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COJ山梨支部

移転準備中。

デッキに名前をつけよう

 

 この番組ではみんなのリクエストをお待ちしています。

 素敵な恋のエピソードと一緒に、ツイッターにリプライくださいね。

 (ⓒポルノグラフィティ「ミュージックアワー」 ・・・おいおい、これもう10年以上前なのか)

 

 

 まずはシアンさんからのお便りです。

「前回の記事を読みましたが、さすがにそろそろ誰でも思いつきそうな黄単デッキに【INAイエロー】って名前をつけるのはどうかと思います。多少バリエーションが違っても『ランカーのパクりだ』と言われそうで、デッキを作るのが嫌になってしまいます」

 

 ブログに身内ネタを使うとこうなるんですな。申し訳ありません。深く反省するとともに、以後このような問題を再発させないよう尽力します。これを読んでいるブロガーのみんなも気をつけよう。

 前回記事の段階で、的確な名前をつけることができればよかったんですがね。うーん、実力不足。

 デッキビルダーとしては「パクり」と言われるのは屈辱。全国各地の似たような感想を抱いた皆様にも、同様に謝罪します。

 

 お便りがもう2つほど来てるので読みますね。アクセンチュアマンさんと高解像度イカさんからです。

「じゃあ電池お前MTGで一生【赤単スライ】って言わねえんだな」

「Hearthstoneの【ハンドロック】も【フリーズメイジ】も使えなくなるけど大丈夫?」

 

 すいませんそれは無理です勘弁してください・・・

 

 

 今日はデッキの名前について真剣に考えようという話。Twitter上ではこの後壁撃ち祭りになって真っ当な議論ができなかったので、この問題をここで真剣に考えます。

 

 

・デッキに名前をつける(=記号化する)理由

 

 これはもう「特定のデッキの構築や対策について話すときに楽だから」、で終わりです。

 COJ山梨支部は定期的に攻略記事をアップしていくタイプのブログだったので、記事を作る上でデッキを記号化することは絶対に必要でした。

 自慢にも聞こえるかもしれませんが、Ver1.2以降で最も多くのデッキに名前を付けてきたエージェントは僕だと自負しています。DOB更新記事やその直前にリリースされる環境総括記事などにおいて、様々なデッキに無理やり名前をつけてきました。【OC特化珍獣】【黄単祈り御供】など定着したもの、【赤黄ミッドレンジ】など賛否両論あったもの。いろいろありましたが、COJの攻略記事をタイムリーにリリースする上で、これは有用なテクニックだったのです。

 

 【INAイエロー】がよくないから、ということで単に【黄単】と表記したとしましょう。

 

・《大天使ガブリエル》《天帝インドラ》《戦神・毘沙門》を連打する重量級デッキ

・《断罪のメフィスト》《天龍のレイア》《アワだっくん》で瞬殺する高速デッキ

・《聖天使ニケ》《マネーゲーム》《大天使ミカエル》でワンショット

 

 このゲームのカードプールは時間とともにどんどん充実してきて、黄色1色のデッキでもこれだけのバリエーションがあり、それぞれの対策は全て違います。これらを全て一括りに表記できる、指定範囲の広すぎる【黄単】という名称は攻略記事として不適であるというのが、僕の主張であり、これまでのCOJ山梨支部の方向性です。このブログの著者が僕である限り、この方向性は変わらないでしょう。もちろんこれは単なる日記には必要ありません。

 ブログうんぬんとは関係なく、普通にゲーセンやSNSで会話する時もこの概念は意識してもいいでしょう。特にTwitterには文字制限があるので、短くて簡単な名称・俗称は好まれます。

 

 

 ということで、実際にデッキに名前をつけてみましょう。

 

 

・デッキを分類する

 

  1. 色による分類

 

 デッキに入っているカードの色をデッキ名とする、一番簡単で、かつ最終的な名称としては一番優先度の低いものです。

【青緑】【赤緑】【黄緑】【緑単】など、緑メインのデッキはこの名称がそのまま使われるケースが多いです。それは緑の強みを出そうとしたときに、「除去されにくいユニットを出して戦闘する」か「CP加速を利用して何か悪いことをする」のどちらかになり、後者は後述のコンボデッキに分類されるためもっと特殊な名称がつきます。実質前者しかなくなるので、緑系のデッキは色による分類でも特定のデッキを指定しやすいのです。

