読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

COJ阪神支部

旧「COJ山梨支部」。なお、中の人は巨カスの模様。

イベント3rdリミテッド雑感〜「時間」の価値を考える

http://hikariver.blog.fc2.com/blog-entry-20.html

ヒッキーさんのブログで紹介されました。

ああ〜心がぴょんぴょんするんじゃ〜^^

 

僕のブログは

>勝負事としてCOJをガッツリプレイしたい、または既にのめり込んでいる人向け

なのだそうだ。もう僕は全国100位に入れなくなっちゃったけどね。

この一文は今回の記事のキーワードのうちの1つなので、覚えておいてほしい。

 

 

新しいイベントが始まって5日目。あと一週間だ。

僕はイベントを無事完走。使ってたデッキがこれ。

f:id:GN_Denchi:20140811130811p:plain

【忍者】。全国用の似たようなデッキを持ってたから、エンジェルビルダーと毘沙門抜いてパンプと封殺増やした形。

【OC特化珍獣】がトップメタと読んだので封札でドヤ顔する遊びがしたかった。

最初メフィスト入ってなくて新品の鎧だったんだけど、メフィストを入れざるを得ない理由がある。

この「イベントデッキにメフィストを入れる理由の解説」こそが今回の記事の本懐である。

 

 

今回のイベント、【OC特化珍獣】とか【黄単ワンショット】あたりが跳梁跋扈するのかなと思っていたけど全然違った。

主役は完全にメフィスト。一昔前の「メフィスト光明オブジョーカー」とは違い、圧倒的な強さで環境を支配したというわけではない。

 

メフィストは、イベントでも使えるサレンダーボタンなのだ。

 

実際今回のイベントはサレンダーしたくなる盤面は多い。

高コストカードが使えないということは一発逆転が難しいということを意味するからだ。

劣勢を覆す切り札なんてものはジャンヌダルク、チェインフレイム、そしてメフィスト程度。

お願いハードマッスルとか「毘沙門!(画像略)」とかチェストとかそういうのがないので、マウント取られたら死ぬしかないことが多い。

 

ただそういう「目の前の戦いをどうするか」という戦術的な部分よりも、「このイベントをどうするか」という戦略的な部分においてこそ、メフィストの貢献度は大きい。

 

今回はスターブースト機能が追加されて、実質「勝5/負4」で星を集めることが可能。

そもそもの「勝4/負3」の時点で、"負けても回数さえこなせばPRカードが手に入る"設定だということはわかる。

そりゃそうだ。PRカード欲しいAやSあたりのプレイヤーがうっかりJランカー踏みまくろうものなら資産差とスキル差で勝率がとんでもないことになるだろう。

 

では、最も速くPRカードを集めるためにはどうすればいいか。

最速で勝つよりも、最速で負けるほうが、圧倒的に速い。

これを阻止するためにイベントにはサレンダー機能がついていないのだろうが、

メフィストと信玄を活用すれば相手次第で最速後手1Tで自分のライフを0にすることが可能。2Tには安定して死ねるだろう。

【黄単ワンショット】や【珍獣】が超ブン回りして最速3Tなのだから、メフィストの「ライフ3〜5ダメージ」がいかにぶっ飛んでいるかという話にもなる。

こういったメフィストでの自殺案件以外にも、開幕から一切の行動をせずに相手に瞬殺してもらうパターンもある。これも最速3Tで、こちらは専用デッキの構築が必要ない。

 

僕がメフィストを急遽デッキに投入したのはこの2つの恩恵を多角的に受けるためである。

勝てる試合は勝ち、無理だと思ったら自害し時間効率を上げる。

プレイングそのものもガバガバだったし、冒頭のデッキの勝率は5割ぐらい。

 

 

この「負けに行く行為」を、非難したいわけではない。僕が懺悔したいわけではないのだ。

何がこういう状況を引き起こしたか。それには僕らエージェントが「何のためにイベントに参加するのか」を考えないといけない。

 

 

イベントに参加する理由を羅列するとだいたい次のようになると思う。

 

①PRカードを確保する。

②ジョーカーアビリティを育てる。

③イベントランキング上位を目指す。

④普段と違うレギュレーションを楽しむ。

 

