COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

3/31カードランキング更新 ~Ver1.4_EX3第四シーズン展望~

・COJCS予選本格化

 

コード・オブ・ジョーカー CHAMPIONSHIP~Next Creation~ | SEGA

 

 愛知・大阪・北海道予選が終了。今週末が福岡予選。リンク先から電撃アーケードの動画付き記事に飛べるので活用してほしい。

 初戦の愛知予選でmondialがメインデッキに【赤青魔手ハンデス】を選択して以降、【赤青魔手ハンデス】は全国対戦でもTier1と呼べる存在に。カードプールの増加に伴ってアーキタイプ毎の相性差が苛烈になっていく中で、極端に苦手とするデッキが少ないのが大きい。1試合にかかる時間さえ許容できれば、全国対戦に持ち込むデッキとしては非常に優れている。

 とはいえ、アンチ【舞姫アリアン】としての【カーバンくん育成デッキ】など、特定デッキに対して極端なメタが張られることは少なくない。【赤青魔手ハンデス】も明確なメタ対象として認識されつつあるのが昨今であり、《謀略の祝杯》入り【猿】など微有利のとれそうなデッキを更に寄せていくチューンナップが散見される。

 

 

 

 最近割と真面目に忙しいのでざっくりとおさらいして今季のランキングです。

 集計期間は3/17~3/29。エージェント名敬称略。

 

 

22位:《闇天使ネフィリア》

23位:《バンシー》

28位:《滅王アレキサンダー》

 

 1pt→0pt。

 全て【赤青魔手ハンデス】のキーカード。《ロキ》14位《ONI総長》17位《大魔導士リーナ》18位と他のメンバーも凄まじい順位を叩き出している。ネームシップである《侵撃の魔手》は69位で4pt→1pt。流行のほどが伺える。《ドラグーン・レイア》も愛知予選以降は必須カードに近い扱いを受けており、106位で4pt→1pt。

 CS予選でも数多くのプレイヤーが使用するアーキタイプなので、デッキパワー自体に疑いの余地はない。Cデッキでも全国に持ち込む価値はあるだろう。

 

 

31位:《裁きのマーヤ》

 

 0pt→1pt。

 昨季の《蠅魔王ベルゼブブ》に続いてとんでもないのが1pt帯の一番上である。【赤青魔手ハンデス】メンバーに押し出された形となっているが、その【赤青魔手ハンデス】にはマーヤが入らない。

 マーヤの信頼性自体は揺らいでおらず、【赤単トリガーロスト】にしろ【猿】にしろ相変わらずの全力投入。あくまで、使用するデッキ選択として【赤青魔手ハンデス】が多かったということだろう。

 

 

36位:《聖槍・ロンギヌス》

 

 0pt→1pt。

 純正の【武身】は《滅王アレキサンダー》を擁する【赤青魔手ハンデス】が厳しく、いい立場にあるとは言えない。【舞姫アリアン】の出現に伴って【武身アリアン】も消滅してしまったが、最近では【舞姫アリアン】に少数だが武身まで入れてしまう欲張り構築が出現。元はと言えば《妖刀・村正》による《宝玉獣カーバンくん》対策らしいが、武身の採用枚数を絞ることで【舞姫アリアン】の本来の機能をそこまで失うことなく機能拡張に成功している。

 

 

38位:《丹花のリンリン》

 

 0pt→1pt。

 2シーズン前の【舞姫アリアン】ブームに乗って0pt入りするが、前シーズンは【赤青魔手ハンデス】ブームなので1pt帯に逆戻り。「現カードプールにおける最強の1枚」とされる絶対強者であり、マーヤと同様に環境的な立場が悪化したというよりかは流行に押し出された形でのランキング推移でしょう。

 

 

100位:《ソードダンサー》

 

 4pt→1pt。

 【黄単】だけでなく【舞姫】にも投入されている。当然ながらコイツは舞姫ではなく戦士なので、加護による除去耐性をアテにした採用ということになる。

 4ptでは完全にオーバースペックであり、このシステムが続く限りは1/4ループすることになりそう。

 

 

101位:《紅蓮の魔導書》

104位:《献身のフェリア》

127位:《深緑の魔導書》

131位:《サプライズボックス》

 

 全て4pt→1pt。【OC特化珍獣】から悪魔的進化を遂げた新デッキ、【文明崩壊珍獣】あるいは【ミリア珍獣】などと呼ばれるデッキのキーパーツ群。Twitterなどでの通称は【ミリ珍】に落ち着きそうである。

 ユニットが《デビルウィンナー》《献身のフェリア》《謀略の女王ミリア》《ブロックナイト》《KP》の5種15枚のみという異常構築。過剰投入されたドロートリガーをミリアによって除去に変換。《文明崩壊》にさえ辿りついてしまえばトリガーの空撃ちもなくなる。効果処理回数の多さは全デッキでも屈指で、「【舞姫】や【赤青魔手ハンデス】とは違った意味で試合時間が長い」と悪名を馳せている。それでもAデッキなのでAP効率自体は悪くないというスーパーソリティアデッキだった。

 Aデッキはもう無理だが、採用パーツを変えてBデッキにはなるかもしれない。

 

 

130位:《微笑の占い師》

 

 4pt→1pt。

 

 【赤青魔手ハンデス】に採用するトリガー破壊カードの議論の際にmondialがイチオシしてライバルの《セレクトショップ》(4pt維持)を置いていった。これの影響がどれだけだったかはさておき、採用するデッキの数は《微笑の占い師》の方が多そう。ptに差がついた今季は逆に《セレクトショップ》も見るようになるかもしれない。

 

 

152位:《聖天使ニケ》

188位:《暴虐王バアル》

 

 1pt→4pt。

 露骨な【ニケバアル】セットである。【赤青魔手ハンデス】へのアンチとして北海道予選準決勝でちょもすが【ニケバアル】を選択したのは記憶に新しい(実際は【侍】を踏んでしまい裏目となるのだが)。《ロキ》は確かに硬いが《暴虐王バアル》なら焼ききれるのだ。

 《道化師リカ》《トリックメイジ》なども4pt帯に落ちてきていて、《クラウンクイーン》を利用した道化師軸もアツイ。

 

 

169位:《狂犬の採掘》

211位:《エンシェントドラゴン》

 

 1pt→4pt。

 まるで「《アリアンロッド》を使ってください」とでも言っているかのようなラインナップ。2シーズン前に大活躍した《風雲龍》も4pt。【舞姫アリアン】はフルパワーでも40ptを超えるような事態になっており、今季の大増殖は間違いなさそうだ。

 

 

183位:《繁栄の対価》

 

 1pt→4pt。

 《アリアンロッド》に立ちはだかるのはやはりコレ。現環境では【OC特化珍獣】【文明崩壊珍獣】ぐらいしか腐る相手がいないので今季最強クラスのpt調整カード。

 

 

・6pt帯

 

 四聖獣ユニットが全員揃って6ptなのは笑うしかない。SS帯あたりでなら遊んでみてもいいのではないだろうか。ここまでやってくれるならSデッキにもできる気がする。

 

 

 

 ちょっと短いですが今日はこのへんで。