これだけで判別することが不適切なカラーリングとして、前述の【黄単】以外にも【赤黄】があります。また、《ミューズ》や《ジャンプー》、《蠅魔王ベルゼブブ》などのいわゆる「タッチ採用」では色としてカウントしないことが多いです。その色のカードが9枚はほしいですね。

 

  1. 種族による分類

 

これも簡単です。デッキに採用されたユニットの種族をそのままデッキ名とします。種族シナジーを追及すると自然と採用パーツが限られてくるので、これの最終名称としての優先度は極めて高いです。【昆虫】、【侍】、【巨人】など、種族名だけで40枚をイメージしやすいものは非常に多いです。【海洋】を入れていいかどうかは迷うところですが。

これだけで判別することが不適切な種族として【珍獣】があります。

 

  1. 速度・行動による分類

 

 ここからが本番です。他のカードゲームをやっていない方だと理解不能なケースがあるらしいので、じっくりやります。

 デッキの展開速度や行動指針によって区別するものです。TCG経験者はこの表記を好みます。色や種族で区別できなくなったときに、頼るのはたいていコレです。TCGというのはそもそも米国産のMTGが起源なので、ほとんど外来語です。細かく見ていきましょう。

 

ビートダウン

 

「殴り倒す/Beat Down」。積極的という意味の「アグレッシブ/Aggressive」を短縮表記した「アグロ/Aggro」を使うこともあります。

軽量ユニットを多く採用し、相手よりも早く敵のライフを0にすることを目指します。オタクは殴れば死ぬので、ユニットをいっぱい出して、邪魔者は除去して、殴ります。

1ターンに2体以上のユニットを出すことも珍しくありません。殴るか待つかで迷ったら殴った方がいいデッキはビートダウンです。

現環境上位では【アレス珍獣】【赤単トリガーロスト】がビートダウンに分類できます。他にも【海洋】【昆虫】【ニケバアル】はビートダウンです。【侍】や現環境【赤緑】をビートダウンと呼ぶかどうかは人によって分かれそうです。

 

・コントロール

 

 「制御する・支配する/Control」。相手の攻撃を防いで、攻撃手段を枯らしてからゆっくり勝ちます。

 あの手この手でゲームテンポを遅くします。相手のユニットを除去し続けたり手札を減らすことで、相手が息切れしたところに必殺の一撃を叩き込んだり、ラウンドリミットで逃げ切ったりします。完全に相手を支配するまでは特別な理由のない攻撃はしません。殴るか待つかで待った方がいいデッキはコントロールです。狡猾さを売りとする青系のデッキはこれになりやすいです。

 ユニットカードを主体としてゲームが作られているCOJでは純粋なコントロールは少なく、たいていの場合ほかの特別な要素と合体しています。現環境上位では【ブラフマーハンデス】【テレスブラフマー】【青黄イザナミ】はコントロールです。問題となっている現環境【INAイエロー】や、【盗賊ハンデス】あたりをコントロールと呼ぶかどうかは微妙なところです。

 

・ミッドレンジ

 

 「中間領域/Midrange」。ビートダウンとコントロールの中間です。Ver1.2_EXにおいて、【赤黄ミッドレンジ】という名称をもってして他ならぬ僕がCOJブログ界隈に持ち込んだ概念です。

 自分が先攻か後攻か、あるいは対戦相手のデッキが何であるかによって「攻め」と「守り」を使い分けるデッキです。ビートダウンよりも採用されているユニットが重く高性能な場合が多いですが、その分1ターン内でのアクションが少ないので速度が遅いです。しかしながらコントロールと比較すると明確に速度が速く、特に先攻の場合はカード性能を活かした理不尽な速攻をしてくるパターンがあります。

 他のどのタイプにも当てはまらなかったらとりあえずここに分類してOKです。最近のMTGやHearthstoneで頻繁に使われる単語ですが、向こうでの利用法も似たようなものです。強いカードを寄せ集めた、という意味の「グッドスタッフ/Good Staff」が近い単語として存在しますが、この場合複数カード間のシナジーもメタゲームも考慮しないという意味になるので、現行COJでは避けたほうがよいでしょう。

