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COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

3/3カードランキング更新 ~Ver1.4_EX3第二シーズン展望~

・Ver1.4_EX3、スタートダッシュを決めたのは?

 

1. 【黄単】系統

 

 この男、本当に国を護れる。

 

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 前Verのランキング更新で4ptとされたもののエラッタで大変貌を遂げた《現世のイザナギ》《ケルビム》を中心に、【黄単】系統は圧倒的なAP効率を手に入れた。ほとんどがAデッキというのは驚き。《ミューズ》などを採用してBまで落としたケースも報告例はある。

 実際問題《現世のイザナギ》の国を護るチカラは相当のもので、加護がついたら詰んでしまうデッキも少なくない。《守神・不動明王》との「元不遇SR2ショット」は本当に身動きが取れないので1度は見て欲しい。ミラーは《現世のイザナギ》先出しゲー。いや、割と、マジで。

 《司令官テイアー》+《ゴールドクラウン》、《銀翼のクリス》+《アンフェア・タックス》《明天凶殺》など小技も豊富。元々《ソードダンサー》なんかのメタ性能による環境での存在感は十分あった。新Verに突入してまずはこれを中心にメタが推移。

 

 

2. 【緑単アグロ】

 

 次に話題を攫ったのは、野生味溢れる暴力の象徴。

f:id:GN_Denchi:20160302223930j:plain(©SEGA

 これもエラッタで大変貌した《ライオンハートガール》が原動力。今までインターセプトの《狂気の決闘場》に頼っていた強制防御付与がユニットのCIP効果で自由自在にできるようになり、《天空のアイテール》や《ランスロット》などの貫通力が大幅に強化された。全体BP操作を《統制者ヴィシュヌ》《軍神アテナ》から《大自然の仲間達》や《キュベレー》に切り替えることで更に速さを突き詰めたパターンもあり、ユニット除去に乏しいデッキ相手なら3ターンほどで決着が付くことも珍しくない。手札を投げ捨てて全力展開するスタイルは超絶強化された《女神の息吹》とも相性がいい。

 持っている武器はそれこそ肉体と速さのみ。「1ターン目の《アサルトエンジェル》《天空のアイテール》を《人身御供》されると既に致命傷」など欠点も明確。強化された《ブッシュファイター》を採用するとAデッキであり、試合時間の短さもあって"時間対AP効率最強"とも言われた。

 

 

 他にも相変わらずの存在感を示す【舞姫】、【舞姫アリアン】他《アリアンロッド》系統、《三叉・トリシューラ》により再度Tier1まで上り詰めた【赤単トリガーロスト】系統など、Ver1.4_EX2環境の強豪も健在。まだVer1.4_EX3は開始1週間。混沌とした環境が続いている。

 

 

 前季のおさらいはこのあたりにして、今季のランキングに移りましょう。

 集計期間は2/17~3/2。新カード集計期間は6日間。

 

 

63位:《ケルビム》

69位:《現世のイザナギ

 

 4pt→0pt。

 黄色のエラッタ大勝利チーム。イザナギはほとんどがバージョンアップ後の使用ポイントと思われるが、ケルビムの方は実は4ptの2CP5000としてデッキに投げ入れられていたことがあるのでこちらの方が順位が高いのは納得。

 今季の【黄単】系統はAP効率よりも性能重視になりそうだが、0ptでも投入を検討できるパワーカード達。イザナギが「うすしお」という蔑称ではなく「パパ」という愛称で呼ばれ始めたのが何よりの証拠ではなかろうか。

 

 

68位:《ランスロット

 

 1pt→0pt。

 実質スピードムーブの貫通持ち、と書くとオンリーワンな性能であることがわかる。居場所である【緑単アグロ】が超強化されるのに乗っかって0pt復帰。Lv2ランスロット+強制防御は更地からでもライフ2点とユニット1体を奪う大技だが、それが従来よりも遥かに実現しやすくなっている。

 《現世のイザナギ》の流行により《繁栄の対価》が対策としてよく見られるのが懸念材料。

 

 

74位:《三叉・トリシューラ》

 

 新カード1位、「最高のおしおき」。

 

