COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

1/18施行カードパラメータ調整

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意味がよくわかんないんですけど。まだ、飲み込めてないんですけど。

 

 

とりあえずエラッタ前の環境のTierリスト貼っておきます。

あくまで体感ですが。

 

Tier1:【武身】、【舞姫

Tier1.5:【赤単トリガーロスト】、【アリアン武身】、【黄単】系統

Tier2:【アリアン珍獣】、【青黄】系統、【赤黄】系統、【アグロ緑単】、【OC特化珍獣】、【猿】

Tier2.5:【青単レベルコントロール】、【巨人】、【侍】

Tier3:その他

 

これをベースにちゃんとTier2.5まで全部紹介してどこに有利どこに不利みたいな記事作ってたんですが無意味になったので黒歴史です。

 

 

適応開始が1/18とあまり時間もないので未来に立ち向かっていきましょう。

BP表記は簡易化しています。

 

 

・《聖吹の精シルフ》

 

 敵進化着地時2体選択行動権消費→敵全体行動権消費。

 加護でも大丈夫!って感じですね。《海鳴の精ウンディーネ》よろしく進化出したら死ぬ、みたいな。このサイクルに対してはもはや毘沙門とガイア以外は「出さない」のが正解。一応《剣聖・武蔵》は無我の境地を配るので侍以外(本人含む)が寝るだけです。

 

 

・《海王ポセイドン

 

 インターセプト2枚回収→ランダム2枚回収。

 構築自由度は上がった。インターセプト回収については《ONI総長》という軽くて使い勝手のいいのがいるのも大きい。ただ、ユニットを回収できます、ってのを売りにすると《冥姫ニュクス》という想定外の刺客が現れる。結局トリガーゾーンを生贄に破壊する能力が主軸ってこと?《冥姫ニュクス》スタン落ちへの備え?

 

 

・《鬼神・スサノオ

 

 変更点は2点。

①OC効果:敵味方全体基本BP-3000→敵全体基本BP-2000

②Lv3時でも敵ユニットに強制防御の付与が可能に

 

 ①も悪くないが②が大きい。出したターンに敵ユニットを3体倒して1点、になったし次のターンも10000貫通の《獅子王》なので圧が半端ない。登場以降「緑の毘沙門」と呼ばれ続けてきたがついにその通り名に恥じぬ活躍ができるか。なかなかの上方修正。

 

 

・《原初神ガイア》

 

 CIPで敵味方全体5000ダメージ→全体7000ダメージ。

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 ちょっと何言ってるかわかんないんですけど・・・

 どこにでも現れる超強力ヌッス君《光明神アポロン》に修正が入らないと思ったら「これで殺せ」と開発は言う。というか7000オールって何。まず生き残るユニットを探すところからスタートだよ。敵味方のウイルスも完全焼却。

 ついこの間5CPになったので、最速3Tには着地。《光明神アポロン》や《叢雲・クサナギ》が最序盤をブイブイ言わせてたところにこれである。一応秩序の盾・不滅なら敵のガイアに焼かれずに済む。

 自分は生き残るユニットを使おう、などと考えると素のBPが8000以上でプレイアブルなユニットの少なさに驚く。同色の赤では《アイアンゴーレム》《ヴェルフェゴール》のみ。むしろ《アジ・ダハーカ》《ロキ》など青側の層が厚く、《龍将・政宗》で《アイアンゴーレム》を有効活用できることもあって【赤青】系統が俄かに活気付いている。秩序の盾を乗り越えるために「沈黙」を使えるのも青。BP8000の大型新人《滅王アレキサンダー》がアップを始めている。

 とにかく、赤にも毘沙門ができてしまった。なおターン開始時効果と死亡時効果も据え置きで残るので処理方法には注意が必要。《人身御供》するにはBP4000以上のユニットが必要だし、《大魔導士リーナ》はLv1だと相討ちである。

 

 

・《フルーレティ》

 

 特殊召喚効果対象が3コスト以下から5コスト以下に。

 

 今まで無理矢理《デモンズハンター》などを組み込んできたが今回から《魔軍総帥アスタロト》・《暴虐のネビロス》・《蠅魔王ベルゼブブ》・《総督者ネビロス》が帰ってくるようになった。スピードムーブを釣ってきても殴れないのは仕様。この中では《魔軍総帥アスタロト》は特殊召喚でもほぼ100%の力を発揮できるのでオススメの案件。

 

 

・《フレイヤ

 

①被弾時の特殊召喚対象:2CP以下から3CP以下に。

②相手ターン終了時に1コスト以下の戦士を特殊召喚する能力が追加。

 

 ①で新しく範囲に入った中では《粛清の聖騎士》が抜群。

 ②の新しい効果の対象を洗い出すと《残光の騎士》《ブッシュファイター》《ポクポくん》《ソードファイター》《サイボーグ死兵》というメンバー。

 ただ【戦士】デッキが生きていけるかと言われると厳しそうな昨今。能力構造というよりかは、相方が悪い。

 

 

・《磯風参式》

 

 4CP→3CP、サーチ効果の発動条件が「このユニットが破壊された時」から「このユニット以外の侍が破壊された時」に変更。

 

 BP強化能力は据え置きなので、少なくとも3CP6000。《闇法師弁慶》と相互互換の十分プレイアブルなカードになったと言えるだろう。ドロー能力の方は未知数。毘沙門系リセットボタン相手には十分な仕事をするのではなかろうか。

 

 

・《破壊少女シヴァ》

 

 2CP→3CP。

 