 現環境上位で明確にミッドレンジに分類できるものに【巨人】と【青緑】があります。ビートダウン寄りのミッドレンジとして【侍】や【赤緑】、コントロール寄りのミッドレンジとして【INAイエロー】や【盗賊ハンデス】が挙げられます。

 

・コンボ

 

 「組み合わせ/Combination」を縮めて「コンボ/Combo」です。これはわかりやすいのではないでしょうか。

 複数のカードが揃うと爆発的に強いタイプです。一方、揃うまでは悲惨なので、ドロー系のカードが大量に採用されます。

 COJでは更に「オーバークロック」の概念が加わります。手札OCには同じカードが3枚必要なので、OC効果を主軸としたデッキはもれなくコンボに分類できます。

 現環境上位では【追い風アリアンロッド】【OC特化珍獣】がコンボデッキです。【五右衛門ワンショット】や、最近話題の《ネクロポリス》《聖天使ニケ》《クリムゾンナース》型の無限パンチなどのワンショットデッキも当然コンボデッキに分類されます。そのコンボを説明できるように、コンボパーツをそのままデッキ名とすることが多いです。下の「4.特定のカード名をデッキ名とする」も参考にしてください。

 【アレス珍獣】や【赤ヒトミ・デーメーテール】をビートダウン寄りのコンボデッキ、【青黄イザナギ】や【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】をコントロール寄りのコンボデッキと見ることもできるかもしれません。

 

 

また、特殊な行動を伴うデッキはその行動をもってデッキ名になることがあります。

 

ハンデス

 

 「手札破壊/Hand Destruction」。ハンド・デストラクションを縮めてハンデス

 これまでCOJにおいては性能の高い手札破壊カードが《ポイズンディナー》しかなかったので、《ポイズンディナー》を中心にデッキ構築をしなければならず、結果として完成するデッキが似たような形になって、また対策も似たようなものになるので「【ハンデス】系統」で一括りにすることが可能でしたが、【盗賊ハンデス】の登場でそれはできなくなりました。

 手札破壊関連のカードが大量に入っている場合のみこの名称がつきます。《タナトス》と《ミイラくん》だけ、という場合にはハンデスデッキと呼ばないのが通例です。

 

・ターボ

 

 コンボデッキの一種ですが、CP加速を利用したデッキにはこの手の名前がつくことがあります。《追い風》を利用する場合は語感のよさからそのまま【追い風~】になりますが、それ以外にも【ターボレックス】などがデッキ名としてわかりやすかったりします。

 【追い風ベリアル】【追い風突撃毘沙門】など名作が多いです。もっとも特殊なものが【赤黄ターボ毘沙門】でしょう。《聖女の祈り》《ライブオンステージ》でCPを増やすので、緑を含みません。

 

 

 同じ時期の【赤黄】デッキでも、【赤黄ミッドレンジ】はコントロールよりのミッドレンジ(あるいはグッドスタッフ)、【スピム祈り御供】はビートダウンに分類できます。当然挙動や対策は変わってくるので、区別する必要があります。

 

 

  1. 特定のカード名をそのままデッキ名とする

 

 絶対的なエースがデッキ内に存在する場合は、そのエースカードがそのままデッキ名になることがあります。【アレス珍獣】の《狂神アレス》、【追い風アリアンロッド】の《アリアンロッド》などです。

また特定のギミックが発動した場合極端に動きが変わるものは、そのカード名を持ってしてデッキ名になることがあります。

 《断罪のメフィスト》(→《一筋の光明》)で【メフィスト○○】、《人身御供》→《聖女の祈り》で【○○祈り御供】、(《絶妙な挑発》→)《幽世のイザナミ》で【○○イザナミ】などですね。

 

  1. デッキビルダーが勝手に名前をつけて、それが広く浸透した

 

 ここからは「世論」の話になります。「世論」を味方につけるには「衝撃」か「結果」が必要です。時代を彩る個性的で傑出したデッキのみが、ここから先は出現します。

 優れたデッキが出現した際に、デッキビルダーが既に名前をつけていたパターンです。他TCGに多く存在し、MTGの【クイッケン・トースト】、Hearthstoneの【ハンドロック】などがそうです。