 【赤単トリガーロスト】系統での利用がメイン。《火炎将軍スルト》よりも優先度が高く、両採用されるケースも多い。

 継続的にトリガーを割れるのが強みだが、自ターン開始時という割るタイミングがとにかく強い。「トリガーゾーンを割ってからフルにCPを使える」なんてこれまでなかったのだ。トリシューラを恐れてセットなしで返すと《聖夜のメリィ》の餌食。本体BPも6000なので《ミューズ》の上から殴れる。発動タイミングの関係で《人身御供》よりも先にトリガーを割るので、御供での処理は安定しない。更に武身なので擬似的呪縛耐性までついている。

 1度体験するとわかる胡散臭さ。《聖槍・ロンギヌス》のタッチ採用が始まるなど、【赤単トリガーロスト】の受けにくさは飛躍的に上がっている。

 

 

76位:《キュベレー》

 

 1pt→0pt。

 【緑単アグロ】で貫通部隊のBPを1000上げることができるのが大きい。《光明神アポロン》などによってコピーされた《天空のアイテール》が目の前に出てきた時に、キュベレー側のアイテールだけ倍速で育つのだ。強制防御付与カードが従来の【緑単アグロ】よりも大幅に増えているので、貫通付与効果も使いやすくなっている。

 

 

80位:《ライオンハートガール》

 

 2pt→0pt。

 

 僕もナメてましたよ最初。でも冷静に比較してみると

 

《狂気の決闘場》:1CP、デメリットあり

ホークアイ・ショット》:2CP、1ドロー

ライオンハートガール》:2CP(軽減で1CP)、4000のユニットがついてくる、4000のユニットが生き残ると奇数ターン開始時にもう1回使えるドン!

 

 意味わかんないでしょ1番下のヤツ。

 

 【緑単アグロ】の高速化に大きく貢献。それどころか「除去をしながら戦闘によるレベル操作を容易に行える」、と考えると虹色化の兆しも見えてくる。

 

 

82位:《ソードダンサー》

 

 1pt→0pt。

 黄単の先攻初動。トリロスでも強制防御でも加護さえあれば安心。

 一応防御性能だけなら《開眼のアヤメ》でもほぼ同等だが、攻撃性能・火力耐性を考えると侍デッキ以外ではやはりこちらを使いたい。

 

 

83位:《開闢王伏羲》

 

 1pt→0pt。【緑単アグロ】担当。

 「後攻初手《ライオンハートガール》→《開闢王伏羲》」というルートがあるとか。相手の先攻初動を潰しつつLv2の7000(そのうち貫通もつく)が残るので、【舞姫】あたりにはこっちの方が有効。【赤単トリガーロスト】における「後攻初手《魔槍のリリム》」のような、手札消費こそあるものの速効性のある選択肢と言える。

 固着があるので《繁栄の対価》は効果なし。無駄撃ちの報告が後を絶たない。

 

 

88位:《アリアンロッド

 

 1pt→0pt。

 

 【舞姫アリアン】が公開された が前季開始の直前で、前季序盤はこれ1色に。「多少の運命力」こそ要求してくるがそれと引き換えに「序盤の脆弱性」を克服した結果、冒頭でも紹介したが今Verでも戦えることを証明した。【武身】が減少傾向にあり、また【緑単アグロ】がひたすら尖っていく方向にシフトしているので、《死神のランプ》《大いなる世界》が減っているのは好材料。これからも環境を引っ張っていくのは間違いなさそうだ。

 

 

90位:《闇天使ネファリア》

 

 新カード2位、「刺激的な夜の始まり」。

 

 5分~有利局面では無類の強さ。《人身御供》への返しにも最適。【黄単】からいきなり叩きつけられたときはさすがに驚愕した。

 手札2枚の相手に叩きつけるのが最強に見えるが、《女神の息吹》が刺さってると逆効果。「一生動かない無色トリガー」については疑ってかかる癖をつけたい。

 

 

100位:《銀翼のクリス》

 

 新カード3位、"探検小僧"。

 

 トリガーバウンス効果によるコンボが当初の想像以上に幅広い。「トリガー0枚状態」を作れるので《聖夜のメリィ》《ラミエル》とも噛み合う。手札破壊に関しては《アンフェア・タックス》どころか《明天凶殺》とコンボできることが発覚。現状の《明天凶殺》対策は《謀略の祝杯》《女神の息吹》とトリガーゾーンに頼っているので、それを全て回避できるのだ。

 

 

