミリア珍獣】や【青緑ブリギッド】などここから2つ採用するようなデッキでは小さくない打撃。

 

 

2pt帯・・・5~9位

 

 《ヘレティックスカー》《ライズアンドシャイン》《ワンダフルハンド》《インペイルメント》《インサイトストライフ》。今までと使用感が変わらないのでノーコメント。

 

 

6pt帯・・・10~14位

 

 これまでの2人で4ptよりも大きい数値が1人で稼げる。注目は【海洋】での採用実績がある《ルインリード》《明天凶殺》。Bまで上げるなら必須に近いが、BとCでデッキパワーに露骨な差が出てしまうという研究結果が出たのも前シーズンである。

 

 

10pt帯・・・15~18位

 

 圧巻の2桁pt。この中では《ターミネートコマンド》が白眉。【武身】【紫単】などで使える。《ディバインシールド》も専用デッキこそ必要だが悪くない。

 

 

 

2. カードパラメータ調整

 

 

 

・《マーメイド》

 

 CP2→3、4/5/6→5/6/7。

 

 【海洋】の立ち上がりを遅くする修正。捨札を一気に増やすという意味で限りなく重要なポジションに居ること、《海底の楽園》のトリガーとして《レヴィアタン》を使いたくないことなどを考えると序盤が厳しくなりそうだ。

 初手として2CP4000というフィジカルも重要だった。これが《バンシー》のような3000サーチャースタートになると《炎剣・レーヴァテイン》や《パズズ》(+《おおきくなるよ!》)に焼かれてしまう。

 

 

・《ドラゴンゾンビ》

 

 3/2/1→4/3/2。

 

 不滅担当として《獣忍白狼》が強敵すぎるのは否めないが、除去効果の弾に自己再生軍団を使用できるのは環境的追い風。

 

 

・《ペルセポネー》

 

 CP5→4。

 

 普通に4CP7000メリット効果なんだけど「ユニットを特殊召喚するギミックにCPを払うのはナンセンスだ」って話に帰着しそう。

 

 

・《常夏のサンビスタ

 

 不屈追加。

 

 自身が《大自然の仲間達》をサーチできることから【侍】あたりでの利用が考えられている。《救いの神風》をサーチしてどうこう、みたいなデッキにはあまり関係のない修正。

 

 

・《アサルトエンジェル》

 

 CP3→4、特殊召喚対象が「CP2以下→CP3以下」。

 

 後述の《謀略の女王ミリア》《滅王アレキサンダー》の下方修正に合わせて、先手を打って【緑単アグロ】を潰しておく修正。だが、これで【緑単アグロ】はおそらく環境から消滅する。

 Ver1.4_EX2で出現した「1枚のカードで2体のユニットを出せるシリーズ」だが、唯一3CPだった《アサルトエンジェル》は先攻1ターン目での召喚が可能であった。これは【緑単アグロ】の基本ムーブであり、強みである。これが4CP化することで、《叢雲・クサナギ》《光明神アポロン》と同じCPになった。こうなると、この2体に比べての《アサルトエンジェル》の本体性能の弱さが浮き彫りになる。「【緑単アグロ】を使わなくとも、【武身】でよくね?」となるわけだ。貫通は後から《ターミネートオーダー》でも付与できる。なぜCP増に伴ってBPが増えないのか・・・《ヒュプノス》《シャドウメイジ》でもそうだったが、懲罰修正によく見られる雑な調整である。

 特殊召喚の効果対象が広がり、《ストライクナース》《セレニティナース》などが出てくるようになった。しかし貫通付与と無限成長の《天空のアイテール》、特殊コンボ目的での《聖天使ニケ》を超えるようなパワーカードは3CP帯にも存在しない。

 

 

・《獣王の威光》

 

 CP1→CP2。

 

 【緑単アグロ】で《ブレイブシールド》と合わせてフィニッシュブローとして採用されていたが、ここにもメスが入っている。軽減のできない3CP消費なので、《ランスロット》などを展開してからコンボに入るのが遅くなっている。この「遅くなった」というのは、同デッキにとっては致命的である。

 

 

・《謀略の女王ミリア》

 

 CP3→4、「サポーター:忍者(+1000)」追加。

 

 少し遅れて《丹花のリンリン》と同様の末路を迎えたことになる。こちらの本体BPは追加されたサポーター能力で補われている。

 【ミリア珍獣】系統は後攻初手で「《謀略の女王ミリア》+トリガー複数枚」というマリガン基準を持っていたが、後攻初手で出しにくくなった。《丹花のリンリン》が4CP化以降環境から消え去ったことを考えると、【ミリア珍獣】系統もそう長くはないだろう。

 

 

・《ミノタウロス

 

 スピードムーブ追加。

 

 7000スピードムーブで、極めてブロックのしにくい能力持ちということになる。狂戦士というデメリットを考えても使いたくなる、魅力のあるカードになった。新時代の「はかせ」になるかもしれない。

 

 

・《創世竜ティアマト》

 

 OC能力が「敵ユニット全てに相手の手札×1000→相手の手札×2000ダメージ」。

 

 ・・・違う、そうじゃない。そこの火力は足りてた。欲しかった修正は「本体BP増加」か「本体CP減少」のどちらか。

 

