DOB査定変更から見るVer1.3第五シーズン展望
最速14時と言ったな。あれは嘘だ。
・簡単に第四シーズンまとめ ~強襲、【もやしS】~
電池さんへ。
最初期案です。 http://t.co/yFsLcX6Tec pic.twitter.com/IboMfavkYD
— ゲテモニストモヤシュート (@windy_speaker) 2015, 1月 21
前シーズンを語る上でなくてはならないデッキ。
愛知の"インペリアル・ゲテモニスト"もやし氏作成。【もやしS】・【ピンクS】と言った場合まずコレ。
ランカーリプレイに掲載され一気に流行。もやし氏本人をQランクに導くとともに、多数の"量産型もやしS"を生み出した。
その実態はバアルorブレイブドラゴンの攻撃回数を無理やり増やすことで、圧倒的な先攻攻撃力を手に入れたSデッキ。
バアル・ブレイブドラゴンを主軸とする関係上加護や秩序の盾には弱かったりするのだが、ニードラー+バニラユニットでBP戦が一応可能。
構造上加護や秩序の盾が入らない【海洋】系にめっぽう強いせいで、Sデッキのくせにメタゲームの1角に入り込んでしまった。
逆に加護・秩序の盾を標準搭載する【黄緑アテナ】・【黄単コントロール】系統は死壊石ハデスで攻めてくる【海洋】が苦手。
シーズン終盤の3日間ほどは「【黄緑】系→【もやしS】→【海洋】→【黄緑】系」。嘘だと言ってよバーニィ。
デビルウィンナー・バアル・ブレイブドラゴン・ブレイブシールドを基本パーツとし、残りはポイントさえ確保すれば割と自由なので、数多くの派生形がある。
最終的なピンクSデッキ。SAYAスペシャル改。もやしスペシャルと使い分けてました。実際もやしスペシャルよりもお世話になりました。狼が犯罪・・・あとオデット→ダーティクローのほうが進化元安定かな。日によって細部は変えてました。 pic.twitter.com/hnHA1tdDkq
— 妖刀五月雨@COJ勢 (@samidare_coj) 2015, 1月 20
妖刀五月雨氏もこの期間でQ4到達。
前シーズン最終日の頂上対決はこの2人でのSデッキミラー。地獄だ・・・
「Sデッキを対策しないといけない世の中なのか」との悲鳴も多い。
「みんなSデッキで"優しい世界"」と叫ぶには先攻の押し付けが強すぎて不快。
まあ、この系統の活躍でJランク帯の総APが爆発的に増えたのは間違いない。
今季のランキングでっす。
60位:暴虐王バアル
1pt→0pt。
【もやしS】だけでなく【猿】・【スピム祈り御供】にも搭載される先攻の破壊神。
立ち上がりの遅い【ハンデス】系統や【魔導士】なんかをメタから追い出した。
「最速先攻2T着地」では青だと除去が困難。特に上の2つは人身御供を取りにくい。
【海洋】ならまだ虹色のキャンバス経由のライフレースに持ち込めるが、打撃回数の多い【もやしS】相手ではそれも難しい。
65位:アーミーアント
66位:ギザルゴン
68位:ミノタンク
70位:パピヨンガール
84位:生産工場
100位:アリジゴック
全て1pt→0pt。
ムシキングは2週間お預け。
秩序の盾やサラマンドラなどメタカードを組み込みやすいアーキタイプではあるんだけどね。
【スピム祈り御供】とも互角のゲームができるし、その気になればバアルとか取れる。
今季は天敵【海洋】の構築が容易になっているので完全に冬眠。
75位:マネキーニャ
ついに0pt帯に突入した対【海洋】決戦兵器。
前季こそ厳しいDOB査定と【もやしS】に苦汁を舐めるが今季は好調の予感。
0ptでも使わざるを得ないほどに、【黄単祈り御供】と【黄単コントロール】においてのコイツのウェイトは大きい。
103位:炎鬼イフリート
120位:闇法師弁慶
132位:IZO
【昆虫】が0pt帯に行くと【侍】が1pt帯に来るのが常。
烈火・ナギ・沖田を残してオール1ptなのでBまでは容易。
赤系除去(特にチェインフレイム)に弱いという弱点が神の杯などで大幅に改善されており、今注目のアーキタイプの1つ。
105位:紅蓮の魔導書
106位:献身のフェリア
118位:野生の衝動
全て0pt→1pt。
獣軸【OC特化珍獣】はナイトメアシープとムルルがギリギリで0pt帯に踏みとどまったのでこのあたりが注目株。
必須パーツが全て0ptだった前シーズンよりは遥かに楽な構築ができそうだ。
114位:プロメテウス
119位:ダークテイマー
ともに0pt→1pt。
2シーズン前よりも順位が低く、バアルの影響で【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】自体に勢いがないことがわかる。
直接のシナジーがない加護ユニット・サラマンドラ・アムネシアなどの投入を強いられており、厳しい状況にあるのは間違いない。
117位:メガジョー
0pt→1pt。
帰ってきた汎用海洋ユニット。【海洋】C到達の難易度は前季に比べて大幅に緩和された。
ついでにマーメイドも2pt→4pt。天敵【もやしS】消滅も追い風。
122位:アムネシア
初の1pt帯降格。
1.3黎明期にこそ重宝されるも、次第に「4枚目の死壊石」としての評価に落ち着く。
しかし現状においては青系でもっともスマートにバアルを対策できる1枚。
元々人気のあったカードだけに、来季の0pt帯復帰が見える。
126位:サプライズボックス
128位:ドン・ペロッツァーノ
2pt→1pt。
前季の【OC特化珍獣】は獣軸ではなく4色のタイプが主流。
珍獣Qランカー、超絶可愛いーぱるる氏作製の通称「ぱる珍」はB到達しており、シーズン初期から中期にかけて人気を誇った。
138位:はにわ(2pt→1pt)
144位:クマゴロウ(2pt→1pt)
151位:ガンスネーク(4pt→1pt)
この辺は全部【もやしS】パーツだよね。
他の赤4pt連中も無事爆上げ。おそらくAでしかデッキを維持できないはず。
ブレイブドラゴンはそのまま1pt。
141位:光神・アマテラス
2pt→1pt。Zay○n!Za○in見てるか!!