101位:《幽世のイザナミ

102位:《空色のコルフェ》

 

 【青単レベルコントロール】の中核が揃って0pt→1pt。「パパ」と「ママ」の0pt揃い踏みとは行かなかった。青系は《天帝インドラ》《アリアンロッド》等消滅除去が厳しく、得意のPIG戦術が使いにくい状況が続いている。

 

 

104位:《サイクロプス

116位:《早撃ち勝負》

162位:《見習いシーフ》

163位:《ゴーレム》

179位:《圧殺のタウロス》

 

 【青緑滅王】の構成パーツが揃って0pt→1pt。2シーズン前で流行しすぎて前季の査定が厳しく、非常に苦しい状況にあったがなんとか復活できそうだ。全体的なBPと《早撃ち勝負》による縦の除去の火力が高いので【赤単トリガーロスト】戦に自信を見せる同デッキの動向は気になるところ。

 《滅王アレキサンダー》本人は65位で0pt。まあ、赤青タイプもありましたし。

 

 

122位:《女神の息吹》

 

 2pt→1pt。

 エラッタで強化されて、かなりのデッキでその姿を見かけるようになった。手札全ツッパで走り抜けて行く【緑単アグロ】【赤単トリガーロスト】では序盤から積極的に狙っていける。また、遅めのデッキでも【舞姫】などの《明天凶殺》対策としても使える。手札を吐かされすぎて普通に使うケースのことを考えると《謀略の祝杯》よりも腐りにくく、そもそも「自分が選んだ2枚」の方が「デッキの上から3枚」よりも強いケースは多い。

 同タイミングで強化された《デストラクションスピア》とも相性がいい。

 

 

109位:《魔軍総帥アスタロト

 

 0pt→1pt。

 《滅王アレキサンダー》が厳しい。滅王後出しで沈黙するのももちろんだが、アスタロト後出しでも「既に沈黙しているユニットには防御禁止が付かない」ので滅王本人以外には平然とブロックされる。これでやらかした経験のある人何人かいるんじゃないですか。

 滅王絡み以外へのフィニッシュ性能は相変わらず信頼できる。【赤単トリガーロスト】などではまだまだお世話になる1枚。

 

 

128位:《ブッシュファイター》

 

 4pt→1pt。

 《大自然の仲間達》や《キュベレー》といった【緑単アグロ】特有の育成手段を用いれば《獅子王》を超えるバケモノに育つまでにそう時間はかからない。《キュベレー》で貫通が付けばもはや《鬼神・スサノオ》である。

 1CPのくせにマスト除去。だが【緑単アグロ】のマスト除去は《天空のアイテール》《ライオンハートガール》と2CP以下に寄っているので、《天帝インドラ》が間に合うと急に苦しくなるのである。

 

 

187位:《ニードルヘル》

 

 4pt→1pt。

 こちらのパンプを割った上での《おおきくなるよ!》との2択が強烈。ブロックしてBP+2000に轢かれるか、通して0CP5000ダメージを受けるか。《魔軍総帥アスタロト》や《クラウンクイーン》を利用すれば、択ゲーにすらさせずに発動できることも。

 

 

215位:《幻想のメロディー》

 

 1ptスタート。

 《強欲の代償》(4pt→2pt)と組み合わせることで初手からCP増加を絡めて動けるため、コンボデッキで活躍。【OC特化珍獣】系で《白夜刀のカンナ》、《勇士ダルタニャン》(4pt→1pt)、《ケロルド・ハンゾウ》とともに投入し、OC効果で先攻初手を無力化しつつ《鎮静剤》で打撃回数を上げる【ワンターンキル珍獣】が登場。実際に後攻1ターン目での7点ダメージの成功例がある。

 完全に防ぐには《ソードダンサー》+BP強化、軽減《ミューズ》などかなり特殊な初手が必要。「150円ランサー」の悪夢は「40ENオータムロイド」として蘇るのか。今後の研究で成功確率が上がるようならエラッタかルール改訂での対策が必要になるかもしれない。

 

 

303位:《アムネシア》

 

 1pt→2pt。青の今季2pt帯注目株。

 《アリアンロッド》《KP》など青系で致命的なユニットからの被害を最小限で抑えることができる。他にも《現世のイザナギ》あたりにはクリーンヒット。守備範囲の広さがウリだ。