 

・《TA-YU》

 

 CIPでのデッキ破壊2枚まで→3枚まで。

 

 《始世姫ジョカ》や《邪眼天使サリエル》、《幽世のイザナミ》など「捨札へ送りたくないカード」も複数ある【海洋】などにとってランダムデッキ破壊は結局手に余るもの。《マーメイド》ですら人によってプレイするしないの最適解が違うほどである。

 この手の「捨札肥やし」は、結局のところ《デスパレート》で安定。

 

 

・《パンダティーナ》

 

 連撃達成条件:2CP→1CP。

 

 結局のところデカイユニットが出るだけなので大したことない。

 

 

・《プラウドドラゴン》

 

 連撃達成条件:3CP→2CP。

 

 こちらは無視できない上方修正。2CP帯には《ドーバーデーモン》《聖少女ブリギッド》がいる。特にブリギッドは「3コストサーチで引いてきて、連撃効果で基本BP-6000した後に5000早撃ち」を流れるようにキメられるのでかなりアツい。

 先攻1Tなど、ターンを分けて使うには連撃が出ないので別の相方は必要。緑に相方がおらず"実質青"に近かったブリギッドだが、ようやく緑らしいデッキも組めるか。

 

 

・《呪いの贈り物》

 

 インターセプトドローが自分だけから双方に。

 

 【海洋】を中心に暴れすぎたので本当に「贈り物」をするようになってしまった。《幽世のイザナミ》なら実はインターセプトを使わせると回収効果が効いたりするのだが、ようやく復権の兆しが見えた《イシュタル》への風評被害がすごい。

 

 

・《ダークプリズン》

 

 CP0→CP1。

 

 「ゲージとか関係なく本職赤にも存在しない高性能カード」だったので仕方のない調整。《魔天ルシファー》で詰め切る際に、《アムネシア》《デストラクションスピア》などのトリガーゾーンからの介入を排除しようとすると従来よりもCPがカツカツになり、《ニャザード》などを追加したり《ブレイブシールド》で1点増やしたりが難しくなる。

 

 

・《届かない声》

 

 CP1→CP0。

 

 《ルクスアーマー》を単体化した代わりに追加効果がついた、という立ち位置に。この項目を書いている途中に《ライトシールド》のスタン落ちに気がつくなど。

 

 

・《暗黒機神ダークカイザー》

 

 貫通追加。

 

 既に【赤黄】系統などで一部の使用者から熱狂的な支持を受けていたが、まさかの上方修正。殴る度に1点は少なくとも削れるしブロッカーもそもそも焼かれると、7CP消費に見合った破壊力となった。既に言われていることだが《ブレイブシールド》との相性は抜群。

 

 

・《滅王アレキサンダー

 

 2CP→3CP。

 

 早急に沈黙を付ける必要のあった《天空のアイテール》《謀略の女王ミリア》は今回のエラッタで出足を遅くされているので、CP増によって「滅王自体の出足が遅くなりキツイ」というのは少なそう。《聖少女ブリギッド》ぐらいかな。

 CPが2から3になって《天帝インドラ》《天龍のレイア》《アサルトガール》の圏外になった代わりに《ゴールドクラウン》圏内に。「滅王+沈黙ウイルス」盤面だとアディオスがモロに直撃することになる。

 BP下げろ、という声もあったがコイツの高いBPはそもそものカードコンセプトでありアイデンティティーなので修正してはいけないところ。まだ《闇神・ツクヨミ》という2CP全体沈黙付与が別にいることも忘れてはならない。

 

 

3. 修正点まとめとこれからの展望

 

 「出る杭を叩いただけで、面白みのない調整」というのは今のところよく見られる感想。Tier1であった【海洋】【ミリア珍獣】、その2者が消え去った後に覇権を握るはずだった【緑単アグロ】の下方修正が主なポイントだからである。

 

 【海洋】については、自己再生軍団や《邪眼天使サリエル》といった終盤の強さはそのままに、序盤を徹底的に脆く、そして遅くする修正。「《マーメイド》でなんとか《滅王アレキサンダー》を探す」、みたいな凌ぎ方ができなくなっている。

 【ミリア珍獣】は《謀略の女王ミリア》の立ち上がりが遅くなったためにこれも最序盤の除去能力が消滅。そして【緑単アグロ】に関してはもはやアーキタイプの存続が不可能なレベルである。

 

 こういった「強いデッキの序盤を脆くする」という調整に対して、相対的に強化されたとみなせるのが赤系。【赤単トリガーロスト】、【道化師】(2者合わせて【ニケパズズ】とも)、【猿】など最序盤のスピードに自信のある面々は好スタートが切れそう。天敵《滅王アレキサンダー》の下方修正で【武身】もアツい。《聖少女ブリギッド》系のデッキも序盤の押し付けに定評があると言える。

 

 赤系は《ミノタウロス》《暗黒機神ダークカイザー》などスピードムーブ方面での強化が顕著なので、久々に《ミューズ》が存在感を見せるかも。《邪眼天使サリエル》《魔天ルシファー》対策にもなる。一方、"ミューズ殺し"を目的に作られた《鳳凰》のリリースも、7月で予定されていたはず。

 

 

 

 今から寝て起きたらエラッタ適用です。