 COJでは唯一【ジークブック】が該当します。《ジークフリート》+《マジックブック》で縮めて【ジークブック】なので4.にも近いのですが、これの命名者は他ならぬ製作者のヒッキー☆氏であり、そのキャッチーな名前が当時のオタクにバカ受けしたのです。【ジークブック】の初出はVer1.0_EXですが、エラッタでの下方修正を逃れVer1.0_EX35を1強状態で完全に支配しました。「結果」を伴った傑作です。

 

  1. リプレイ・SNSを見た際にランカーが使っていた特徴的なデッキに、そのままランカーの名前をつけた

 

 アーケードゲームならでは、そしてSNSが普及した現代ならではの現象です。ターミナルで見ることのできる頂上対決やランカーリプレイのデッキに、そのまま使用者の名前をつけるパターンです。

 元々は三国志大戦から来ている流れだと思います。最初の「覇王」到達者が使っていたから【覇王デッキ】。戦国大戦になった今でも概念として残存する驚異の3枚デッキ【ケニア】。いつまでも変わることなく《孫堅(天啓の幻)》+《周瑜赤壁の大火)》、信頼と実績の【光嘉デッキ】。この手の命名パターンが山ほどあるのが三国志大戦です。

 COJでもVer1.1からリプレイ機能が導入されましたが、この命名方法が見られるようになったのは基本的にはアーキタイプの群雄割拠が始まったVer1.2の《一筋の光明》修正以降です。何個か挙げてみましょう。基本身内ネタなので、これまで山梨支部ではランカー名表記を避けてきました。その避難先の名称を併記しておきます。

 

・【K井珍獣】(→【OC特化珍獣】)

・【このみ黄単】、あるいは【このみSP】(→【黄単祈り御供】)

・【海洋舞☆】(→登場後すぐにバージョンアップで【海洋】へと発展)

・【INAイエロー】(→【スペリオルジャッジ】【黄単メガバウンス】など)

・【そっちーSP】(→【緑単タッチベルゼブブ】)

・【達磨SP】(→3色型【テレスブラフマー】)

 

これはほんの一握りですが、どれも当時の環境に多大な影響を与えた傑作です。

【OC特化珍獣】を全国で勝てるデッキと証明したのは他ならぬK井さんでしょう。

【このみ黄単】はトップメタまで上り詰め、多数のファンとアンチを生み出しました。《カイム》《アワだっくん》《聖女の祈り》と立て続けに下方修正されて完全に構築不可能になった今でも、未だに語り継がれるほどの影響力があります。

回復舞☆さん作成の【海洋舞☆】の構築理念は今の【海洋】にもしっかり生きています。《黄昏の奇術師》は《伝説の奇術師》に変わりましたが、「《無限の魔法石》を廃して《海底の楽園》を再利用できる構成にする」のはここが初出です。

【そっちーSP】も当時のTier1すべてに有利をつけ、ほぼ緑単の構築で環境を荒らしたという意味ではCOJ史上唯一のデッキです。

最近の「衝撃」の例として【達磨SP】を挙げました。赤を含まないタイプと合わせて【テレスブラフマー】としていますが、TL上では青緑タイプを【舞姫】、3色タイプを【達磨SP】と呼ぶことが多くなっているように思えます。

 

  1. ネットスラングがデッキ名としていつまでも残るもの

 

最も特殊なパターンです。正体不明のデッキが現れた際に発生したスラングが、そのままデッキ名として定着してしまうケースです。

「猿でも勝てる」珍獣ビートダウン【猿】が最初にして最も有名でしょう。COJwikiには公平性を期すために別の理由が書いてありますが、この命名の由来が間違いなく軽蔑であることをVer1.1当時のプレイヤーは忘れてはいません。守りを捨てた完全なる攻撃特化構築と、それが生み出す圧倒的な攻撃スピードによる「衝撃」。常人の理解を超えていたので、蔑称として【猿】と呼ばれます。しかし、「結果」として、【猿】はVer1.1最強のデッキとして長い間環境の頂点に君臨します。蔑称だったはずの【猿】はいつしか愛称に変わり、製作者のちぃさん(当時全国3位)は畏敬の念を込めて「ボス猿」と呼ばれ始めるのです。

 