 

 

384位:《謀略の女王ミリア》

 

 赤の今季2pt帯注目株。

 「忍者が攻撃すると絶対に手札が1枚減る」という問題点を《女神の息吹》が解決してしまった。超高速でライフを削りきるそのスピードで元々カルト的な人気のあった【忍者】だが、Q上位帯でも連勝・昇格報告があるなど元気な姿を見せている。

 

 

446位:《ゴールドメイデン》

 

 黄色の今季2pt帯注目株。

 「《プロメテウス》Lv2から《ゴールドメイデン》で相手だけ全消滅」というコンボが存在。必要枚数3枚で、更地からでもぶっ放せる。軽減を頑張ると4CPまで減らせるので、その気になれば《時の圧縮》→《明天凶殺》まで繋がる。

 このコンボに拘らなくとも青不死と組めば汎用性は十分。重ねる必要のある《プロメテウス》と違ってこちらは1枚でいいので平常運用もできるような構成にしておきたい。

 

 

 緑に関しては4pt帯にバケモノがいるのでそちらへ。

 

 

519位:《文明崩壊》

 

 2ptスタート。

 どうやって使うのか、と考えていたら頂上リプレイにて「【舞姫アリアン】で《追い風》を引き切ってから発動し、手札で余った《狂犬の採掘》で再度《追い風》を引きまくる」という豪快な使われ方をした。引きが《追い風》に偏っていたとはいえ、普通なら1周もしないようなドロー枚数で《追い風》を5回も使ったウサギヤ洋装店がかのmondialをアリアンミラーで粉砕した、という衝撃の1戦である。(プレイヤー名敬称略)

 「捨札&消滅領域抹消」以外にも「デッキへのサーチ対象の復活」がキーになった例である。【武身】などでも使えるのでは。

 

 

・赤4pt帯

 

 新顔は《フォックスバンデット》と《レディバグガール》。《ダーティークロウ》でも4ptならそれなりに使われるのに明確なメリット効果を持った《フォックスバンデット》が弱いわけがない。他にも《ラッシュビートル》が久々に4pt。対《アリアンロッド》決戦兵器になり得るか。

 インターセプトオススメは《紅蓮の命》。0CP《ダークマター》は【赤単トリガーロスト】でよく姿を見ることになりそうだ。

 

 

・黄色4pt帯

 

 新顔は《阿修羅百式・戒》。《神罰のネメシス》(2pt→1pt)に繋ぐお手軽コンボがある。他にも《ガネーシャ》《月夜のオデット》とバウンス系が豊富。《奉仕少女セツナ》もランカーリプレイに登場した。

 いつものメンバーについても《オトタチバナヒメ》《イナバウサギ》と強めのラインナップ。インターセプトにも《玉璽》がある。

 なお、新カード最下位は《マンドレイク》。

 

 

・青4pt帯

 

 《ドラグーンレイア》4pt落ちの衝撃は大きい。青では代えの効かないアビリティであるスピードムーブ持ちだ。他にも《サイボーグ死兵》《ドン・ペロッツァーノ》《紫電龍》と黄色に負けず劣らずの強力な面々。効果が一新された《イエティ》にも注目だ。

 インターセプトでは前季からの4pt維持だが《ペイン・シャドウ》あたりか。《創造神機ブラフマー》→《人柱のシズク》を狙うデッキなどでは活躍が期待できる。

 

 

・緑4pt帯

 

 何はなくとも《風雲龍》である。「倒しても簡単に次が出てくるユニット」が4ptに居るのは狂気としか思えない。また《イナバハンター》は対青で優秀。《大魔導士リーナ》や《絶妙な挑発》→《幽世のイザナミ》などの重い指定除去を2CPで肩代わりできる。《ポクポくん》《スチームバク》と1CP帯も豊富だが、《ブッシュファイター》のような単体戦力にはなりえないので【緑単アグロ】のAP効率が落ちるのは間違いない。

 

 

・無色4pt帯

 

 強いて挙げるならば《一揆》だろうか。

 

 

 

 本日から無制限ルールでのイベントが開始。適当に好きなカードを使って遊ぼう。

 明らかにオカシイのは《風雲龍》程度と、新バージョン1回目の更新にしてはおとなしい立ち上がり。大会に向けた準備期間としては理想形?