 

①は最重要案件だろう。特にDOBというシステムが実装されて以降、PRカードを手に入れることは非常に大きな意味を持つ。

そもそもカードプールの増加によってどんなカードが化けるかわからないのがTCGなのに(例;蒼炎ヒトミを得たプロメテウス)、

DOBがカードパワーに対して異様に高いせいで当該シーズンの最重要カードになってしまうこともこのゲームでは少なくない。

最も有名なのは「天龍のレイア所持格差」だが、初中級者や復帰組にとっては巨竜の島や地下書庫なんかも望んで手に入らない代物だったりする。

ジョーカーがレベル制になって以降、サブカを作ることは基本的にナンセンスだと思ってるんだけど、

IC1枚あたりで3枚しか手に入らないPRカードの絶対数を増やすという意味ではサブカは非常に有意義で、後々来る新たな初心者や復帰組に対して救世主になれると思う。

 

②は言わずもがな。負けても失うものが少ないので弱いジョーカーの育成にはもってこい。

この2つに関しては、おそらく高速自殺が最大の時間対効率を持っている。

③にすら大きな貢献ができるだろう。

 

現に多くのJランカー、それもJ3以上でAPランキングの存在を意識するようなエージェントは①と②を重用視している。

イベント1戦ごとの試合内容に関してはどうでもよくて、長期的なAPレースで不利を被らないためにどうするかを考えている奴が多いだろう。

僕もそうだ。PRだけ確保して、APを賭けた戦いの場にさっさと戻りたい。筐体に座れる時間は有限なのだ。筐体に投入する金額よりも、時間は遥かに尊い。

 

だが、④は?④だけはそうもいかない。

相手がすごい勢いで死ぬのを見つめるだけとか、何もしない相手を殴り倒すだけとか、

そういうゲーム展開を「楽しい」と思う奴はめったにいないだろう。「有益」かもしれないが。

このゲームは「思考型デジタルTCG」なので、対戦相手をどう倒すか考えるほうが基本的には楽しい。

画面の向こうの奴との真剣勝負、TCG的に表現すると「決闘(デュエル)」として考えると、この高速自殺は実にくだらない。

基本無料を謳っているとはいえ、イベントモードはざっくり言うと1戦60円。60円の「参加費」あるいは「場所代」が必要だ。それは何のための60円なのかという根本の部分が、個人によって違いすぎる。

 

僕は今山梨から実家のある千葉に帰省していて、昨日は昔ホームにしていた千葉駅近辺の某ゲーセンで昔の身内とCOJをしていた。

彼はJ4/SS1ルーパーで、「この環境好きだからやり込みたい」とか言って【あーさー珍獣】と【猿】の中間みたいなデッキでイベント擦ってた。

COJの大きな問題として、「プレイヤー人口に対して筐体が足りない」ってのがあるんだけど、千葉のそれは甲府よりも遥かに深刻で、

朝っぱらからずっと満席オブジョーカーで、待ち席に並ぶ人が絶えなかった。

3台全席交換台。長いこと待ってようやく手に入れた300ENのうち60だか80だかを、「自分にとって何も面白くない試合」に一瞬で溶かされるのは相当ヤバいなと、

画面の向こうの奴に自害されて初めて気がついたのだ。筐体に座れる時間は有限。それには本人の意思もランクも関係ないのである。

 

繰り返すが、僕はこの「高速自殺」に関して非難するつもりはない。

僕相手に「高速自殺」を決めた奴が何人かいたが、むしろ有り難いと思っている。僕はさっさと全国対戦に戻りたい側のエージェントだからね。

ただ、そう思わないエージェントがかなりの数いるだろうと言うことは想像に難くない。

高速自殺をやめろとは言わない。メフィストを投入してイベントを走りきった僕の立場で言えることではない。

むしろスターブーストやメフィストの是非、PRカードの取得方法、星の増減、サレンダー機能など、イベントモードそのものについて再度考えるべきなのではないだろうか。

僕はR&Dサポーターズだ。SEGA運営側が僕のブログを見てくださっていることは知っている。だから、この記事を書いたのだ。