案の定割と売れたのねあのパック。
J上位帯では掠りもしなかったけど・・・
196位:燃え広がる戦火
2pt→1pt。
何時流行ったんだこんなもん・・・妖刀五月雨は前季Sデッキだったはず・・・
ヘレティックスカー仕様の【スピム祈り御供】ならすんなり入るのかな。
敵ライフへのダメージもさることながら、自傷でのジョーカーゲージがおいしい。
203位:白虎
1pt→2pt。2pt帯は初。
未だに査定の落ち着かない四聖獣シリーズ。
どっしり構えるコントロール向けのカードだが、その手のデッキはまずバアルへの対策から入らなければならないのが現状。
競合種として立ちはだかってくるのはソードダンサーだったりする。
204位:冥動の召喚術
1pt→2pt。
おそらく初の2pt帯。フラっと見つけた動画で綺麗に決まってるのがあったので紹介。
COJ ニュクスデッキの完成を目指して おかわり その5 ‐ ニコニコ動画:GINZA
召喚術シリーズはジャッジメント・玉璽へのカウンターとして優秀。
特殊召喚したユニットをより上手く使えそうな盤面だとベター。
いつまでも「1CPを相手ターンまで温存させないといけない」問題点はつきまとうが・・・
252位:紫電龍
1pt→2pt。
【海洋】ミラーでの決戦兵器。その他【黄単コントロール】なんかにもクリティカル。
採用しすぎると平気で事故るので枚数はよく考えて。【赤青ドラゴン】?あれはサラマンダーがすぐ死ぬから・・・
256位:ランスロット
4pt→2pt。
実際3T先攻で着地するとなかなかの暴力。Lv1で7000貫通は返しにくい。
緑進化では珍しい攻撃特化キャラなのでフォローは慎重に。
274位:神の杯
4pt→2pt。
カードに書いてある文章は死ぬほど弱く見えるのに使ってみると強いそうだ。
【侍】、【昆虫】など横に並べたい種族ビートダウンに貢献。
【猿】など珍獣系統でも活躍したが、各地で言われるファンガスガール絡みのバグは致命的なので早急な修正が望まれる。
360位:朱雀
2pt→4pt。
白虎よりもさらに使い道のアヤシイ四聖獣の赤い方。
4CPあったらバアル飛んでくるからね。
それでも赤4ptユニットの層が今季は激薄なので貴重。
367位:石川五右衛門
久々に4pt帯。
朱雀が序盤~中盤に強いのに対しこちらはフィニッシャー。
盗賊のアジト登場後初の4pt降格なので、そういった意味でも期待はかかる。
369位:スチームバク
2pt→4pt。
獣という恵まれた種族、召喚術などを容易に引き出せる地味に優秀な効果。
ゴッドフィストも同時に4pt帯ですが今季の緑はコイツが白眉。
374位:トリックメイジ(2pt→4pt)
375位:麒麟(1pt→4pt)
378位:ホーローセン(1pt→4pt)
黄色系。
トリックメイジは初の4pt帯。条件付きだがアドバンテージユニットになり得るのでストラグラーなどの競合種とは1ランク違うと言える。
麒麟・ホーローセンはおなじみ。うーん、割と方向性が近いから1つのデッキにまとめられそうなんだけど、そうすると"S"の悪夢がまたやってくる・・・
383位:闇ずきんちゃん
2pt→4pt。
青系4ptでは1択と言っていいでしょう。
虹キャンを連打したい【海洋】、弱肉からの蒼炎誘発を狙える【蒼炎ヒトミ・プロメテウス】双方にとって1コストというのが重要。
特にB【海洋】を狙う際にはほぼ必須となる。
今日は忙しいのでちょっと手加減してこんなもんで撤収。
今季はとりあえず【海洋】を念頭に置いて考え始めるのがオススメです。