 このケースは非常に特殊で、【猿】以外の例は【VG(ヴァンガード)】(→【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】)ぐらいしかありません。このバージョンでは【便所飯】(→【巨人】。《ヴェルフェゴール》と製作者の「朝ランチ」から)がもしかしたら流行るかもしれませんがこれらのレベルまで普及することはないでしょう。当然ブログでの使用は避けるべきですが、【猿】に関しては山梨支部開設前の時点で十分に認知されてしまっていたため、当時から使っています。しかし、もう1度このような一大ブームを巻き起こすデッキが現れないとは限らないので、頭の片隅に置いておくべきでしょう。

 

 

・【INAイエロー】は何をしたのか

 

 【INAイエロー】シリーズは、【スペリオルジャッジ】にて「衝撃」をもたらし、そして【黄単メガバウンス】と現行型にて「結果」を出しました。

 

 「黄単デッキにもかかわらず《戦神・毘沙門》0枚」はやはり人々の脳裏に深く残っているようで、未だに「【INAイエロー】と言えば【スペリオルジャッジ】」という方も多いようです。このデッキの製作に深く関わったナオさんとNO-NAMEさんからコメントを頂いているので読み上げます。

 

「INAは最初から言ってたから今更だけど【スペリオルジャッジ】は俺が原型だと思うよ。でも当時から一生懸命布教してたのはINAだから【INAイエロー】って呼ばれるべき」

「ほぼ同じ時期に同じデッキを作ってたけど、あれはもう【INAイエロー】で問題ないです。《メリュジーヌ》投入に関しては僕が最初なんでそこの著作権だけください」

 

 確かにこの2人も【スペリオルジャッジ】の使い手でした。当時の彼らとの戦いを今でも思い出せそうです。【スペリオルジャッジ】は残念ながら環境トップと呼べる地位にまで上り詰めることはできませんでしたが、その「衝撃」的な構築例と、INAさん本人の積極的な活動をもってして、【INAイエロー】という名前は人々の心に残ったのです。

 実際に環境因子として「結果」を出したのは、3バージョン先の【黄単メガバウンス】と、現行の《天帝インドラ》型です。

 

現行型についてはちょもすブログにレシピが貼ってあるので、そちらも見ることをオススメします。

http://chomosh.hatenablog.com/entry/2015/07/30/021927

DOBが更新されたので細部が変わっているしょうが、基本形はこのレシピで間違いないはずです。

 

 シアンさんの言うように、【スペリオルジャッジ】や【黄単祈り御供】と比較した際にこの黄単の「衝撃」はそれほどでもなかったかもしれません。美しいデッキですが、他のランカーネームドデッキのように狂気を感じる要素は少ないです。しかし、これは完全なるトップメタデッキ。環境を制圧した「結果」があります。

 

 僕はこれに名前をつける必要があるのです。前回記事はどうしてもDOB更新の前にリリースしたかったのでおざなりにしてしまいましたが、今回はそのような都合はないので深く考えます。

 

・黄単。

・ミッドレンジとコントロールの中間。INA本人はミッドレンジ主張だが世間の認識はコントロール。

・【黄単メガバウンス】よりもバウンスカードが少ない。バウンスを起点とする《アンフェア・タックス》が抜けているのでバウンス特化ではないことは明白。

・「グッドスタッフ」は不適切。2枚以上のコンボが無数に含まれており、強いカードを詰め込んだわけではない。

 

 やはり難しいですね。ああ、東京都のアースさんからお便りが来ているので読みましょう。

 

 

「INA本人が呪縛コンって言ってましたよ」

 

 

 ・・・【黄単呪縛コントロール】。解散!!!

 

 

 最後にこの問題に際してのINAさん本人のコメントを紹介して終わりましょう。

 

「自分はいつも通りデッキを組んでTwitterで公開しただけ。1年以上前から同じことをやってきてるからこれまでの積み重ねもあるだろうし、これからも同じことをすると思う」

 

かっこいいですね。こう言えるようなデッキビルダーになりたいものです。

 

 

 今回のまとめです。

 

・攻略記事を書くためにはデッキの分類はなるべく細かくすべき。

・「衝撃」か「結果」でのみ、【○○SP】は生まれる。それを決めるのは個人でなく世論。

 

 

 オリジナルの【○○SP】を目指してみるのも一興でしょう。本当に衝撃的なデッキであればこの○○には貴方の名前が入り、本当に強いデッキなら貴方のAPが増えるでしょう。

 この業界の人間はねじ曲がっているように見えますが、強いものを「強い」と称えることのできる人間が揃っています。