 全体使用率1位に下方修正。余りにも使用率が高かったために、「環境を壊した」というよりかは「環境を定義し、プレイングセオリーを作った」、そして「デッキ構築の際に選択肢を狭めてきた」立場のカード。

 CP増加でとにかくお手軽感がなくなった。シヴァ→ベルゼブブorガイアorヴィシュヌに軽減が必要、そもそもシヴァ→シヴァのCPが4→6だったりと通常運用面では厳しくなる。まあ、コイツのせいで数多の赤インターセプトが死んでたのは事実だけど。

 CPが上がったのに、BPは上がってない。まあ最近の実戦級神ユニットの多さは半端ないし、Lv3で出して最低8000保証というのはLv3であることを差し引いてもガッツリ3CP相当であるので、やはりOC運用が今後の中心になるのだろうか。

 「シヴァ3枚のみ赤いカード構築」などが激減し、1位からの陥落は免れないだろうが、それでもOC運用などで他を凌駕する部分も多く未だに実用範囲。しかし、1つの時代の終焉と見るべきだろう。

 

 

・《天帝インドラ》

 

 CIPが「敵2CP以下破壊味方2CP以下消滅」から「敵味方2CP以下消滅」に。

 

 《光鷹丸》がそうだったのだから双方消滅になるべきである。《ミイラくん》や《魅惑のテレス》、《巫女の護り手》など厄介な被破壊時効果を発動させずに低コストユニットを除去することが可能になった。シヴァに代わってアンチ《創造神機ブラフマー》の最前列に来たと言える。

 

 

・《統制者ヴィシュヌ

 

 「敵ユニット攻撃時基本BP-1000」が削除。

 

 強すぎて下げる、という側面もあるだろうがコイツの問題は「ヴィシュヌ同士で睨み合うと1ミリも面白くない膠着状態が発生する」ところにある気がする。

 それこそ【加護盗賊】期に多く見られたが、未だに【緑単アグロ】ミラーなどで起こり得る状況である。双方の盤面にヴィシュヌが出てくると、「双方ともに攻撃すると不利」になるのでただただターン数だけが経過する展開になりやすい。突破できるのが無限に成長する《ユグドラシル》ぐらいしかいないのだ。まあ、その《ユグドラシル》も双方にいることが多いんですけど。

 もちろん対赤での制圧力を下げるのも目的だろうが、不毛すぎる尊師ミラーがなくなる、という意味では歓迎できるのかも。大幅な弱体化ではあるものの、シヴァと同じくこちらも実用範囲に収まるカードではある。

 

 「争いはよくない」「協力しましょう」が聞きたい人は、相手ユニットがいないタイミングでヴィシュヌを出すと秩序の盾をつけるために言ってくれるそうです。

 

 

・《フラワーアレンジメント》

 

①ユニットを出した時2ドロー→3ドロー。

②ターン開始時に1体消滅→2体消滅。

 

 「4色揃える」という膨大な手間に見合った派手な効果になった。これならロマンを求めてデッキを組む価値があるだろう。ウイルスや複製の力を借りてもいい。

 

 

・《雷鎚・ミョルニル

 

 4/4/4→2/3/4。

 

 3/3/3にはなるかと思っていたがここまで落とすとは思わなかった。武身という特性上ほとんどLv2以上にならないので、単純にBP-2000で見ていい。完全に盤面強度としては信頼できなくなり、「すごい《カイム》」から「すごい《オータムロイド》」にジョブチェンジした感がある。《風紀委員マコ》に上から殴られるって由々しき事態だよ。

 「《統制者ヴィシュヌ》で即死」もそうだが「《破壊少女シヴァ》でほぼ死亡」だったり「《裁きのマーヤ》他1000火力が2個積み重なると死亡」だったりともうなんか些細なことで死ぬような貧弱なメスガキになってしまった。ピコピコハンマー抱えて何が「砕いちゃお☆」だって話である。

 能力自体がぶっ飛んでるのは現環境が証明する通り。戦える肉体をも欲するのなら久々に《カイム》の出番がやってくる。

 

 

・《シャドウメイジ》

 

 1CP→3CP。

 

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 【青単レベルコントロール】、空中崩壊。

 

 《創造神機ブラフマー》のCIP効果対象から外れ、《ヒュプノス》同様にターン開始時効果での蘇生対象に。ついでに《弱肉強食》の対象からも外れてコンボ性低下。どうにかしてポジティブな話をすると《光鷹丸》《天帝インドラ》から逃れたことだが、あまりにも、いくらなんでも重すぎる。軽減いっぱい挿して《ワンダフルハンド》から《シャドウメイジ》《ダークテイマー》《幽世のイザナミ》と繋ぐ往年のムーブは完全に不可能になった。

 何が悲しいって、《ヒュプノス》の時もそうだがCP上昇に伴うBP上昇がないことである。そういえば《ルサルカ》の効果対象になったが、わざわざこれを釣るか?そんなことをしている間に対面のオタクに殴り殺されるのがオチである。ブラフマーの効果対象から外して実質弱体化させるのが目的だとはわかるが、3CPの3/4/5はさすがにこの効果でも採用はしにくい。今回唯一の「死に修正」であり、青はハンデスの案件に引き続きまたも抜本的な構築の見直しを強いられている。

 

 

 

 

 総括できない程度には混乱しています。とりあえず現環境のメンツでは【舞姫】【赤単トリガーロスト】に加えて【緑単アグロ】あたりが元気なのではないでしょうか。《原初神ガイア》絡みの新デッキには期待ですね。